【横浜の名物パン5選】ニューオープンのこだわりパン&老舗店のレトロパン

【横浜の名物パン5選】ニューオープンのこだわりパン&老舗店のレトロパン

更新日:2020/03/24

“食パン”の発祥地でもある横浜には、世代を超えて愛される老舗から、新しいお店まで、おいしいパン屋さんがいっぱい! そこで、横浜に行ったら、買って帰りたい名物パンを5つご紹介。2019年にオープンしたばかりのこだわり素材のパンや、100年以上変わらないおいしさを届けるレトロパンも勢揃い。横浜さんぽついでに、パン屋さんを巡って、食べ比べしてみるのはいかが。

左から「レ・ザンジュ・ベイ」食パン匠、「コティベーカリー」シベリア 、「コティベーカリー」超ぶどう食パン、「レ・ザンジュ・ベイ」クロワッサン 、「ウチキパン」イングランド

横浜のニューカマー!こだわり素材のパン

フランスを感じるパン屋「MARINE BAKERY」
ハートの形をしたチョコバゲット

フランスのリヨン市と横浜市が姉妹都市であることから、パンの製法や、さまざまなフランス産食材を取り入れている「MARINE BAKERY」。一つひとつの素材はもちろん、製法にもこだわり、パンに合わせてフランス製とイタリア製、2つのオーブンを使い分けるという。

発酵種のひとつ、ルヴァン種を使い、低温で長時間発酵させる「バゲット」はこちらのスペシャリテ。自慢の生地にチョコレートをたっぷり練り込んだ「ハートのチョコバゲット」は朝食やおやつにぴったり。

MARINE BAKERY

住所:神奈川県横浜市中区新山下1-2-1
営業時間:10:00~19:00
定休日:月・火曜(祝の場合翌休) 
交通アクセス:みなとみらい線「元町・中華街駅」より徒歩3分

元町の新感覚パン屋「O to U」
ブリオッシュでたっぷりの自家製あんをサンド

“表と裏”をコンセプトに、和+洋など、一見すると相反するように思える素材を組み合わせてつくられるパン「O to U」。とにかくおいしいパンをつくりたいという思いから、生地はもちろん、ソーセージやベーコン、あんこやジャムなど多くのパンの“相棒”を手作りしている。

おすすめは、玉子とバターをふんだんに使ったもっちり食感のブリオッシュと、黒糖でやさしい甘さに仕上げたあんこが絶妙な「あんパン」。まずはあんこだけを味わってみて。

O to U

住所:神奈川県横浜市中区元町1-54 リブレ元町l 2F 
営業時間:9:00~17:00 ※売り切れ次第終了
定休日:月~水曜
交通アクセス:みなとみらい線「元町・中華街駅」より徒歩3分

鎌倉で人気を誇る老舗洋菓子店が横浜に
「レ・ザンジュ・ベイ」のリッチなクロワッサン

フランス産の発酵バターを使ったパンをはじめ、焼き菓子、ケーキなども揃う「レ・ザンジュ・ベイ」。世界最高峰といわれるフランスのイズニー社のA.O.Pバターや、契約果樹園から届く旬のフルーツなど、上質な素材を惜しげもなく使って作られるパンはどれも絶品。

名物は、イズニーA.O.Pバターを丹念に折り込み、27層に仕上げた「クロワッサン」。外側はパリパリッと軽く、中はふんわりとした食感で、広がるバターの香りに食欲がそそられるはず。

レ・ザンジュ・ベイ

住所:神奈川県横浜市中区山下町26-1
営業時間:1F 11:00~19:00/2F 11:00~20:00(L.O.)
定休日:月曜(ほか不定休あり)
交通アクセス:みなとみらい線「元町・中華街駅」より徒歩3分

横浜が誇る変わらない味!老舗店のレトロパン

食パンの元祖!創業130年「ウチキパン」
レトロなパッケージがかわいい食パン

元町で長く愛される「ウチキパン」は、食パンの元祖。名物パンといえば、創業当時と同じ製法で作られている食パン「イングランド」。創業者の打木彦太郎さんがイギリス人のパン職人からレシピを受け継いだことから“イングランド”と名付けられたのだとか。

おいしさの秘密は、4日間かけて起こす自家製のホップ種を発酵に使い、長時間熟成させた生地は、ほんのり塩がきいていて、もっちりとした食感。まずはシンプルに、バタートーストで味わってみて。

ウチキパン

住所:神奈川県横浜市中区元町1-50
営業時間:9:00~19:00
定休日:月曜(祝日の場合は翌火曜)
交通アクセス:みなとみらい線「元町・中華街駅」よりすぐ

大正より続く桜木町の老舗「コティベーカリー」
一度は食べたい!名物シベリア

100年以上の歴史を誇る「コティベーカリー」で、創業当時から愛され続けている名物といえば「シベリア」。明治後半から大正初期に生まれたお菓子で、オーブンの余熱を利用して焼いたカステラと、あんぱん用のあんこを使って作られたのがはじまりだそう。

こちらの「シベリア」はふんわりとしたカステラで自家製の水ようかんをサンド。ずっしりと重く、かぶりつけないほどの厚さに驚くけれど、水ようかんの甘さが控えめだからぺろりといただける。

コティベーカリー

住所:神奈川県横浜市中区花咲町2-63
営業時間:月~土曜9:00~19:00、祝日10:00~19:00
定休日:日曜(ほか不定休あり)
交通アクセス:JR「桜木町駅」より徒歩3分

新しい横浜を遊ぼう!「春の横浜おでかけ特集」

抜群のロケーションにおいしいグルメ、異国情緒を感じるレトロなスポット・・・。ひとりでも、大切な人と出かけても、横浜の魅力は尽きない! リフレッシュ&非日常感を求めて、横浜の街を楽しもう。

※記事は2020年3月24日(火)時点の情報です。内容については、予告なく変更になる可能性があります