レアな島グルメをしもきたで楽しむ「日本の国境離島横丁」を開催

更新日:2018/03/07

知られざる島の食と名産品を満喫するイベント「日本の国境離島横丁」が、2018年3月9日(金)・10日(土)に下北沢駅すぐの「しもきたスクエア」で開催! 今回は、利尻・礼文、伊豆諸島南部地域、佐渡、隠岐諸島、対馬、壱岐島、五島列島、甑島列島(こしきしまれっとう)、種子島、屋久島の10地域の食材やお酒が、屋台スタイルで登場予定。日本のさまざまな離島のグルメが味わえる貴重な機会。ぜひ体験を!

壱岐島「辰の島」 ※「日本の国境に行こう!!」公式サイトより

料理や地酒、特産品も!10地域の島グルメを楽しめる2日間限定イベント

五島列島「矢堅目公園」※「日本の国境に行こう!!」公式サイトより

海に囲まれた島国である日本には、周囲100m以上の大きな島だけでも約6800島あり、小さなものまで入れると数万あるそう。そんな離島には、本土では見られない独自の文化や風習、受け継がれてきた壮大な原風景と豊かな食文化が残されている。
知られざる島の食と名産品を満喫するイベント「日本の国境離島横丁」が、2018年3月9日(金)・10日(土)に下北沢駅すぐの「しもきたスクエア」で開催される。今回は、利尻・礼文、伊豆諸島南部地域、佐渡、隠岐諸島、対馬、壱岐島、五島列島、甑島列島(こしきしまれっとう)、種子島、屋久島の10地域の食材やお酒が、屋台スタイルで登場。イベントは入場無料なのが嬉しいポイント。約45品から好きなものを購入して、その場で味わえる。
忙しく日々を過ごしているとなかなか行く機会がない離島のグルメを、都内で楽しめるチャンス!

左上から時計回りに、対馬の檜扇貝、隠岐四島のサザエ、「国境おでん」、甑島のつきあげ

料理は、甑島で獲れた寒メジナやカマス、サバなどを一本丸々焼いた漁師直送だからできる豪快な串焼きや、ホタテよりも味が濃いと言われる対馬産の檜扇貝(ひおうぎがい)をシンプルにお酒で焼き上げたものなどが登場。大石の上にイカを乗せて金槌で叩くことで旨みがあふれ出る「たたきのしイカ」といった対馬独特の文化に触れられる一品も。
また、「隠岐四島のサザエのつぼ焼き食べ比べ」も楽しみ。隠岐四島は距離が近いにもかかわらず、微妙な植生の違いから味わいや身の柔らかさが変わるのだとか。苦味や雑味が少なく貝そのものの味を楽しめる中之島、もっとも磯の香りが強くてしっかりとした歯ごたえの知夫里島(ちぶりじま)など、4種を食べ比べて好きなサザエを見つけて。
そのほか、新鮮な魚をすり身にして揚げた甑島のつきあげや、白子を原料にしたプリプリ食感がたまらない利尻のたちかまなど、さまざまな島の特産品が揃う「国境おでん」も魅力的。玄界灘の潮風を受けミネラル豊富な牧草を食べて育つ壱岐牛の焼肉は、さっぱりとした脂と肉の柔らかさ、甘みが際立つ味わいにやみつきになるはず。

隠岐の地酒 ※「日本の国境に行こう!!」公式サイトより

島グルメに合わせて飲みたいのが、約30銘柄がラインナップする離島のお酒。コップ1杯をロックもしくはお湯割で楽しめ、価格は300円からとリーズナブル。
イベントでは、海藻と米が原料の「海藻焼酎」(隠岐酒造)をはじめ、珍しいお酒に出会える。ほんのりとした磯の香りが心地よく、爽やかな飲み口は独自製法だからこそ。柑橘系の爽やかな香りが特徴の「五島ワイン デラウェア(白)」(五島ワイナリー)や、芋の甘い香りと口に含んだときのまろやかさが絶品の「青酎」(青ヶ島酒造)もおすすめ。
また、同じ地域の食材とお酒のペアリングは抜群! 芋の香りがほんのりとして甘みがあり、のど越しのいい屋久島の焼酎「三岳」や、伝統の銘水で仕込まれた芳醇な味わいの「大自然林」を、「屋久島アヒージョ(鹿肉ボール&飛魚ボール)」とともにいただいて。野性味の強いヤクシカ、優しい出汁が出るトビウオのすり身と食べればお酒も進みそう。八丈島からは島内の蔵すべての代表銘柄が揃うので、特産品の「くさやマヨネーズ」と一緒にいただきたい。

左から、あご、五島うどん、かんころ餅 ※「日本の国境に行こう!!」公式サイトより

自宅に帰ってからも楽しめるお土産は、あご(飛魚)関連商品やかんころ餅、五島うどんなど約15品が登場予定。五島列島のあごからとった出汁は上品でコクがあり、幅広く使えるので重宝するはず。また、日本三大うどんのひとつにも数えられている五島手延うどんは、細いながらもコシのある“幻のうどん”。茹でたてをあご出汁につける「地獄炊き」がいちおしの食べ方。五島列島定番のお菓子であるかんころ餅は、干したサツマイモと餅を一緒につきあげたもので、焼いて食べると香ばしさがアップ! 素朴で懐かしい味を楽しめる。
そのほか、火山島・青ヶ島で作られていてミネラル分が豊富なひんぎゃの塩は、まろやかでどんな料理にも相性抜群。また、壱岐島の鯵のみりん干しは秘伝の製法で作られている干物で、地元・勝本の朝市でも大人気だそう。
島で愛され続けてきたグルメの数々を味わいに「日本の国境離島横丁」へ出かけよう。

イベントDATA

イベント名
日本の国境離島横丁
開催場所
しもきたスクエア
開催日程
2018年3月9日(金)13:00~20:00、10日(土)11:00~20:00
住所
東京都世田谷区北沢2-24-3
アクセス
京王井の頭線・小田急小田原線下北沢駅北口すぐ
問い合わせ
問い合わせはこちら
料金
入場無料(料理・酒・土産品の購入は有料)
備考
※食材は当日変更になる場合があります
※写真はイメージです
ホームページ
「日本の国境に行こう!!」公式サイト

WRITING/NOZOMI SUZUKI

※記事は2018年3月7日(水)時点の情報です。内容については、予告なく変更になる可能性があります