【OZmall限定:フェムテック認定資格】フェムゾーンケアを学ぶ

2021年の新語・流行語大賞にノミネートされた「フェムテック」。「Female」と「Technology」を組み合わせた、女性ならではの不調や症状、悩みを解決する商品やサービスのことを指す造語。今回は、特に「フェムゾーン」と呼ばれる内性器(腟と子宮)と外性器(外陰)のケアについての学びの場。ページ内でしっかり学んだら、OZmall限定の認定資格を受けて、今日から毎日のケアに取り組んで。

更新日:2022/11/02

フェムケアはなぜ大事?

「フェムゾーン=自分の健康のバロメーター」の認識で毎日のケアを

女性にとって、フェムゾーンは月経によるムレやかぶれが起こったり、疲労が原因でカンジタになってしまったりなど、トラブルが起こりがち。
女性は生涯を通して女性ホルモンの増減があり、フェムゾーンの環境やお悩みもその時々で変化するもの。
フェムゾーンの状態は“自分の健康のバロメーター”というくらい大切。
ついつい「しょうがないもの」と片付けてしまっている人も多いのでは?
例えば、月経中のフェムゾーンのかゆみは、実は当たり前の症状ではないと知っていますか?

婦人科に行くほどでもないと思いがちですが、気になったらまず婦人科や女性泌尿器科の受診がおすすめ。
そして普段からケアすることで、早めに異常に気が付いたり、トラブルを未然に防ぐこともあるので、まずは日々のケアを心がけて、充実した毎日を目指してみて。

フェムケアってどうやるの?

実際に行うフェムゾーンのケア方法をここではレクチャー。基本はスキンケア同様、「洗う」「潤す(スキンケア)」「マッサージ」の3ステップ。ぜひ取り入れてみよう。

①洗う

石鹸はあらかじめ手のひらで泡を立てる。タオルなどは使わず、指で洗うことが大事。汚れがたまりやすい小陰唇の裏側もしっかり洗浄を。
※腟には自浄作用があるため、深いところまで洗う必要はありません

②潤す

フェムゾーンの乾燥は、様々な肌トラブルのほか、老化や黒ずみの原因にも。
保湿アイテムを指にとったら、指の第一から第二関節くらいまでを腟に入れて塗布。余ったものを外陰部に塗るのがおすすめ。

③マッサージ

保湿と同時に軽くマッサージ。腟があたたまり、女性ホルモンの働きが整う。
このときに肛門や腟・尿道をキュッと締めて、胃のほうに持ち上げられるかチェック。
※体調が悪いときや月経はじめの3日間は避けてください

ケアアイテムの選び方①洗浄アイテム

フェムケアアイテムには様々な種類があり、どれを選ぶか迷うところ。それぞれのメリットや傾向を比べて、お気に入りのアイテムを選んでみて!

【石鹸タイプ】

合成界面活性剤やプラスチック容器を使用することが少ない。
体と環境への配慮ができるという観点から選ぶ人も。

【泡タイプ】

短時間で洗い上げることができ、習慣化したい方におすすめ! 
泡で包み込むようにやさしく洗うことができ、保管も便利。

【ジェルタイプ】

摩擦を軽減しながら洗うことができ、肌を傷めにくい。
泡立ての必要がなく、マッサージ感覚で使用できる。

ケアアイテムの選び方②保湿アイテム

【化粧水・ミストタイプ】

乾燥しやすいフェムゾーンに水分を与えてくれる。さっぱり感を重視した商品のラインナップが多い。

<こんな使い方ができる>
・下着にプッシュしてニオイケア
・持ち運んで外出先でのケア
・ティッシュに吹きかけてふきとる

【ミルクタイプ】

水分と油分がバランスよく配合され、適度に保湿できるのが魅力。伸びのいいものも多いので、専門店では「まずはミルクを1本」という選択をする人も。

<こんな使い方ができる>
・下着の摩擦軽減
・潤滑剤

【ジェル・ローションタイプ】

とろみがあり、もっちり感を得ることができる。マッサージにもおすすめ。商品ごとにテクスチャ―の差が大きいので、手で試すなどして、好きなものを見つけてみて。

<こんな使い方ができる>
・下着の摩擦軽減
・潤滑剤

【オイルタイプ】

乾燥しやすいときや寒い時期でもしっかり保湿可能。オイルの効果で肌を柔らかく保つ。香りを楽しむことができる精油入りのアイテムも。

<こんな使い方ができる>
・妊娠中のマッサージ
・お風呂あがりのマッサージ

まとめ

第二の顔ともいわれるフェムゾーン。人には見えないところですが、色々なトラブルで女性を悩ませてしまうことも。フェムゾーンの悩みを気にせず充実した日々を過ごすためにも、年齢に関わらず“フェムケア”を始めることが大切。

今回お話を聞いたのは・・・関口由紀先生

一般社団法人日本フェムテック協会 代表理事
医療法人LEADING GIRL 女性医療クリニックLUNAグループ理事長、横浜市立大学客員教授、日本泌尿器科学会専門医、日本東洋医学会専門医、日本性機能学会専門医。日本排尿機能学会専門医。
著書に『セックスにさよならは言わないで(径書房)』ほか多数。

フェムケア関連アイテム

オンドミュウ ドルチェローズ NAMAジャウムソープ

やさしく悩みをケアしてしっとり仕上げる、フェムゾーンのための生石鹼。
23種類もの植物由来エキス・美容成分を配合。気になるニオイや黒ずみ、かゆみなどの悩みにアプローチしながら、ハリとうるおいを感じるつや肌に導く。低温でゆっくり熟成する「枠練り コールドプレス製法」で作られるソープは、保湿力が高く、洗いあがりしっとり。デリケートなフェムゾーンの肌を考えた、6つのフリー処方(※)。

※サルフェート(硫酸系界面活性剤)、シリコーン、アルコール、防腐剤、鉱物油、合成着色料フリー

オンドミュウ ドルチェローズ NAMAジャウムソープ

アールアノンDジェル

うるおいとハリのあるフェムゾーンへ導く保湿ジェル。
幹細胞エキス(※1)と乳酸菌(※2)が理想的な肌コンディションに整え、保湿力に優れたエイジングケア成分が乾燥を防ぎ、うるおいとハリをキープしてくれる。みずみずしくすーっとなじむジェル状のテクスチャーで、べたつきにくく、ずっと続けたくなる優しい使い心地。
フェムゾーンのpHにあわせた弱酸性。

※1 ヒトサイタイ間葉幹細胞純化培養液(整肌成分)
※2 乳酸桿菌 / 乳発酵液(牛乳)、エンテロコッカスフェカリス(すべて整肌成分)

アールアノンDジェル

information

日本フェムテック協会認定資格2級

WEB上で無料で取れる3級を受験後に、より体系的に「フェムテック」を学ぶ講座。

近年拡大するフェムテック産業の概要と、女性ならではの健康課題を学ぶことができる。
女性の一生涯の心身の変化やリスク、予防法・対策・医療機関との付き合い方を学ぶことで、女性自身が、長期的な視点で自分の心と体のバランスを保てるよう、備えられる。

また、男性と女性の心身と体調の違い(女性のホルモン変化とその影響)や、年齢による変化・リスクを知ることは、他者を知ることでもあり、組織やチームメンバー、家族間の相互理解を深めていただくこともこの講座の目的のひとつになっている。

年齢や性別を超えた「自己理解・他者理解・相互理解」の向上として、日本フェムテック協会認定資格2級をぜひ活用してみて。

【特集】プチ不調や身体の悩みを解消!わたしの保健室

不安定な状況のなかで気になる、ココロとカラダのプチ不調。病院に行くまでもない・・・と我慢してしまったり、解決策を探そうと思っても世の中には情報があふれすぎていたり。そんな働く女性たちに寄り添う“保健室”のような存在をオズモールはめざします。記事を通して自分の不調や悩みと向き合ってみて。

WRITTING/NAOE YAMAMOTO

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※記事は2022年11月2日(水)時点の情報です。内容については、予告なく変更になる可能性があります

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