ダーマペンのダウンタイムや注意点は?症例や施術後の過ごし方まで解説

ダーマペンのダウンタイムや注意点は?症例や施術後の過ごし方まで解説

ニキビ痕、毛穴の開き・黒ずみ、肌のざらつきなど、さまざまな肌トラブルに万能な美肌治療「ダーマペン」。SMSで話題になっているけれど、微細な針で肌表面に無数の穴に開けるため、躊躇している人も多いはず。実際のところはどうなのか「やえす日本橋ヒフ科」院長の矢野正一郎先生に伺いました。

※記事では治療中の画像を掲載しております。苦手な方はご注意ください

更新日:2023/02/17

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ダーマペンとは?

顔の小じわや開いた毛穴、凹凸のあるニキビ痕のように、皮膚表面のトラブルのある人におすすめのダーマペンは、肌の自然治癒力を利用して皮膚再生を図る治療方法のこと。肌が自力で傷を修復させようとする過程で、コラーゲン生成が促され、肌再生が活発に行われるようになり、その結果、凹凸のない若々しい肌へと導いてくれる。

ダーマペンの痛み・ダウンタイムはどのくらい?

施術中の痛みはどのくらい?

施術中の痛みはどのくらい?

肌に小さな穴を無数に開けることで、肌が再生する力を引き出す美容治療のダーマペン。髪の毛よりも細いマイクロ針を使い、施術前に麻酔クリームも塗布するため、施術中の痛みは和らぐが、人によってチクチクとした痛みを感じることもある。

ダーマペンのダウンタイムは?腫れは何日でひくの?
PHOTO:やえす日本橋ヒフ科/施術中の様子

ダーマペンのダウンタイムは?腫れは何日でひくの?

■ダウンタイム中に現れる症状
・肌の赤みやヒリヒリ感、ほてりが治療直後から2、3日程度
・腫れやむくみが治療直後から2、3日程度
・皮むけや乾燥が翌日から1週間程度
・内出血が1~2週間程度

マイクロ針とはいえ肌を傷つける治療法なので、直後から赤みやほてり、ヒリヒリ感、腫れ、むくみなどの症状が見られる。1、2日後には乾燥、皮むけが起こることも。どの症状も長くて1~2週間程度で落ち着く。2、3日経過しても症状が増すようなら医師に相談してみて。

ダーマペンの治療後の注意点と過ごし方

治療後は注意点を守って過ごすことがポイント

治療後は注意点を守って過ごすことがポイント

<治療当日の禁止事項>

■治療後12時間は洗顔・スキンケアNG
治療後すぐの肌は傷付いている状態なのでそっとしておこう。12時間たったら、洗顔、スキンケアが可能。なるべく肌に刺激を与えないように優しく洗顔し、乾燥しやすくなっているので保湿は念入りに、肌に潤いを与えてあげて。

■治療後12時間はメイクもNG
メイクをできるのも治療後12時間後から。ただし、施術後の肌は敏感な状態に傾いていて、強くさすったりして刺激を与えると炎症がぶり返すこともあるので、摩擦をかけないように注意しよう。

■入浴は長湯せずぬるめのお湯で
治療当日は、体が温まりすぎると施術部位の赤み、ヒリヒリ感が増すことも。入浴は可能だけれど、長湯せず、ぬるめのお湯にさっとつかるくらいがベター。気になる人はシャワーを浴びる程度にとどめて。

■当日の運動、飲酒は控えめに
施術当日の運動、飲酒は軽くなら問題なし。あまりに血行がよくなり体温が上がると、施術部位の赤み、ひりつきが強くなることもあるので、激しい運動、過度な飲酒は避けた方が無難。

<治療翌日~10日間の禁止事項>

■肌の乾燥は肌トラブルの原因に
治療後の肌は乾燥しやすいので、こまめに保湿を。ピーリング剤、ディフェリンゲルや過酸化ベンゾイル配合薬、トレチノインなど角質剥離反応のある薬剤やビタミンA(レチノール)などを含む刺激の強いスキンケアアイテムは施術前後1週間は控えて。

■治療後の日焼けはシミのもと
治療後の肌は紫外線の影響も受けやすい状態に。日焼けしてしまうと、シミができたり色素沈着が起こりやすいので、日焼け止めクリーム、帽子、サングラス、マスク、日傘などで紫外線から肌を守って。

ダーマペンの経過の様子
PHOTO:やえす日本橋ヒフ科

ダーマペンの経過の様子

ダーマペンを、やえす日本橋ヒフ科で実際に受けた人の症例を参考にしてみよう。

■症例
期間:1週間
回数:初めて
受けた治療メニュー:ダーマペン

「こちらの方は鼻と頬の開き毛穴が気になるとのことで、ダーマペンの施術を行いました。施術直後、赤みはしっかりと出ましたが、翌日~2日目にかけて落ち着いてきました。1週間後赤みは消失して毛穴が目立ちにくくなっているような実感があるとのことでした。」(コメント:矢野先生/やえす日本橋ヒフ科)



■症例プラン

肌の再生力でニキビ跡や毛穴の開きなどを改善へ導く  ダーマペン4(鼻&両頬)
18400円

ダーマペンを受けられない人もいる?治療前にチェックを

ダーマペンのリスク

ダーマペンのリスクと受けられない人

■受けられない人
・皮膚炎の人
・妊娠中の人
・授乳中の人
・重度の糖尿病や膠原病のある人
・金属アレルギーがある人
・キシロカインアレルギーの人
・ケロイド体質の人
・施術部位に感染や傷や炎症の強いニキビがある人

自分が受けられるかわからない場合は、一度カウンセリングにて相談してみて。

■ダーマペンのリスク
治療後は肌が敏感になり、日焼け対策をしないと色素沈着を起こすことも。施術後1週間は紫外線対策を徹底しよう。

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ダーマペンはどこで受けられる?

医療行為のため、美容皮膚科やクリニックでのみ受けられるダーマペン。安心のクリニックを探すならすべての施設に編集部が足を運んで厳しい審査をしているオズモールがおすすめ。オズモールからの予約なら初回限定プランや2回目以降も利用しやすいプランも。口コミやランキングから気になる施設を探してみて。

東京都内の掲載施設 一例

ニキビ、ニキビ痕を治したい!美容皮膚科やクリニックで受けられるほかの治療方法

ダウンタイムやリスクが少ない治療方法なら「ケミカルピーリング」

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極浅いニキビ痕や、ニキビ後の色素沈着には、ダーマペンほどダウンタイムや副作用がなく、マイルドに治療できるケミカルピーリングがおすすめ。回数はかかるけど、肌への負担は少ないので敏感肌の人でも安心。

赤ニキビもニキビ痕もまとめて治すなら「ウーバーピール」

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ニキビ肌が気になる人は、ダーマペン専用のピーリング「ウーバーピール」をセット利用するのもおすすめ。針を刺した後に表皮アプローチ型の薬剤を浸透させる治療法で、新しい肌への入れ替わりを促し、軽度の炎症を伴うニキビやニキビ痕の赤みの改善にも効果を発揮してくれる。

教えてくれた人「やえす日本橋ヒフ科」院長・矢野正一郎先生

美容皮膚科の経験を豊富に持つ皮膚科専門医。東京大学医学部医学科卒業後、東京大学医学部附属病院皮膚科助教、帝京大学皮膚科助教などを経て、2013年「やえす日本橋ヒフ科」院長に。1人ひとりの患者にとってベストな治療法を選択し、幅広い肌悩みに答えてくれる。

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※記事は2023年2月17日(金)時点の情報です。内容については、予告なく変更になる可能性があります

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