【広島県・福山市】潮待ち文化の港町で、五感を磨く2泊3日モニターツアー
更新日:2018/12/05
今回の募集するのは、かつて港町として栄えた、瀬戸内の中央に位置する広島県福山市を2泊3日でめぐるモニターツアー。いにしえの時代からはぐくまれ、今も土地に根付く“潮待ち文化”を感じながら、古い町並みを歩いたり、市街地でちょっとディープにはしご酒をしたり。禅の世界にも触れて、五感を研ぎ澄ます旅へ。
広島県福山市に根付いた“潮待ち文化”ってなに?
時代を超えて息づく、歴史ある港から生まれた“潮待ち文化”
潮待ちとは、航海に適した潮を待つこと。潮の流れを利用して航海していた時代は、この潮待ちが安全な航行に欠かせなかった。そんな“潮待ちの港”として栄えたのが、現在の福山市の中心地から南へ10㎞ほど離れた鞆の浦。航海の途中で多くの人が立ち寄るようになった鞆の浦は、文化・学問・技術・物資・情報が集まる地となり、江戸時代には交易都市として発展。歴史や伝統を守りつつも、港を訪れる人と交流し、新しい物事を受け入れて新たな文化として根付かせてきた。そうして生まれた“潮待ち文化”は現代にも受け継がれ、地域の人々の誇りになっている。
【みどころ1】“潮待ち文化”発祥の地・歴史情緒あふれる鞆の浦を散策
160年前と変わらぬ鞆の浦のシンボル・常夜燈と石組の船着き場が風情たっぷり
江戸時代に港町として大きく発展し、今も当時のままの風景が残る鞆の浦では、地元のボランティアガイドさんの案内で町歩き。昔から港をめざす人々の目印となり、現在も夕方になると灯りを点す町のシンボル「常夜燈」、石組み階段の船着き場「雁木(がんぎ)」などをめぐりながら鞆の浦について学べば、潮待ち文化により親しめるはず。
散策をしておなかが空いたら「鯛亭」で鞆の浦の名物・鯛めしをいただこう
市営渡船場の近くに立つ「鯛亭」では、鞆の浦の名物として知られる鯛めしを堪能。鯛のだしがしっかりと利いたごはんに、鯛のほぐし身がたっぷりと入った鯛めしは、鯛の上品なうまみが口中に広がって、うっとりするほどのおいしさ。料理長の丁寧な仕事を感じる料理やお造りを盛り合わせた前菜とお吸い物付きの鯛めしデラックスで、心まで潤う贅沢ランチを。
瀬戸内海を望む絶景スポット! おっぱい絵馬が奉納される「阿伏兎観音」へ
国の重要文化財に登録されている朱塗りの観音堂が風格たっぷり。子授け、安産の観音様として信仰を集め、観音堂には手作りのおっぱい絵馬がたくさん奉納された「阿伏兎観音」。観音堂が立つ海にせり出した崖の上からは、古代より多くの人が行き交ってきた瀬戸内海を一望。まるで心が洗われる絶景が広がっているから、すがすがしい気持ちでお参りできる。
【みどころ2】潮待ち文化だからこそ生まれた気さくであたたかな地元の人との触れ合い
ディープな福山市をご案内! はしご酒で瀬戸内の美味と地元の人の交流を味わう
ディープな福山市ローカルを満喫できるのも今回のツアーのみどころのひとつ。宿泊先となる「アンカーホテル福山」のスタッフの案内で、福山駅周辺の瀬戸内の美味しい魚や山の幸、お酒などを堪能するはしご酒(3~4軒)。気さくでおしゃべり好きな人柄の人が多いから店主や地元の人と交流しながら、福山の魅力を感じて。
古民家アトリエでminimini機織りを体験&体に優しいお弁当ランチ
藍染などの染色、デニム織布製造などが盛んな福山市。“テキスタイリスト”として活動するカイサヨコさんは、北欧・フィンランドへ留学し昨年帰国。古民家のアトリエでテキスタイルのお話を聞きながら、コースター作りなどを体験。昼食は、ほたるの里と呼ばれる地にひっそりと佇むカフェ『日和食堂』のお弁当。アーユルヴェーダの知恵を活かした優しい和食ごはん。地元産無農薬野菜を中心に使用。自然の恵みを感じさせる繊細な味わいで心も体も元気にしてくれるよう。
2016年の春に誕生した「せとうち母家」で、地元の新鮮な食材を使った料理を楽しもう
里山にたたずむ築 100 年越えの古民家をリノベーションした1日1組限定の宿、「せとうち母家」。大きな看板犬が迎えてくれるこちらが1日目の宿泊先。夕食は、地元の食材を使った目でも楽しめる料理をケータリングで用意。おいしい料理とともに、地酒を飲み交わしながら、地元の人との交流を楽しもう。
【みどころ3】潮待ち文化から生まれた産業・デニムの新旧を体感
国内最大のデニムの産地・福山を代表する「カイハラデニム」で生地見学&藍染体験を
古くから織物づくりが盛んで、国内屈指のデニム生産量を誇る福山市。その中核を担う「カイハラデニム」は、国内外さまざまなブランドのデニム生地を生産し、ブルーデニムにおいては国内50%以上のシェアを誇るそう。今回はこの企業を訪れ、デニム生地を見学。藍染体験もして、身近なジーンズのあれこれをお勉強してみたい。
福山市市街地の新生ホテル「アンカーホテル福山」の客室はデニムが主役
2018年12月15日にオープンしたばかり。2日目の宿泊は福山駅から徒歩3分、レンガ造りの外観が印象的な「アンカーホテル福山」へ。洗練された雰囲気の客室は、ベッドカバーなどのファブリックをデニムで統一。紺色のルームウエアの帯もデニムにするなど、細やかな発見が楽しくなりそう。モダンな家具や小物類も要チェック。
【みどころ3】「神勝寺 禅と庭のミュージアム」で自分と向き合う禅体験を
宙に浮かぶような巨大アートパビリオン「洸庭(こうてい)」で意識を集中、無心になる
福山市の山あいに広がる「神勝寺 禅と庭のミュージアム」は、アートや食などを通して禅の世界を体感できるスポット。その象徴といえるのが、彫刻家・名和晃平とクリエイティブ・プラットフォーム「SANDWICH」が設計した全長46ⅿのアートパビリオン「洸庭」。小さな入口から中へ入ると、暗闇のインスタレーションが体験できる。視覚と聴覚を研ぎ澄ませながらのアート鑑賞は、無心になれて心地よさすら感じるほど。
神勝寺
神勝寺 禅と庭のミュージアム
静けさに包まれながら坐禅して、心と体を整える時間に
神勝寺の「坐禅堂」では、禅の基本的な修行法でもある坐禅を体験。静けさ漂うお堂で姿勢を正して坐っていると、しだいに呼吸が整えられて、心のすみずみまで軽やかに。坐禅はそういった柔軟な気持ちを養うのにとてもいい方法なのだとか。所要時間は約1時間。心が穏やかになれる時間は、自分と向き合えるよい機会もなりそう。
歴史ある茶室を復元した「秀路軒」で茶道体験を
約7万坪におよぶ「神勝寺 禅と庭のミュージアム」の広大な敷地内には、移築や復元した由緒ある建物が点在。天明の大火で焼失した表千家の残月亭および不審庵を再現した茶席「秀路軒」もそのひとつ。茶室内では、抹茶とお菓子で一服できるので、禅宗と深いつながりを持つという茶道を体験して、禅の心を感じてみたい。
さまざまな禅画を描いた白隠コレクションを公開
臨済宗中興の祖として知られ、禅画を用いて禅宗の教えを広めた江戸中期の禅僧・白隠。境内の無明院の中にある「荘厳堂」には、その白隠の禅画や墨蹟を常設展示。思わず笑みがこぼれてくるようなユニークなタッチや、愛嬌あふれる禅画も多いから、親しみやすく、禅宗を知る初めの一歩にぴったり。落ち着きに満ちた展示空間も心地よく、ゆったりとした気分で観賞できる。
修行僧のごちそうを味わって、奥ゆかしい禅の心を知る
境内の遊歩道沿いにひっそりと佇む「五観堂」では、食を通して禅を体感。こちらで味わえるのは、僧堂(修行道場)と同じ形式で、修行僧のいちばんのごちそうでもあるうどんを再現した神勝寺うどん。3枚組の器と長く太い箸を使って、湯だめのうどんを味わう。ごちそうとはいえ、僧堂(修業道場)の作法にならっていただいていると、修行僧の慎ましやかさが伝わってくる。
ツアー概要
■ツアー名:潮待ち文化の港町で、五感を磨く2泊3日のモニターツアー
■開催日:2019年1月18日(金)~20日(日)2泊3日
■料金:1名39000円(税込・モニターツアー特別料金)
※本企画はモニターツアーのため、ツアー終了後にアンケート記入にご協力いただくことが参加条件となります。あらかじめご了承いただきお申し込みください
■参加募集人数:4名様(おひとり様でのお申込みになります)
■参加条件:20歳以上の女性(お酒を飲む行程が入る企画内容のため、ご理解、ご了承の上お申し込みください。また未成年の参加は受け付けておりません)
■行程表
【1月18日(金)】
07:45 東京駅集合
08:10 東京駅より福山駅へ(のぞみ15号)
11:42 福山駅到着。貸切タクシーで鞆の浦へ移動
12:30 鞆の浦のまち歩き(60分)ガイドの方よりご案内
13:30 鯛亭にてランチ(60分)
14:30 鞆の浦のまち歩き(90分)フリータイム
16:30 阿伏兎観音を見学(30分)
17:30 せとうち母家チェックイン(30分)
18:00 せとうち母家にて夕食&交流会(180分)
【1月19日(土)】
08:00 せとうち母家にて朝食(50分)
09:00 せとうち母家チェックアウト、神勝寺へ貸切タクシーで移動
09:30 神勝寺坐禅堂にて坐禅体験(60分)
11:00 神勝寺荘厳堂を見学(30分)
12:00 神勝寺五観堂にてランチ(60分)
13:30 神勝寺秀路軒にて抹茶&和菓子の実食(45分)
14:30 神勝寺洸庭にて禅アートの世界を体験(30分)
15:10 福山駅前へバスで移動(50分)
16:00 アンカーホテル福山チェックイン
16:30 福山駅周辺にて夕食&はしご酒体験
22:00 アンカーホテル福山到着
【1月20日(日)】
08:00 アンカーホテル福山にて朝食(50分)
09:00 アンカーホテル福山チェックアウト、カイハラデニムへ貸切タクシーで移動
10:00 カイハラデニムにてデニム生地見学と藍染体験(120分)
12:30 古民家のアトリエで日和食堂のお弁当でランチ&ワークショップ(120分)
14:30 古民家のアトリエにて座談会(60分)
15:30 福山駅へバスで移動(45分)
16:15 福山駅でお土産購入(30分)
16:59 福山駅より東京駅へ(のぞみ44号)
20:33 東京駅到着、解散
■応募期間:2018年12月4日(火)~12月17日(月)
※期間中でも申し込み状況によっては応募終了になる場合もあります
■最少催行人員:4名
■食事条件:朝食2回、昼食3回、夕食2回
■添乗員:同行なし(オズモールスタッフが同行いたします)
■イベント企画・協力:福山市、スターツ出版株式会社
■現地利用交通機関:貸切タクシー
■旅行企画・実施:株式会社スターツツーリスト
観光庁長官登録旅行業 第1716号(社)日本旅行業協会正会員
TEL.03-5659-6336 東京都江戸川区西葛西6-15-3 中兼ビル2F
■詳細旅行条件:「国内募集型企画旅行条件書」をご確認ください。
■参加希望・当選連絡:「申し込む」ボタンの先にある専用フォームより、お申し込みください。
登録後、本旅行の参加権が付与された方に、株式会社スターツツーリストよりご契約に関する書類を送付します。内容をご確認いただいた上で、正式な申し込みをお願いします。
ただし、参加希望者が多数の場合、抽選の上、当選者のみにご契約に関する資料を送付いたします。
また、落選した方にはオズモールより落選通知をメールにてお送りします。当落は12月下旬までに順次ご連絡します
※応募期間中に当選のお知らせがくる場合があります。
■支払方法:事前決済となります。株式会社スターツツーリストの案内に従ってお手続きください。
※当選した方は、株式会社スターツツーリストと募集型企画旅行契約を結んでいただきます。株式会社スターツツーリストの案内に従い、旅行代金を入金ください。期限日までに入金がなかった場合、参加権利を失うこととなりますのでご注意ください。
※取り消しの場合は所定の取消料がかかります。
<国内旅行傷害保険ご加入のおすすめ>
お客様に安心してご参加いただくために国内旅行傷害保険をご用意しております。お申し込み時に選択しご旅行代金に加算してお支払ください。
【1】THタイプ 保険料700円 死亡・後遺障害1891万円 入院保険金日額3000円 通院保険金日額2000円 賠償責任(※1)3000万円 携行品(※2)10万円 救援者費用100万円
【2】TJタイプ 保険料1000円 死亡・後遺障害2570万円 入院保険金日額6000円 通院保険金日額4000円 賠償責任(※1)3000万円 携行品(※2)15万円 救援者費用150万円
(※1)賠償責任の免責金額(自己負担):0円 (※2)携行品損害の免責金額(自己負担額):3000円
保険取扱い:楽天損害保険株式会社
■注意
※1泊目の「せとうち母家」の宿泊は1部屋4人の相部屋になります。客室内にお風呂はございませんので、入浴は交代でバスルームにてお願いします。こちらの宿泊施設にはフロント、レストランは設置されておりません。またスタッフも常駐しておりませんが緊急時には電話にて連絡可能です。
※ツアー内容は予定です。当日、列車や行程は変更になる場合があります。また、荒天の場合、中止となる可能性があります。あらかじめご了承ください。
※当日の模様を撮影し、後日オズモール・オズマガジン、福山市、その他各メディアで掲載・放映される可能性があります。
※ツアー参加確定に際し、受付時の出席確認のために参加者の個人情報(姓名カタカナ・年齢)はツアー運営の株式会社スターツツーリストへお知らせいたしますこと、ご了承ください。
【服装・持ち物について】
歩きやすい靴・動きやすい服装(防寒)、念のため雨具があると安心です。
TEXT/MIE NAKAMURA