パートナーも気にしている!?薄毛・AGAの原因と対策
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パートナーも気にしている!?薄毛・AGAの原因と対策

更新日:2021/03/01

彼氏や配偶者など、パートナーの薄毛問題。この記事では、男性の薄毛のなかでも特に「AGA」という進行性の病気について、原因や対策、病院にかかる場合の費用や副作用について紹介します。自分のパートナーがAGAやAGA予備軍かどうかをチェックできるチェックリストもあるので、ぜひ試してみて。

AGAとは
出典:ヘアメディカル関連クリニック

AGAとは

「AGA(エージーエー)」とは「AndroGenetic Alopecia」の頭文字をとったもので、日本語名を「男性型脱毛症」という。薄毛やハゲには、原因や進行状況の違いからさまざまなタイプがあり、なかでも思春期以降の若い男性に多いのがAGAだ。

今では明確になっているAGAのメカニズム。骨や筋肉、血液を作る男性ホルモンの一種である「テストステロン」が「5aリダクターゼ」という酵素と結びつき、毛髪の元となる毛母細胞の活動を低下させる作用がある「ジヒドロテストステロン」という男性ホルモンに変化してしまうことから起きるんだそう。生え際や頭頂部には、テストステロンと5aリダクターゼを結びつける「アンドロゲンレセプター」という受容体が多くあるため、生え際がだんだん後退したり、頭頂部が薄くなったりすることが多いんだとか。

近年メディアでも話題になっているように、AGAは進行性の病気である一方、病院で適切に治療を受ければ薄毛・薄毛の進行を抑えたり、細胞に直接働きかけて発毛を促すことも可能なんだとか。薄毛の治療法は確立されているため、AGA・薄毛の悩みは今や解消される時代。パートナーが悩んでいるようだったら、治療できることを教えてあげよう。

まずはAGAのセルフチェックを

まずはパートナーに下記のAGAセルフチェックをやってもらおう。2~3個以上当てはまったり、薄毛・抜け毛で少しでも悩んでいる場合は、AGA専門外来でのカウンセリングをすすめてみて。

1.両親、父方の祖父、母方の親族のいずれかが薄毛である
2.抜け毛が増えてきたと感じる
3.生え際が後退していると感じる
4.頭頂部が薄くなったと感じる
5.髪の毛に元気がないと感じる
6.産毛のように細くて短い髪の毛が増えた
7.同年代と比べて髪の毛の量が少ない
8.日頃からストレスがたまっている
9.寝不足が続いている
10.油っこいものをよく食べるなど、食生活が偏っている

カウンセリングを予約する前に、もう少し詳細な診断結果を知りたい人には、AGAの危険度を5段階で知らせてくれるこちらのサイトがおすすめ。

原因と対策・副作用について

原因と対策・副作用について

AGAは近年になって治療方法が確立され、一般的な医療機関でも適切な診察や治療、処方を受けられるようになっている。

男性ホルモンが大きな要因となっているAGA。さらに一歩踏み込んで説明すると、男性ホルモンであるテストステロンと酵素が結合してできたDHT(ジヒドロテストステロン)の働きに関係して薄毛を発症する。

内服薬のフィナステリドという物質は、その酵素の作用を妨げることでジヒドロテストステロンの生成を抑え、AGAの症状を改善してくれるというもの。副作用としてまれに性欲減退や勃起不全、頭痛などが報告されることがあるが、副作用のリスクは大変低いとされている。また、男性ホルモンそのものを減らす物質ではないということも覚えておきたい。

一方、外用薬として処方されるミノキシジルは、毛根部分の血管拡張を促すことで発毛を増やす医薬品。フィナステリドと同様、厚生労働省から認可されており薄毛の治療薬として使用されている。市販の発毛剤などにも使用されているミノキシジルだけれど、体質や体調によってかゆみや皮膚炎を発症するケースがあるため、医師と相談しながら使用方法や使用量をコントロールできると安心だ。

抜け毛や薄毛で悩んでいる人のなかには、シャンプーやサプリ、市販の発毛剤などでセルフケアをしている人もいるかもしれない。しかし進行性の病気であるAGAに関しては、適切な医療機関で早めに治療や投薬を受けることでより良い結果が得られるもの。AGAの疑いがある人は医療機関への受診を検討してみよう。

AGA=男性型脱毛症は治せる病気

AGA=男性型脱毛症は治せる病気

2005年に日本初の薄毛治療薬ができてから、現在では、さまざまな方法が確立されているAGAの治療。飲み薬を含め、大きく分けて3つの治療方法があるので、もしパートナーが薄毛で悩んでいるならおしえてあげよう。

・投薬による治療
飲み薬では「フィナステリド錠」「プロペシア」「ザガーロ」といった脱毛を防ぐタイプの薬が代表的。ただし、20歳未満や持病がある人の服用は不可で、特に女性は絶対に触れてはいけない薬なので注意が必要。また発毛を促すタイプとしては「ミノキシジル」が良く知られており、飲み薬にも塗り薬にも使用されている。こちらも服用や塗布には制限があるので、医師から正しく処方してもらうようにしよう。
投薬治療の費用はクリニックによって異なるが、だいたい1カ月あたり1万円から3万円程度。薬の使用期間のみ効果が持続するので、月1回の通院で脱毛や育毛の状態を診断してもらいながら継続的な治療に取り組める。

・植毛による治療
植毛はおもに自毛植毛といい、自分の毛根を頭皮に移植する外科手術のこと。1回の手術の後、約1年で効果が現れ、持続性も高い。一方で1回あたりの費用は100万円程度と高額。
ちなみに増毛は、植毛治療とは区別されており、人工毛を生えている毛に結びつけてボリュームアップに見せるケアのこと。治療ではなくあくまでもヘアエクステンションの一種だが、体質やさまざまな事情で薬剤や手術を行えない場合は検討してみて。

・注入による治療
注入治療は、発毛成分や育毛成分の入った薬液を頭皮に直接注入する治療方法。ダイレクトに頭皮にアプローチできるのが最大のメリットで、6~16回程度の施術の後、半年から1年程度効果が持続する。施術回数や薬液の使用量などにより、費用は20万円程度から100万円を超えることもある。

上記の3タイプのなかでも、投薬による治療は他と比べてリーズナブルでリスクも低いのが特徴。そのため一般的には、投薬による治療からAGA治療にトライすることが多い。

クレアージュ東京 エイジングケアクリニックだから出来る治療

クレアージュ東京 エイジングケアクリニックは、発毛治療に特化した薄毛治療専門クリニックとして、AGAの治療を後押ししているそう。

そのなかでもAGA治療専門クリニックでは、AGAリスクを遺伝子レベルで調べる検査や、毛髪のミネラル診断といった検査を受けられるうえ、薬の濃度や種類なども1人ひとりに合った処方を受けることができる。また、多くの治療実績からさまざまなタイプのAGAに適切に対応できるところもポイント。

気になる費用については検査や処方によって差があるものの月1万円~3万円前後。発毛薬であるミノキシジルなどの処方も含まれるため、普段ヘアケア用品やサプリメントなどを購入している人にとっては意外と安価に感じるかもしれない。

パートナーが薄毛の悩みを抱えているのなら、専門クリニックでの治療について教えてあげてみては?

教えてくれたのは
クレアージュ東京 エイジングケアクリニック

「クレアージュ東京 エイジングケアクリニック」は、薄毛治療の専門クリニックとして13年(2020年11月現在)の歴史を持つ。13年間で薄毛に悩む女性、20万人※を治療してきた実績をもとに、1人ひとりの症状に合わせたAGA治療を行なっている。
※2007年4月~2019年12月のクレアージュ東京 エイジングケアクリニック(旧Dクリニック東京ウィメンズ)延べ患者数

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WRITING/ATSUKO HABU

※記事は2021年3月1日(月)時点の情報です。内容については、予告なく変更になる可能性があります