【いちご狩りスポット3選】2019年注目の“次世代スターいちご”が味わえるスポット3選!スカイベリーやいばらキッスを好きなだけ
いちご特集2019

【いちご狩りスポット3選】2019年注目の“次世代スターいちご”が味わえるスポット3選!スカイベリーやいばらキッスを好きなだけ

更新日:2019/02/14

冬から春にかけてのお出かけの定番といえば、いちご狩り。栃木や静岡などいちごの名産地が集中する関東近郊には、いちご狩りを楽しめる農園がいっぱい。せっかく足を運ぶなら、品種にもこだわって場所選びをしたいもの。そこで今回、大粒で上品な甘みが特徴の栃木の「スカイベリー」や、糖度が高く、酸味とのバランスもいい茨城の「いばらキッス」など、2019年注目の“次世代スターいちご”が楽しめるスポットを一挙ご紹介します。

【栃木県・小山駅】スローライフリゾートいちごの里

とにかく大粒でみずみずしい!パティシエも注目の「スカイベリー」を味わう

いちごの生産量日本一を誇る栃木県。こちらで注目のいちごが、大粒いちごの「スカイベリー」。とにかく大きくて甘いと評判でパティシエからも引っ張りだこ。都内の果物屋さんでは1粒1000円で売られることもあるのだそう。そんな人気のスカイベリー、またはとちおとめのいちご狩りを30分食べ放題で楽しめるのが、栃木県小川市にある農園「スローライフリゾートいちごの里」。

JR小山駅から車で15分ほど、約14ヘクタールの敷地に150棟ものいちごのビニールハウスがずらり。そのうち、お目当てのスカイベリーは全120棟。中に入ると、いちごの甘い香りに包まれる。ハウス内の温度管理を徹底し、低農薬で栽培。土耕栽培にこだわり、上質な肥料を使ったいちごは本来の甘みと香りが凝縮。みずみずしくて優しい甘さに感激するはず。スカイベリーの特徴である、大きさにも注目を。手のひらを覆い隠すほど大粒のいちごは、食べ応えもたっぷり!

スカイベリーのパンケーキ 1620円/カフェ「アンジェ・フレーゼ」

いちご狩りの後、園内にてお土産屋さんやレストランを巡ったりと1日存分に楽しめるのもこの施設の魅力。いちごのスイーツが評判のカフェ「アンジェ・フレーゼ」のスカイベリーを惜しげもなく使った数量限定「スカイベリーのパンケーキ」(1840円)は、わざわざこれ目当てに県外から客が訪れるほど。スイーツは別腹!というツワモノ女子は、いちご狩りとあわせて召し上がれ。

【栃木県・小山駅】スローライフリゾートいちごの里

TEL:0285-33-1070(10:00~17:00)
住所:栃木県小山市大川島408
実施日:2018年12月8日(土)~2019年5月GWまで(平日11:00/14:00、土日祝 10:00~15:00)※いちごの状況により開催期間延長の場合あり
予約:要予約(電話、または開催当日の朝9時まで公式HPにて受付・先着順)※ネット予約は会員料金の適用あり
いちご狩りのスタイル:30分食べ放題(持ち帰り不可)
料金:2000円(小学生未満1000円、3歳未満無料)、4月8日以降 1500円(小学生未満750円、3歳未満無料)
アクセス:JR「小山駅」よりタクシーで15分

【茨城県・石岡駅】中村いちご園

山々からのミネラルたっぷり。甘酸っぱい「いばらキッス」は早い者勝ち!

茨城県で、「とちおとめ」に続くブランドいちごとして注目を集めるのが「いばらキッス」。8年の歳月をかけて作られた、果肉がしっかりとした「とちおとめ」に甘くて大きい「レッドパール」と酸味が少なく柔らかな「章姫」の掛け合わせたもの。香りが豊かで、高い糖度を持ちながら酸味もあり、本来のいちごらしい甘酸っぱさが楽しめる。

この新品種「いばらキッス」が気になる人は、茨城県石岡市にある「中村いちご園」へ。こちらでは、「紅ほっぺ」「いばらキッス」の2品種のいちご狩りが楽しめる。特に、近年人気の「いばらキッス」は、有機質肥料を使い、筑波山系からのミネラルたっぷりの天然水で育てた味の濃いいちご。その甘さは・・・先っぽの糖度で、なんと18度も! 普通のいちごが平均10度前後だから、その甘さは群を抜いている。ほどよく酸味もあるため、いくつでもいけてしまいそう。

ただ、「いばらキッス」の生産量は限られており、ハイシーズンのこの時期は、午前中には完熟いちごがなくなり店じまいとなってしまう。特に週末は、オープン前の9時半ごろから駐車場前に列ができる人気ぶりなので、早めの来場がベター。

【茨城県・石岡駅】中村いちご園

TEL:0299-42-3112(10:00~17:00)
住所:茨城県石岡市朝日225-2
実施日:2019年1月12日(土)~5月末(予定)10:00~完熟いちごがなくなり次第終了
予約:予約不可
いちご狩りのスタイル:30分食べ放題
料金:大人(中学生以上)1500円~1000円、小人(小学生以下)1300円~800円※時期により異なる
アクセス:JR「石岡駅」よりバスで月岡本田下車、徒歩20分

【静岡県・藤枝駅】ジャパン・ベリー

希少な新品種「きらぴ香」が食べられるチャンスも!

静岡のいちごといえば「章姫」「紅ほっぺ」が有名だけど、近年、その後継品といわれる「きらぴ香」の株が急上昇。約17年間の研究のもと、28万株の中から生まれた次代のエースは、キラキラと光る宝石のようなルックスとフルーティな香りが特徴。濃厚な甘さの中に、ほどよく酸味も感じられるのも人気の秘密なのだとか。

そんな「きらぴ香」を味わえるチャンスがあるのが、いちご生産農園としては日本一の“サッカーグランド3面分”の大型ハウスを持つ静岡県藤枝市の「ジャパン・ベリー」。最新設備のもと、「章姫」「紅ほっぺ」「かおりの」、そして話題の新品種「きらぴ香」の4品種を栽培している。この中から、その時期にもっとも食べ頃の品種を40分食べ放題で楽しめる、というスタイル。どの品種になるかは当日まで分からないので、まだまだ生産量の少ない「きらぴ香」に当たった人はラッキー。

徹底した温度管理や肥料調整のもと、高く設置された棚のなかでつくる「高設栽培」だから土汚れの心配もなし。小さな子どもでも安心して楽しめるほか、車いすやベビーカーもOKのバリアフリーだから家族連れにももってこい。完熟のいちごを心ゆくまでほおばる・・・幸せすぎるひとときを満喫して。

【静岡県・藤枝駅】ジャパン・ベリー

TEL:054-636-5405(9:00~16:00)
住所:静岡県藤枝市青南町2-5-1
実施日:2019年1月20日(日)~6月30日(日)※いちごの育成状況により変更あり
予約:予約不可
いちご狩りのスタイル:40分食べ放題
料金:大人1800円、幼児(小学生未満)1500円、3歳未満無料(ミルク代200円)、4/1~5/10は大人1500円、幼児(小学生未満)1200円、3歳未満無料(ミルク代200円)、5/11~6/30は大人800円、幼児(小学生未満)500円、3歳未満無料(ミルク代200円)
アクセス:JR「藤枝駅」よりタクシーで10分

こちらもチェック!2019年注目の“次世代スターいちご”図鑑

いちご好き編集部&苺研究家・渡部美佳さんが選ぶ、いちごの新品種まとめ

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【特集】甘くておいしい最旬いちごに会いに。最新いちご案内2019

甘くておいしい最旬いちごに会いに。最新いちご案内2019

甘酸っぱくてころんとしたフォルムがかわいい「いちご」は、乙女心くすぐる魅惑のフルーツ。ひと口にいちごと言っても、品種によってさまざまな表情が楽しめるのもいちごの魅力なんです。今回はいちご好きの編集部が、人気のとちおとめやあまおうから、スカイベリーやきらぴ香などの2019年注目の新品種まで、奥深い“いちご”の世界へとご案内。そのほか、旬のこの時期にしか味わえないスイーツや夜のいちご狩り情報も紹介します。

WRITING/KANO NUMATA

※記事は2019年2月14日(木)時点の情報です。内容については、予告なく変更になる可能性があります