
引接寺(千本ゑんま堂)は、平安京の葬送地のひとつ蓮台野の入口にあることから、あの世へ通じる場所として、古くからお精霊迎えの根本道場として知られている。
境内には『源氏物語』の作者紫式部の供養塔がある。
引接寺(千本ゑんま堂)とは?見どころは?

仏が衆生を浄土に往生させる場所
小野篁によって平安時代に創建され、町名にもなっている寺院。
5月に演じられる「えんま堂狂言」は京都の三大念仏狂言のひとつ。大きな特徴は、ほとんどの演目にセリフがあることで、京都市の登録無形文化財となっている。
8月にはお精霊迎え、お精霊送りが行われ、地域の人々を中心に多くの人が訪れる。水塔婆を流し迎え鐘をついて、その音にのって皈ってこられる「おしょらいさん」をお仏壇の扉を開いてお迎えするそう。
人間界の裁判官である閻魔の像を祀り、「悪いことをするな」「嘘をついてはいけない」という子供らへの教戒の場となっている。寺務所では「えんま様のお目こぼし」というかき餅も売られている。
引接寺(千本ゑんま堂)の読者口コミ
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- 男性/40代/ひとり旅
こちらも定番のスポットで混雑しているイメージが強いかもしれませんが時間帯によってはとても静かで雰囲気のあるいかにも京都というたたずまいで良いです。すごくおすすめできます
行った時期:2020年2月 平日・昼
混雑状況:空いていた
滞在時間:1~2時間
引接寺(千本ゑんま堂)の基本情報
- スポット名
- 引接寺(千本ゑんま堂・いんじょうじ)
- 住所
- 〒602-8307 京都府京都市上京区千本通廬山寺上る閻魔前町34
- 営業時間
- 9:00~17:00
- 料金
- 境内無料、昇殿500円
- 最寄り駅
- 京都市バス「千本鞍馬口」
- 交通アクセス
- 京都市バス「乾隆校前」または「千本鞍馬口」下車、徒歩すぐ
- ホームページ
- http://yenmado.blogspot.com/