IBARAKI sense(銀座)の「栗どら焼き」「究極のメロンパン」「ほっしぃ〜も」

【茨城県】栗どらやき、メロンパン、干し芋パイ!ご当地スター食材のおやつ3選

更新日:2021/10/08

東京にある47都道府県のアンテナショップを巡って出会った、お土産にもぴったりのローカルおやつを紹介する連載「スイーツなかの MEETS ローカルおやつ」。今回は茨城県のアンテナショップ「IBARAKI sense」(銀座)で手に入る、にいつまの「栗どら焼き」、鹿島製菓の「究極のメロンパン」、お菓子のきくちの「ほっしぃ〜も」の3品を選んでお届け!

【01】にいつまの「栗どら焼き」

「IBARAKI sense」(銀座)の「栗どら焼き」

笠間の栗がごろっと!贅沢栗どら焼き!

栗の生産量日本一を誇る茨城県。なかでも笠間市は、栗の生産地としても有名なエリア。近年は和栗を使ったモンブランも人気が高くなっていて、笠間の栗を使っているお菓子もよく見かけるようになりました。創業50年以上の老舗、菓匠にいつまさんの「笠間の栗どら焼き」は、栗好きの方にぜひ食べてもらいたいお菓子。生地と生地がくっつかないほど、笠間産の大粒の栗がごろんと入った、ダイナミックなルックスがナイスィーツ! もう、見てるだけでも、食欲をそそられちゃいます。

「IBARAKI sense」(銀座)の「栗どら焼き」

奥久慈卵を使ったふかふかの生地に、粒あんの舌触りとともに、蜜漬けされた栗のほくほくとした味わいが最高! 手のひらほどのサイズ感ですが、餡と栗のしっかりとした甘みで、中身はぎっしりと詰まっているので、満足度がとっても高いです。

にいつまの「栗どら焼き」

1個270円

【02】鹿島製菓の「究極のメロンパン」

「IBARAKI sense」(銀座)の「究極のメロンパン」

果肉と果汁を練り込んだ究極のメロンパン!

「普通のメロンパンにはメロンが入ってないから本物のメロンを入れてつくっちゃおう!」。そんな驚きの考えから誕生したのが、鹿島製菓さんの「究極のメロンパン」。国内屈指の生産地ならではのご当地感あふれるつくりで、食べると、とにかくメロンの風味に驚きます。パンの生地は赤肉系メロンのオレンジ色をしていますが、これは、水の代わりにメロンピューレを使って生地をこねるという贅沢な製法によるもの。

「IBARAKI sense」(銀座)の「究極のメロンパン」

果汁や果肉を練り込んだパンはふっくらと焼き上がり、メロンの甘い香りに包まれる、幸せのひととき。クッキー生地はしっとりとした食感、挟んだ生カスタードクリームはなめらかな口あたり。それぞれパーツの存在感もあって、食べたときの一体感がナイスィーツ! メロン好きの方に、ぜひ食べてもらいたいです。

鹿島製菓の「究極のメロンパン」

1個301円

【03】お菓子のきくちの「ほっしぃ〜も」

「IBARAKI sense」(銀座)の「ほっしぃ〜も」

ねっとり感そのまま!干し芋パイ!

茨城の干し芋は、国内シェア9割を占めており、全国的に人気です。そのまま食べるのも、もちろんおいしいですが、茨城にあるお店では、干し芋を加工した和菓子や洋菓子がたくさんあります。僕のおすすめが、ひたちなか市に本店がある御菓子処きくちさんの「ほっしぃ〜も」という、干し芋のパイ菓子。干し芋を使った特製餡をパイ生地で包み、甘く香ばしいおいしさが楽しめます。

「IBARAKI sense」(銀座)の「ほっしぃ〜も」

干し芋の製造過程で出る、切れ端を用いており、無駄を出さない、サステナブルなつくりも素晴らスィーツ! 何層にも重なる生地はさっくりとした食感で、干し芋ならではのねっとりとした口あたりに、餡のほっくりとした甘みも相性抜群。小ぶりなサイズながら力強く、食べ応えがあるので、小腹が空いた時のおやつにぴったりです。

お菓子のきくちの「ほっしぃ〜も」

6個入り881円

今回のスイーツに出会える東京にあるアンテナショップはこちら

茨城県のアンテナショップ「IBARAKI sense」(銀座)

コンセプトは“茨城の厳選された逸品を世界へ”。地酒や特産物を使った食品、工芸品など、注目の品が店頭に並ぶ。カフェ&レストランでは地元の旬の味が楽しめる。

SHOP DATA

TEL.03-5524-0818 レストラン予約専用03-6263-2002
住所/東京都中央区銀座1-2-1紺屋ビル1F
営業時間/ショップ・カフェ10:30~20:00 レストラン11:00~23:00(22:00LO)※土・日・祝は~21:00(20:00LO)
定休日/無休(年末年始を除く)
アクセス/有楽町線「銀座一丁目駅」3番出口よりすぐ、JR山手線・京浜東北線「有楽町駅」京橋口より徒歩3分、銀座線「京橋駅」3番出口より徒歩4分、日比谷線・丸ノ内線「銀座駅」A12出口より徒歩6分

ご当地スイーツを紹介してくれたのは

スイーツ芸人・スイーツなかのさん

東京都立川市生まれ。早稲田大学卒業後、吉本興業に所属。子どもの頃から好きだったお菓子を独学で勉強し、唯一無二のスイーツ芸人として活動をはじめる。10年間吉本で活動後、特注のパンケーキハットをトレードマークに幅広く活躍中。老舗からコンビニまで多ジャンルの和洋菓子を一万種類以上食べ歩き、その確かな知識と情報で「林先生の初耳学」「メレンゲの気持ち」「スクール革命」など多数テレビ番組に出演。西武渋谷店では自ら企画した催事「奥渋ギフト」を開催、行政と取り組んだ監修商品を発売するなど、幅広いシーンで活動している。

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PHOTO/KAZUHITO MIURA TEXT/SWEETS NAKANO

※記事は2021年10月8日(金)時点の情報です。内容については、予告なく変更になる可能性があります