廃棄されるりんご箱から生まれた、“りんご愛”あふれるアップサイクル家具。青森県北津軽郡で誕生【サステナブルチャレンジ】
【サステナブルチャレンジ】楽しく始めるSDGsアクション!エコな暮らしやフードロスレシピ、エシカルグッズや話題のスポットまで

廃棄されるりんご箱から生まれた、“りんご愛”あふれるアップサイクル家具。青森県北津軽郡で誕生【サステナブルチャレンジ】

更新日:2021/03/23

オズモールとはじめる、SDGsアクション。小さな“サステナブルチャレンジ”から挑戦してみませんか? ご紹介するのは、廃棄物や不要になったモノに新たな命を吹き込み、付加価値を付けた高品質なアップサイクルアイテム。今回は日本有数のりんごの産地としても知られる青森県北津軽郡板柳町で生まれた、“りんご愛”あふれる「又幸Matasachiプロジェクト」の家具。りんご畑の風景や文化を守る取り組みにもぜひ注目して。

サステナブルチャレンジとは?

今回のサステナブルチャレンジは“りんご畑の風景、文化を守る家具を選ぶこと”

りんご箱をリサイクルして新たな価値を創生する家具「又幸Matasachiプロジェクト」

青森県・北津軽郡板柳町にある家具販売会社『キープレイス』。代表の姥澤匡柳さんは、建材メーカーに勤めた後、インテリア雑貨販売の会社を立ち上げ、2009年からはりんご箱を扱う家業の資材業を継ぐことに。

新しいものを世に出す仕事の中で感じたのが、地元津軽の人たちが気づいていなかった、りんご箱の魅力。青森の日常風景にあったりんご箱とインテリアを結びつけ、2018年から、りんご箱を家具にリサイクルするプロジェクトを立ち上げたのだそう。

県外へりんごを出荷するときに使われた後、再び返送され繰り返し使われていたのがりんご箱。ところが、ここ数年は輸送コストの観点から、関西より西へ送られたりんご箱が返送されず、そのまま廃棄されてしまう実情があったそう。
さらにりんご農家の高齢化、青森りんご文化の衰退も進んでいくなかで、“りんご畑の風景や文化を守りたい”という想いから、りんご箱のアップサイクルを考えたのだという。

県内のりんご箱屋、家具職人、建築家たちでタッグを組み、家具へのリデザインがスタート。使い古しのりんご箱の板材を使い、あえてりんご箱らしさを残すことで、“りんご愛”にあふれたデザインに。出荷時に書かれた文字を残し、表面の仕上げをやり過ぎないよう心がけているのだとか。あくまでりんご箱が主役。この家具が知られることで、りんご箱の活用や流通に活路を見出すことへつなげているのだとか。巡り巡って、現在は青森りんご文化が再評価され、りんご農業の活性化にもつながっているのだそう!

天板にアカマツ材の中古りんご箱を使用した「又幸Matasachiプロジェクト」の家具

天板にアカマツ材の中古りんご箱を使用した「又幸Matasachiプロジェクト」の家具。脚にオニグルミを使って強度を持たせた組み立てやすい構造にこだわっていて、余計な装飾は一切なし。卸先の屋号などのメモ書き、自然についた傷がいい味に。この家具を使うことが、りんご箱の寿命を永らえるアクションに。

世界的にも注目され、世界最大級の国際家具見本市ミラノサローネ2018にも出展。テーブルやスツール、焼印入りのコースターを展開中。

シンプルなデザインなので、北欧インテリアから無骨なインダストリアルテイスト、グリーンに囲まれたインテリアまで、合わせるテイストを選ばないところも魅力。おしゃれにすることで廃棄されるモノの価値を上げるアップサイクルアイテムは、ものづくりの背景にも愛着がわいて、使うのも楽しくなりそう。ぜひ注目してみて。

アイテムDATA

商品名:キープレイス株式会社「又幸Matasachiシリーズ」
価格:ミーティングテーブル198000円、スツール(大)30800円
主な販売場所:又幸オンラインストア

【特集】OZとはじめる、#サステナブルチャレンジ

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SDGsと言われても「それって何なの?何から始めればよいの?」と、難しく考えてしまう人も多いはず。でも実は、毎日の暮らしのなかにヒントがたくさんあるんです。食材をムダなく活用するのも、エコバックを持ち歩くのも、サステナブルなSDGsアクションのひとつ。そこでオズモールでは、楽しみながら始められる「#サステナブルチャレンジ」をガイドしていきます。早速実践して、一緒にサステナブルな暮らしをはじめてみませんか?

WRITING/KYOKO KASHIMURA

※記事は2021年3月23日(火)時点の情報です。内容については、予告なく変更になる可能性があります