
は虫類とウミウの複合施設「はちゅウるい館」がオープン
ヘビやトカゲ、カメやワニなどの「は虫類」に加え、日立市の鳥「ウミウ」を展示する、全国初の複合施設「はちゅウるい館」が2018年にオープン。世界で2番目に大きな種類のカメであるアルダブラゾウガメや、4m弱もの大きさになる個体もいるビルマニシキヘビなど、約40種90点を展示する。
2階建ての施設では、2階でとぐろを巻くヘビを下からのぞいたり、1階から2階にかけて伸びる木をトカゲが自由に移動したりと、高低差を生かした展示を実現。またウミウを捕獲して、長良川や木曽川に供給している日立市ならではの、鵜とり場を再現した施設も。エサの時間になると、実際にウミウが約2mほど水中に潜ってエサを取る姿を観察することができる。

いきいきと過ごす動物たちとの距離の近さが魅力!来園者と一緒に作るチンパンジーの森も
リスザルたちが放し飼いにされていて、目の前でチョコチョコと動き回る様子が見られたり、飼育員にご飯をねだるコツメカワウソの鳴き声までも聞こえたりと、動物たちとの距離の近さが魅力のかみね動物園。
なかでも「チンパンジーの森」は、チンパンジーたちが伸び伸びと暮らせるように、また来園者にもチンパンジーたちの行動的な姿を楽しんでもらえるようにというテーマで、開園50周年を記念して作られた施設。年に1回、来園者がチンパンジーの運動場の中に入り、自分たちで持ち寄った木を植えることができる“植樹祭”を開催しているそう。10年をかけて少しずつ作られた“森”でいきいきと楽しむチンパンジーの姿は必見。

ゾウやキリン、ヒグマにもエサやりができる!もぐもぐタイムに注目
ウサギなど小動物とのふれあいコーナーに加え、動物がおやつを食べているところの観察や、実際にエサやおやつがあげられる「もぐもぐタイム」も人気のひとつ。ペンギンに魚をあげたり、キリンに葉っぱをあげたり、ゾウにおやつをあげたりなどの体験ができ、子どもから大人まで楽しめそう。
飼育員の工夫がたくさん詰まったアットホームな動物園。遊園地やレジャーランドを併設した「かみね公園」の中にあるから、1日たっぷり遊びに行きたい。

日立市かみね動物園
- スポット名
- 日立市かみね動物園
- 電話番号
- 0294225586 0294225586
- 住所
- 茨城県日立市宮田町5-2-22
- 営業時間
- 夏季 3月~10月 9:00~17:00(最終入園16:15まで)
冬季 11月~2月 9:00~16:15(最終入園15:30まで)
※「はちゅウるい館」の開館時間は9:30から
- 定休日
- 12月31日~1月1日 ※新型コロナウイルスの状況によっては休園の場合もあります
- 交通アクセス
- JR「日立駅」よりバスにて約10分(「かみね公園口」下車)
- 動物の種類
- 約100種540点(2019年8月現在)
- 料金
- 大人(高校生以上64歳以下)520円、小人(4歳~中学生)100円、3歳未満・65歳以上無料
- 年間パスポート
- 大人・小人1250円(購入日から1年間有効)
- バリアフリー情報
- 授乳室あり、おむつ換え用ベッドあり、貸し出し用ベビーカーあり(料金200円)、貸し出し用車椅子あり(無料)、多目的トイレあり
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