旅したくなる、日曜プチお悩み相談室 Vol.011/高橋久美子さん&南壽あさ子さん【中編】

旅したくなる、日曜プチお悩み相談室 Vol.011

【毎週日曜6:00更新】
日々の暮らしの中には悩みが尽きないもの。そんな日常がちょっぴり息苦しくなった時は、旅に出てみませんか? 旅好きのあの人が、あなたの悩みを解決して素敵な旅先や体験を提案していきます。今回は、作家・作詞家の高橋久美子さんと、アーティストの南壽あさ子さん、公私ともに仲よしのふたりが登場する第2弾!

更新日:2016/10/02

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南壽あさ子さん(左)、高橋久美子さん(右)

【Q お悩み >>> 一緒に旅をする友達がいない・・・(読者Yさん)】
【A お答え >>> 人との触れ合いが増えるから、ひとりでも面白いですよ!(高橋さん)/五感で楽しむひとり旅へ!(南壽さん)】

南壽さん「今だから言えるんですけど、そういう友達は別にいなくてもいいんじゃないかなって。学生の頃は、ひとり旅なんてすごい勇気にある人がやることっていう印象でした。だけど、大人になって社会に出てみると、自立した尊敬できる女性たちがひとりで旅に出ていて。そういう人たちは、みんな輝いていて魅力的。だから、わざわざ旅する人を見つけるくらいなら、ひとりで旅に出てしまうといいと思います」

高橋さん「本当にそう。大人になってからの旅はとくにそうだけど、時間に限りがあるからこそ、ひとりで行ったほうが有意義なものになると思うなぁ。それに2人以上だと、行きたいところが違ってくるから、現地で別行動とかになっちゃったりして。そうなると切ないですよね(笑)。ひとり旅って気楽でいいものですよ。私は、あえていろんなところを回らずに、ローカルバスに乗って時間をかけてじっくり旅を楽しみます。せかせか急がなくていいのが好きなのかも」

南壽さん「ただ街をひとりで歩いてみるだけでも、その土地の雰囲気や空気を感じられる。ひとりだからこそ、五感を使って楽しめることもありますね」

高橋さん「ひとりだと周りの人が話しかけてくれることも多いんです。熊本の旅館にひとりで泊まっていたとき、食事会場でごはんを食べていたら、隣の夫婦の人たちと一緒に食べることになったりして。思わぬ出会いに恵まれるんです」


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かつて豊島は“ミルクの島”と呼ばれていたくらい酪農も盛んだった土地。大自然の中、牛と目が合った瞬間をパシャリ!

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高橋さん毎年恒例の豊島での民泊。島の人が温かく迎え入れてくれるそう

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船旅気分を楽しめる直島行きのフェリー。「草間彌生さんの作品にかけて、赤いドットがかわいい」と高橋さん

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曲が生まれたという南壽さんお気に入りの仙酔島。夕日を待ちわびるのも素敵

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山や海だけでなく、原生林などもお生い茂り、自然豊かな仙酔島。島のエネルギーをからだいっぱいにチャージして

【Q お悩み >>>初めてのひとり旅におすすめの場所は?(読者Yさん)】
【A お答え >>>温かく迎え入れてくれる直島・豊島へ!(高橋さん)/お散歩するだけで楽しい松本や仙酔島がおすすめ(南壽さん)】

南壽さん「松本がいいかも。オシャレな雑貨屋さんやカフェも多いし、松本城もあるから歴史にも触れられるので。レトロな街並みが広がっていて、女性ひとりでも歩きやすい気がします」

高橋さん「私は、直島と豊島かなぁ。船で島に行くんですけど、旅している感が高まるんですよ。めっちゃテンションが上がります。30分くらいの短い船旅だけど、海を渡るっていうのはたまりませんよ! その高揚をぜひ、ひとり旅で味わってほしいな」

南壽さん「島では何をするんですか?」

高橋さん「砂浜に座って海を眺めながら、ぼーっとするのがいいですよ。今年の秋は、瀬戸内芸術祭もやっているので、アートに触れるのもおすすめ。それに豊島だったら民泊ができる。農家や漁師のおじいちゃんやおばあちゃんの家に泊まれるから、一緒に料理したり、話し込んだり・・・、むしろひとりの方がいろいろ楽しいんです。すでに行きつけの民泊の場所が2軒あって、1年に2回くらいは行ってます。島外から来たというだけで、島の人は喜んでくれる。そんな笑顔を見ていたら、こっちまでうれしくなっちゃいます」

南壽さん「島っていいですよね。広島県福山市に仙酔島という、まさに仙人が景色に酔いしれたという島があり、夕日がすごいキレイなんです。遊歩道をのんびりお散歩もできて、それで曲が生まれたりしました」

高橋さん「エネルギーをチャージできるんだよね。島の人に出会うと、“こんにちは”って自然と挨拶している私がいて。東京では考えられないやり取りだけど、温かくて優しい島の人と接すると、心が前向きになれるはずです」


【今回の回答者】高橋久美子さん&南壽あさ子さん
高橋久美子さん

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高橋久美子さん

♪ PROFILE
たかはしくみこ/愛媛県生まれ。鳴門教育大学在学中に、ロックバンド・チャットモンチーにドラム・作詞家として加入し、2005年にメジャーデビューを果たす。2011年のチャットモンチー脱退後は、作家や作詞家として活躍中。また、画家の白井ゆみ枝さんらと2009年に「ヒトノユメ」を発足し詩と絵の大規模な展覧会をこれまでに東京、徳島、愛媛、長野で開催。

♪♪ INFORMATION
平日13:00~17:00放送のラジオ番組『ごごラジ!』(NHKラジオ第1放送)に、金曜日のパーソナリティーとして出演中。コーナー「高橋久美子の旅をすみかとす」では、実体験の旅のエピソードやひとり旅の魅力を披露する。

南壽あさ子さん

♪ PROFILE
なすあさこ/千葉県生まれ。幼いときから歌うことに魅せられ、20歳で本格的に作曲活動をスタート。2012年に『フランネル』でインディーズデビュー。メジャーデビューを果たしたのち、「ひとつひとつていねいに唄い届けること」をモットーに、全47都道府県をまわるツアーを2度敢行する。7月にヤマハへ移籍、精力的に制作活動やライブを行っている。

♪♪ INFORMATION
9月28日にシングル『flora』をリリース。発売記念イベントは今後神戸、名古屋、静岡、千葉、博多、熊本、大分で開催。雑誌OZ TRIPにて「旅の手紙」を連載中。
衣装提供/sneeuw

WRITING/MAKI FUNABASHI  PHOTO/MIHO KAKUTA

※記事は2016年10月2日(日)時点の情報です。内容については、予告なく変更になる可能性があります

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