曼殊院とは?見どころは?
親王の美意識を感じる「小さな桂離宮」
ここは、延暦年間(728~806)、宗祖伝教大師最澄により、鎮護国家(仏教によって国家を護ると考える思想)の道場として比叡の地に創建されたのが始まり。
天暦年間(947~957)是算国師により、北野天満宮が造営されると、別当職を命じられ北山に移転。その後、御所公家町に移り明暦2年(1656)桂離宮を造営した八条宮智仁親王の次男・良尚法親王により現在地に殿堂が造営された。
桂離宮をしのばせる雅な佇まいと意匠の数々が多く見られるため「小さな桂離宮」とも言われ、書院の曼殊院棚や狩野探幽の襖絵、幽霊の掛け軸なども見どころ。
庭園は名勝に指定されており、白砂や松の美しい枯山水で、5月の始め頃キリシマツツジが深紅の帯のように花を咲かせる。その他にも、椿、梅、ソメイヨシノ、サルスベリ、笹リンドウ、サザンカなどの花が四季を通じて咲き誇る。
「わび」「さび」を感じるこの曼殊院で、心落ち着く時間を過ごしてみては。
曼殊院の読者口コミ
- みんなの評価
- 4人の評価分布
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- めるさんの口コミ
- 女性/50代/ひとり旅
大人の雰囲気のお寺です。部屋一つ一つ、ふすまの絵や掛け軸など、結構見ごたえがあります。お庭もきれいです。6月は新緑がとても鮮やかで美しいです。
行った時期:2018年6月 平日・昼
混雑状況:普通
滞在時間:1時間未満
- 季節の見どころ
- 梅の名所、桜の名所、紅葉の名所
曼殊院の基本情報
- スポット名
- 曼殊院(まんしゅいん)
- 住所
- 〒606-8134 京都市左京区一乗寺竹ノ内町42
- 営業時間
- 9:00~17:00(16:30受付終了)
- 定休日
- なし
- 料金
- 一般600円 高校500円 中小学生 400円
- 駐車場
- あり 50台無料(普通車のみ)
- 最寄り駅
- 修学院駅
- 交通アクセス
- 修学院駅下車 徒歩20分
一乗寺清水町下車 徒歩20分