三千院(三千院門跡)とは?見どころは?
四季折々の顔を見せる庭園と、荘厳な建築物の数々
三千院は延暦年間(782‐806)に伝教大師最澄(さいちょう)が比叡山東塔南谷の山梨の大木の下に、草庵を構えたことにはじまる。平安後期以降は皇族が住持する宮門跡となった。明治維新後は、現在の地大原に移り「三千院」として1200年の歴史をつないでいる。
自然の地形を巧みに利用した境内には、客殿や宸殿が建ち、客殿前には「聚碧園」という刈り込みと池の美しい庭が広がる。
杉木立と苔が美しい池泉回遊式庭園「有清園」。そこに浮かぶように建つ「往生極楽院」には、国宝・阿弥陀三尊像が安置されている。こちらにあった舟底型天井の天井画を極彩色で復元した寺宝は、宝物館「円融蔵」見ることができる。
「有清園」の南側にある弁天池の脇には、優しくほほ笑む小さなお地蔵様「わらべ地蔵」も佇んでいるので、静かに手を合わせてみて。
奥の院には、約1000株以上ものアジサイが咲き誇る、アジサイ苑も。広々とした庭園と荘厳な建築物を見ながら、こころ癒される時間を過ごしてみては。
三千院(三千院門跡)の読者口コミ
- みんなの評価
- 49人の評価分布
非常に満足 ★★★★★★★★★ 18人
満足 ★★★★★★★★★★ 19人
普通 ★★★★★★ 12人
やや不満 0人
不満 0人
- xamさんの口コミ
- 女性/60代/恋人・配偶者
阿弥陀如来や観音菩薩などの国宝がありました。見ていると、とても心が穏やかりなり、無心になれました。お庭も素晴らしく、こころがきよらかになれるかんじでした。わらべ地蔵も可愛らしかったです。
行った時期:2016年4月 平日・昼
混雑状況:普通
滞在時間:1時間未満
- リーさんの口コミ
- 女性/50代/友達
三千院は静かな場所で林や森といった感じなので自然の中で心静かに立たずんで見ては。一回りするにも結構な距離があるので自然が好きな方は観光と運動両方できていいですよ。
行った時期:2010年より以前 9月 平日・昼
混雑状況:やや空いていた
滞在時間:1~2時間
- momomoさんの口コミ
- 女性/30代/友達
夏は新緑や苔、秋は紅葉が圧巻。ちょっと中心街から遠いけれど、周辺の散策も充実しているのでゆっくり楽しめる。
行った時期:2017年5月 土日祝日・昼
混雑状況:普通
滞在時間:2~3時間
- 季節の見どころ
- 梅の名所、桜の名所、あじさいの名所、紅葉の名所
三千院(三千院門跡)の基本情報
- スポット名
- 三千院(三千院門跡・さんぜんいん)
- 住所
- 〒601-1242 京都市左京区大原来迎院町540
- 営業時間
- 9:00~17:00(11月 8:30~17:00、12月~2月 9:00~16:30)
- 定休日
- なし
- 料金
- 一般:700円 中学生・高校生:400円 小学生:150円
- 駐車場
- なし
- 最寄り駅
- 京都駅
- 交通アクセス
- 京都バス17・19系統「大原」バス停から徒歩約10分
- ホームページ
- http://www.sanzenin.or.jp/