南禅寺
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南禅寺(なんぜんじ)の見どころ、口コミ、アクセス情報

更新日:2022/05/20

蹴上駅より徒歩約10分にある南禅寺。境内にある南禅寺水路閣は風格ある建造物で、歴史的な景観に溶け込んでいる。また、天下の大泥棒・石川五右衛門が「絶景かな」といった三門からの眺めは格別。

南禅寺とは?見どころは?

石川五右衛門が愛でた桜の景観と、趣ある美しい庭園

南禅寺は正応4年(1291年)、亀山法皇が離宮を禅寺に改めたのに始まる、日本最初の勅願禅寺。離宮には禅寺として機能するものはひとつもなく、南禅院から始まりおよそ15年の歳月を費やし完成した。

高さ約22mもある三門は、歌舞伎の演目「楼門五三桐(さんもんごさんのきり)」の舞台として名高い。三門のてっぺんに上った天下の大泥棒・石川五右衛門が桜の眺めを見て「絶景かな、絶景かな」と見得(みえ)を切ったと言う。そんな場面を思い浮かべながら、枝垂れ桜、染井吉野、八重桜が折々に咲く絶景を眺めてみて。
また、春には青もみじ、秋には紅葉も美しく色付く。

国宝に指定されている方丈は、大方丈と小方丈で構成されている。中には重要文化財である桃山時代の狩野派の障壁画が描かれていたが、経年劣化が激しく、現在は一部デジタル撮影によって復元した壁画が展示されている。
「虎の子渡しの庭」と呼ばれる方丈庭園、「心」字形に庭石を配した小方丈庭園、六道庭などが存在する南禅寺。それぞれの庭園で違った景色を楽しみ、風情を感じる事ができる。

境内を横切る赤レンガのアーチが懐かしく美しい南禅寺水路閣は、明治時代に琵琶湖から京都市内に向けて引かれた水路。現在は上水道の水源として利用されており、ドラマの撮影場所やSNSのフォトスポットとしても知られている。

南禅寺の読者口コミ

みんなの評価
91人の評価分布
非常に満足 ★★★★★★★★★ 37人
満足    ★★★★★★★★★★ 41人
普通    ★★★ 11人
やや不満  ★ 1人
不満    ★ 1人
のりさんの口コミ
女性/30代/友達
南禅寺は歴史のある建物で、建築の構造がとても良かったです。また、自然に囲まれた空気の良い場所なので、周辺のお散歩もおすすめです。

行った時期:2014年12月 土日祝日・昼
混雑状況:やや混んでいた
滞在時間:1時間未満
ぐりさんの口コミ
女性/50代/恋人・配偶者
南禅寺名物の湯豆腐があるので、立ち寄ればそこをいつも訪れる。周りの景色もよく、お庭も綺麗である。癒される場所である。

行った時期:2018年11月 平日・昼
混雑状況:空いていた
滞在時間:1~2時間
眠り姫さんの口コミ
女性/50代/友達
南禅寺のお寺で販売してる和菓子が美味しい。宣伝もしていないが、ひっそり受付で販売している。南禅寺でお抹茶をいただいた際に出していただいて、美味しかったです。オススメ。

行った時期:2017年8月 土日祝日・昼
混雑状況:普通
滞在時間:1時間未満
季節の見どころ
梅の名所、桜の名所、紅葉の名所

南禅寺の基本情報

スポット名
南禅寺(なんぜんじ)
住所
〒606-8435 京都府京都市左京区南禅寺福地町
営業時間
3月~11月 8:40~17:00
12月~2月 8:40~16:30
※拝観受付は拝観時間終了の20分前まで
定休日
12/28~31
料金
【方丈庭園】一般:600円 高校生:500円 小中学生:400円
【三門】一般:600円 高校生:500円 小中学生:400円
【南禅院】一般:400円 高校生:350円 小中学生:250円
駐車場
あり(有料)
最寄り駅
蹴上駅
交通アクセス
地下鉄東西線「蹴上」駅下車 徒歩10分
市バス「東天王町」又は「南禅寺・永観堂道前」下車 徒歩10分
ホームページ
https://www.nanzenji.or.jp/
※記事は2022年5月20日(金)時点の情報です。内容については、予告なく変更になる可能性があります