東京で買う、旅みやげ ありそうでない色彩のプレート&マグ

丁寧に作られた各地のイイモノを揃えたショップが東京にもたくさん。作り手や産地のストーリーを知って手にすると、より旅気分を味わえる、とっておきのお土産をご紹介。前回に続き「TODAY’S SPECIAL」がスリランカへ旅に行き出会ったものとは?

更新日:2017/09/01

スリランカの街の色を映した陶器

使いやすい大きさ、丈夫さ、見た目のかわいらしさ、トキメキetc・・・。食器を選ぶとき、どこに魅力を感じるのだろう?
このプレートは使い勝手の良さそうなシンプルな形でありながら、レモンイエローやホワイトという絶妙なカラーが施されている。
「“ありそうでない”色使いですよね。セラミック工房を訪れて見つけたプレートをベースに色を指定して作ってもらいました。レモンイエローはスリランカの街でよく見かけた色で、その空気を伝えたくて」とTODAY’S SPECIALのスタッフ。プレートの他に、こちらもレモンイエローを使った5種類のマグもオーダーしたそう。

もうひとつ、スリランカから持ち帰ったものが。それは、スリランカの工房内に置いてあったデットストック品から見つけ出したアロマポット。無駄のない形とマットなブラウンが、どんな部屋にもなじみそう。リラックスしたい時に、ぼーっとキャンドルのゆらめきだけを見ていたくなるはず。

偶然の縁が見つかったセラミック工房

実はスリランカは、鉱山資源が豊富で陶器を作る工場がたくさん。そんななかTODAY'S SPECIALが訪れたのは、山道をずっと登った先にある中規模のセラミック工房。型に生地を入れる人、色を塗る人など、分業体制で食器から工業用品まで幅広く製造しているのだとか。
「セラミック工房を訪れる前に立ち寄ったインテリアショップで、素敵なお皿を見つけたんです。いいな、と思っていたらたまたまこの工房で作ったものだったことが分かり、嬉しくなりました」

縁を感じる偶然の出来事はもうひとつ。それは、この工房の工場長とろくろを担当するスタッフが、日本の信楽焼の工房での修行経験があるということ。そのため、工房見学の際はとてもフレンドリーに迎えてくれたそう。また、建物内も日本の窯元の造りを参考に整備していると話していたのだとか。

これらのスリランカのアイテムに出会えるのは、TODAY’S SPECIALの店頭。旅する中で感じたスリランカの日常や、現地のワクワクするものたちを紹介。都内では自由が丘のショップで9月2日(土)12:00~18:00に、スリランカの名産品・セイロンティーの試飲会が行われる予定。紅茶を飲んでスリランカの手作りに触れれば、遠い異国の地が近くに感じられるはず。

TODAY'S SPECIAL

TODAY'S SPECIAL Jiyugaoka

その名の通り、今日を特別にする“食とくらしのDIY”を提案するお店。今すぐ使いたくなる生活道具を紹介するショップやカフェレストラン、イベントやワークショップなど、生活を楽しくしてくれるきっかけがたくさん。

東京都目黒区自由が丘2-17-8
1・2F Market TEL.03-5729-7131 営業/11:00~21:00
3F Kitchen TEL.03-5729-7160 営業/11:00~23:00(22:00LO)

【TRIP TO SRI LANKA】
TODAY'S SPECIAL各店の店頭で、スリランカに足を運び見つけたアイテムを紹介。旅先で見つけたものから工房を訪ねて作ってもらったオリジナルなどが揃う。東京では8月25日(金)~9月21日(木)、関西では8月26日(土)~9月22日(金)に開催。

TEXT/MARIA KAWASHIMA

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※記事は2017年9月1日(金)時点の情報です。内容については、予告なく変更になる可能性があります

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