年間500軒は食べ歩くというスイーツ芸人・スイーツなかのさんが都内のアンテナショップで探してきた、きらめくご当地の宝石!?のような絶品スイーツをご紹介。アンテナショップを巡って探して出してきた、スイーツなかのイチオシのご当地スイーツは一度は食べたい逸品ばかり! 4月のテーマ「パンのおとも」から、日本橋とやま館(日本橋)の逸品「APLICOCCO インスピレーションフレーズミルク」をお届け。
(c)YOSHIMOTO KOGYO
ボンボンショコラのガナッシュを食べてるみたい!
よろスィーツ!スイーツなかのです。
今回は富山県・射水市の「APLICOCCO(アプリコッコ)」のジャムをご紹介します。アプリコッコさんが作るジャムは、素材の季節感を大切にしていることから、通年で販売しているフレーバーはありません。今回、ご紹介の『インスピレーションフレーズミルク』も5月下旬頃(予定)までの限定! スイーツに詳しい方なら、この名前を聞いたらピーンと来たかも!? そう、フランスのチョコレートメーカー・ヴァローナ社が昨年発売した、あのフルーツ・クーベルチュール“インスピレーション”を使っているのです。
いやあ、これは、かなり驚き! インスピレーションを使ったジャムってあるんですね。なんて、贅沢! ぼくは初めて出会いました。合わせるのは、富山県・越中いちご屋さんのとちおとめ。苺の味をしっかり活かすため、火の味が入らないように弱火で丁寧に炊き上げたそう。食べてみると、まるでボンボンショコラのガナッシュを食べているような、上質なチョコレートのコクとまろやかさ! ただ、苺の果肉感もしっかりと感じ、心地よい甘酸っぱさが素晴らスィーツ! ミルクジャムベースなので、濃厚でクリーミーな甘さはパンとの相性抜群!なんて、美味しいんだ・・・。
もともと、アプリコッコさんは焼き菓子専門店でした。ジャムの専門店になったきっかけは、店主の娘さんが小学生だった頃に学校に行くのが辛い時期があり、その時に「お母さんのジャムがあるなら、私早起きして朝食つくるよ」といった言葉だったそう。ちゃんと美味しいものを届けたい、その気持ちがより伝わってきますよね。素材に対し真摯に向きあう、アプリコッコさんのジャムを季節ごとに食べてみたいな。瓶もスタイリッシュなので、贈り物にもナイスィーツ!
ご当地スイーツDATA
- スイーツ名
- 「APLICOCCO インスピレーションフレーズミルク」
- 価格
- 810円
- 販売期間
- 季節限定商品(2019年5月末頃まで販売予定) ※売り切れ次第終了
- 主な販売場所
- 【富山市】石窯で焼くパンの店 ボブ(富山市奥田双葉町12-35)、自家焙煎珈琲豆専門店 BEANS (富山市婦中町西ヶ丘1丁目11) 、ととやま 毎月第一月曜日限定販売(富山市新富町1丁目2−3 CiCビル 1F)、
【高岡市】ブーランジェリー グランオム(守山町38-1)
【東京都】日本橋とやま館(日本橋)
- 通販
- なし
- 注
- ※日本橋とやま館ほか店舗の在庫については、各店舗へお問い合わせください
都内ならここで手に入れて!富山県のアンテナショップ
- スポット名
- 日本橋とやま館(日本橋)
- 電話番号
- 0362622723 0362622723 (代表)、03-3516-3020(ショップ)、 03-3516-3011(和食レストラン)
- 住所
- 東京都中央区日本橋室町1-2-6日本橋大栄ビル1F Map
- 営業時間
- ショップ10:30~19:30 和食レストラン11:30~14:30、17:00~22:30(日祝~21:00)バーラウンジ11:00~21:00
- 定休日
- 無休(年末年始、ビル設備点検日等を除く)
- 交通アクセス
- 東京メトロ銀座線ほか「三越前駅」B5よりすぐ
- ホームページ
- ショップ詳細を見る
ご当地スイーツを紹介してくれたのは
スイーツ芸人・スイーツなかの
東京都立川市生まれ。早稲田大学卒業後、よしもとクリエイティブ・エージェンシーに所属。特注オーダーのパンケーキハットをトレードマークに、唯一無二の“スイーツ芸人”として活動。和菓子・洋菓子ともに老舗の名店からコンビニまで多ジャンルのスイーツを、今まで5000種類以上を食べ歩いた。日本スイーツ協会認定スイーツコンシェルジュ会員でもあり、その確かな知識でテレビ、ラジオ、雑誌など多数メディアに出演。スイーツのプロフェッショナルとして、ライター、商品監修、セミナー講師など幅広いシーンで活躍中
PHOTO/AYUMI OSAKI TEXT/SWEETS NAKANO