今日からできる、収納のコツ【洋服編】

収納

セミナーで実際に片づけ・収納についてレクチャーを受けたOZの美活レポーターの2人が、洋服をお片づけ。片づけ前と後を見ながら、吉川さんにアドバイスをもらいました。

更新日:2016/11/01

飯田沙也加 さん:ウォークインクローゼットに洋服が大量

【居住スタイル】彼・配偶者と2人暮らし
【洋服収納の悩み】
ウォークインクローゼットにオールシーズンの衣服をぎゅうぎゅうにかけ、
下の衣装ケースにも、たためる衣服を詰め込んでしまっています。
どこにどの服があるのか把握しきれず、お気に入りの服を着ないままにシーズンが終わってしまったり、
適切な衣替え・お手入れのタイミングを逃したりしてしまっているのが気になります。

【before】
ウォークインクローゼットの罠

【本人コメント】
スペースのあるウォークインクローゼットに衣替えもせずに吊るしっぱなし&詰め込み

【吉川さんアドバイス】
せっかくのウォークインクローゼットなのに、すべてのアイテムがごちゃまぜで結局洋服を探してませんか? 衣替えをしないのはOKなのですが、適当に掛ければいいわけではありません。本当に着ている服だけをシーズン別アイテム別に、見やすく取り出しやすく収まっているクローゼットを目指しましょう!

【after】
洋服は処分&分類。衣装ケースも数箱処分

【本人コメント】
①不要な洋服の処分
「1シーズンで1度も着ない服は、ずっと着ない」「部屋着は各シーズン2枚ずつあれば十分」という
先生の名言にしたがって、特に部屋着やトレーニングウェアを大幅に処分しました。
通勤服はなかなか処分できなかったのですが、今後、シーズン終わりまでに登場しない服があれば処分していこうと思います。

②洋服の分類
→「衣替えは必ずしも必要でなくオールシーズンの服を出しておいてOK」という、意外な先生のアドバイスで気が楽になりました。
代わりに、季節の服ごとに、しっかり区分けしなおしました。

③洋服の分類2
 →衣装ケースは部屋着や小物だけ入れるようにして、他はたたまずにハンガーにかけました。存在を忘れてシーズンが終わるのを防げそうです。

④洋服の収納(結果)
→衣装ケースにたたんで入れていた服を全部出したので、服の総量はあまり変わったように見えませんが、実際はかなり処分できました。
服を捨てる罪悪感にかられないように、買い取りサービスに出品したのが良かったです。
全ての服が「見える化」されたことで、「これだけ服が沢山あるのだから、しばらくは目的なく買い足す必要はないな」と思えました。
存在を忘れていたけれど活用できそうな服も発見できたのが、思わぬ収穫でした!

【吉川さんアドバイス】
見えている量はあまり変わらないように感じますが、確かに「整った」という印象があります。潔くほとんどの服をハンガーにかけて収納したのGOOD! 全部見えていると使わなくなる確立が格段に減ります。シーズン別に洋服を分類できているので、さらにアイテムごとに洋服の丈を揃えていくと、かけた服の下に有効活用できる空間が生まれます。今後は似たような服は買わずに、着回し上手になりましょう。

鶴田雅子さん:片付いて見える収納をさらに見せる収納へ

【居住スタイル】彼・配偶者と2人暮らし
【洋服収納の悩み】
服の量が多い

【before】
クローゼットのパイプが悲鳴を上げる収納

洋服収納

【本人コメント】
服が多く、かけているパイプが重さで曲がっている。
湿気が多いクローゼットにぎゅうぎゅうに収納しており、服やバッグがいつのまにか傷んでいることがある。
衣装ケースに服を重ねて入れているため、下の方の服が見えづらい。

【吉川さんアドバイス】
重くて分厚いコート類がたくさんかかっているので、他の服がシワになったり取り出しにくかったりしませんか? クローゼットのいいところは、洋服がサッと取り出せてシワにならないことなので、余裕を持たせてかけるのが正解。バラバラの形の衣装ケースも統一して、空間をムダなく使いましょう。

【after】
服を処分&整理した衣装ケースに収納。
統一感のある収納スペースにするための心がけも

【本人コメント】
①かなりの量を処分
 →「かけている服を90%以下にしましょう」というアドバイスに沿って、傷んでしまった服や、ワンシーズン袖を通していない服を処分しました。
  ある程度の枚数を持っていないと不安でしたが、「65~70着あれば365日過ごせる。」という先生のお言葉をきっかけに、考え方が変わりました。

②洋服の分類
 →色ごとにまとめ、見た目にもスッキリとさせました。 かける必要のない服は、新たに設置した衣装ケースに入れました。

③バッグの分類2
 → 大切にしたいバッグほど風通しの良い上の方に置くということを知り、下から上へ移動させました。

④洋服の収納(結果)
 →衣装ケース・収納グッズ・ハンガーをなるべく統一させたことにより、スペースを有効活用できた気がします。
  さらに、見た目の印象が大きく変わり、片づいて見えるようになりました。
  かけるタイプと置くタイプの湿気とりを使用し、湿気のあるクローゼットの状態を良くしました。服が長もちしそうです。
  衣装ケースの服は、立てて入れるようにしました。入る服が増えたり、服を選ぶ時間が短縮されたり、いいこと尽くしです。

【吉川さんアドバイス】
衣装ケースだけでなく、かかっている洋服の種類や色も揃えたことで、スッキリ使いやすくなりましたね! 特に洋服の丈を揃えて、服の下にボックスを置くスペースを作ったのがGOOD!畳んだ服も「輪」を上にして立ててケースに収めるなど、随所にプロのワザが(笑)。さらに使いやすくするために、引出しやボックスにラベリングをして、このキレイな状態を維持していきましょう。

※記事は2016年11月1日(火)時点の情報です。内容については、予告なく変更になる可能性があります

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