新宿みやざき館KONNEのお正月

【お正月グルメ】宮崎県の正月に欠かせない、本格焼酎や栗きんとん、美しい干しエビ

更新日:2018/12/26

お正月のお祝いにいただく料理は、地方色が豊か。宮崎県では、焼酎を片手に地元産の干しエビをおつまみにしたり、県産素材のみを使った栗きんとんを食べたり。その味わいやお正月ならでは食べ方などを、新宿にあるアンテナショップ「新宿みやざき館KONNE」のスタッフ、内野さんに聞きました。

「特別蒸留霧島 紅白ペアセット」6873円(各赤3535円、白3338円)

普段からお酒を嗜む県民性。お正月は宮崎の“いい焼酎”でお祝いを

「男女ともにお酒をよく飲み、強いですね」と語る内野さんが教えてくれたのは、宮崎ではハレの日に日本酒ではなく焼酎を飲むということ。焼酎造りが盛んで、38の焼酎蔵元と42の醸造所があり、南北に伸びる土地柄、芋や麦、米、そばなどバラエティ豊か。

普段、地元で愛飲されているのは、他県ではほぼ見かけないアルコール度数20度の本格焼酎。一方で、お正月には度数の高い“いいお酒”を飲むことも。そんなお祝いの席にぴったりなのが、宮崎を代表する「霧島酒造」の「特別蒸留霧島 紅白ペアセット」(6873円/各赤3535円、白3338円)。40度と強めながら、穏やかなサツマイモの香りを感じる白、フルーティで華やかな赤、どちらもスッと柔らかな口当たりに魅了される。蔵元おすすめのロックで味わって。

「栗九里」1158円は期間限定の販売

高千穂・日之影の栗を100%使用。売り切れ必至の栗きんとん

お正月料理の定番である栗きんとんは、関東ではペースト状の栗と甘露煮を混ぜ合わせたものがスタンダードだけれど、宮崎では羊羹のような細長いタイプがよく食べられる。

なかでも、県北部の特産品である「高千穂・日之影くり」を100%用いた栗きんとん、「栗九里」(1158円)がブレイク中なのだとか。「お土産でもらうなど一度食べた人がやみつきになり、お問い合わせの多い商品です。あまりの人気ぶりに、最近では購入本数制限も検討しています」(内野さん)。

原料は栗と砂糖のみで、ほくほくとした食感と栗の芳醇な香りが楽しめる。羊羹のような長さ20cmほどの細長いパッケージで、冷凍保存もOK! お正月のお茶請けや手土産に利用したい。

「干し海老」378円

一度で二度おいしい!美しいエビは雑煮やおせちに大活躍

ピンク色の美しい干しエビの出汁で作るお雑煮は、宮崎の延岡地方の伝統食。干しエビは延岡の土々呂港沖で獲れるジンケンエビという種類で、一度湯がいているためキレイなピンク色をしているそう。

「普段からスープやお味噌汁、かき揚げ、チヂミなどさまざまな料理に使われている干しエビですが、お正月にも欠かせません」と内野さん。香り高く芳醇な味わいの干しエビは出汁に使った後、彩りとしてお雑煮にのせたり、醤油やみりんで甘辛く味付けをしておせち料理の一品にしたり・・・。そのまま焼酎のアテとしておつまみにすることも。1匹が2~3センチと大きいため、食べ応えも抜群!

今年のお正月は、宮崎の焼酎や特産品を使った料理を取り入れてみては。新年のお祝いをおいしく楽しもう。

新宿みやざき館KONNE(新宿)

開館20年を機に2018年4月に全面リニューアルオープンした、新宿サザンテラス内にある宮崎県のアンテナショップ。本格焼酎や鶏の炭火焼きなどの物販コーナーや名物ソフトクリームがいただけるテイクアウトコーナー、レストランなどが揃う。

電話番号
0353337764 0353337764 (1F)
住所
東京都渋谷区代々木2-2-1 新宿サザンテラス内 Map
営業時間
1F10:00~20:00 2Fレストラン11:00~15:00(14:00LO)、17:00~23:00(22:00LO)
定休日
無休(年末年始を除く)
交通アクセス
JR線ほか「新宿駅」南口より徒歩3分
ホームページ
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PHOTO/NORIKO YONEYAMA  WRITING/NOZOMI SUZUKI

※記事は2018年12月26日(水)時点の情報です。内容については、予告なく変更になる可能性があります