横浜の中華街さんぽをもっと楽しむ「新定番」

横浜の中華街さんぽをもっと楽しむ「新定番」

更新日:2020/03/25

この店でしか食べられない名物料理がひしめく中華街。一度は食べておきたい名物料理を押さえつつ、今回はリピーターが注目する隠れた人気料理を「新定番」としてフォーカス! オズマガジン4月号「春は横浜へ」特集からセレクトした、新しい味に会いに行こう

人気の食材を斬新な調理法で
海鮮料理の新定番

きっと初めて出会う、こりっ、ぷりっとした新食感!
紹興酒でマリネし、さっと熱湯にくぐらせるからクセは皆無。上品で贅沢な珍味。XO醤入りの酢醤油で味わって ふかひれの刺身2640円

きっと初めて出会う、こりっ、ぷりっとした新食感!

中華街で初めてチャーシュー丼を作るなど、創意工夫を凝らした創作中華が登場。名物は大きな蟹が2杯ものる渡り蟹の炒めで、ほどよくにんにくをきかせたソースには蟹の風味がたっぷり。身を食べた後はとろとろのソースに麺378円をからめて余すことなく味わって。フォアグラやフカヒレなどの高級食材も、ここにしかない食べ方で楽しめる。

興昌

コウショウ 
TEL.045-681-1293 
住所/神奈川県横浜市中区山下町139 
営業時間/12:00~14:00(LO) 17:00~20:50(LO) 
定休日/水曜
アクセス/元町•中華街駅より徒歩4分
興昌

活き帆立の団子に干し貝柱をまぶしたリッチな料理
ふわふわの蟹肉入りあんと帆立団子に潜むさくっとしたクワイがアクセント。蟹と帆立の高貴な風味にうっとり ダブルほたてとクワイのカニあん掛け2640円

活き帆立の団子に干し貝柱をまぶしたリッチな料理

宮廷料理が発達した北京の伝統の味を手軽に味わえる店で、肉まんや水餃子など小麦粉を使った料理のスペシャリストでもある。たっぷりのスープがあふれ出す小籠湯包は創業以来の名物。あっさりしていて何個でも食べたくなるのは、ラードを加えず肉のうまみだけを閉じ込めているから。常連の声で生まれたピリ辛ナスそばなどオリジナル料理も多い。

北京飯店

ペキンハンテン 
TEL.045-681-3535 
住所/神奈川県横浜市中区山下町79-5 
営業時間/11:30~22:00(サービスランチ14:30 LO、ディナー21:00LO)
定休日/なし
アクセス/元町•中華街駅よりすぐ
北京飯店

肉料理ならではのレア食材が登場
肉料理の新定番

南乳でとろとろに煮込んだやさしい味わい
豆腐を発酵させた中国の調味料「南乳」と一緒に蒸し煮。脂が落ちて、食べ応えがあるのに軽い食べ心地 豚バラ肉の南乳煮込み2800円

南乳でとろとろに煮込んだやさしい味わい

明治創業の老舗だが、ひとりでも入りやすく、古きよき時代を感じさせる雰囲気も魅力。伝統的な広東料理が中心で、専属の職人が窯でじっくり焼きあげる焼物が名物。ほんのり甘くしっとりしたチャーシューと、カリカリに焼いた皮付き豚バラ肉の焼物は必ず食べたい二大人気メニュー。チャーハンなどシンプルな料理にも老舗の技が光る。

同發 本館

ドウハツ ホンカン 
TEL. 045-681-7273 
住所/神奈川県横浜市中区山下町148  
営業時間/11:30~14:00(LO) 17:00~21:30(20:30LO) 土・日・祝11:00~21:30(20:30LO)
定休日/火曜(祝の場合前後不定休)
アクセス/元町•中華街駅より徒歩3分
同發 本館

わらび餅のようなもちもち春雨と牛肉のコラボ
香り高い唐辛子と花椒で煮込む四川伝統の調理法•水煮スタイル。辛うまソースを吸った春雨が絶品 わらび春雨の牛肉煮込み1188円

わらび餅のようなもちもち春雨と牛肉のコラボ

四川地方の古典劇「変面」のショーが無料で楽しめる店。四川料理を中心に、現地に行かないと食べられない珍しい食材や郷土料理を提供。豆乳から手作りする名物の豆花は、デザートのほかサラダや煮込みなどメニューがたくさん。迷ったら食べ比べをぜひ。山椒ねぎソースに麻辣、甘いシロップ、味も食感も異なる豆花の魅力に出会える。

中国郷土料理 錦里

キンリ 
TEL. 045-264-8552 
住所/神奈川県横浜市中区山下町202-9  
営業時間/11:30~15:00(14:30LO) 17:00~23:00(22:30LO ) 土•日•祝11:30~23:00※土•日•祝の昼は11:30~、13:30~の2部入れ替え制 
定休日/なし
アクセス/石川町駅より徒歩5分
中国郷土料理 錦里

店オリジナルの個性派麺が楽しい
麺類の新定番

人気急上昇中。変わり種の中華麺
中国西安地方に伝わるまぜ麺。麺を叩きつけて打つときに出る音が名前の由来 焼き牛肉ビャンビャン麺880円

人気急上昇中。変わり種の中華麺

日本でも専門店が続々と誕生している蘭州ラーメンが中心の店。新定番のビャンビャン麺は、モチモチとした幅広麺と肉、にんにく、タレをからめて味わう食べ応えのある1皿。牛骨とスパイスのスープ、にんにくの葉や大根などを具材にした中国西部地方のソウルフード・蘭州ラーメンとの食べ比べも楽しい。

蘭州牛肉拉麺

ランシュウギュウニクラーメン
TEL. 045-323-9866 
住所/神奈川県横浜市中区山下町139 ケンビル   
営業時間/11:00 ~ 22:00(LO)
定休日/木曜 
アクセス/元町・中華街駅より徒歩5分
蘭州牛肉拉麺

食材のうまみが凝縮、体が喜ぶ味
シンプルスープに海鮮具材と野菜もたっぷり。ほうれん草を練り込んだ麺が美しい 海鮮ヒスイラーメン1320円

食材のうまみが凝縮、体が喜ぶ味

古代中国から伝わる「薬食同源」の思想をくんだ、台湾薬膳料理店。油は控えめで、素材の風味をしっかりと引き出した料理は、女性を中心にファンが多い。台湾の伝統薬膳料理のひとつ、クコの実と蒸し若鶏の長ネギスペシャルソースがけは、甘めのネギソースと鶏が好相性の、体も心も躍る人気メニュー。

青葉 新館

アオバ シンカン
TEL. 045-663-3770 
住所/神奈川県横浜市中区山下町97   
営業時間/11:30~22:00(21:50LO) 金・土~ 23:00(22:50LO)
定休日/月曜 
アクセス/元町・中華街駅より徒歩3分
青葉 新館

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オズマガジン4月号「春は横浜へ」では、春に気持ちのいい横浜のおでかけをたっぷりご案内しています。

OZmagazine「春は横浜へ」特集
発売日/2020年3月12日(木)
価格/700円
販売場所/全国の書店、コンビニエンスストア、駅売店などで発売
ホームページ
「春は横浜へ」特集号を見る

PHOTO/HIROSHI KIYONAGA, AYA MORIMOTO, NORIKO YONEYAMA WRITING/MOYO URASHIMA, KAORI MINETSUKI

※OZmagazine(2020年3月12日発売)の情報を転用して掲載しています。2020年3月12日以後、各店の営業時間や定休日などは時期によって変わる場合もありますのでご了承ください

※記事は2020年3月25日(水)時点の情報です。内容については、予告なく変更になる可能性があります