
今年もいちごがおいしい季節がやってきた! そのまま食べてもおいしいいちごを、さらにおいしく、華やかな見た目も楽しませてくれるデザートといえば「いちごパフェ」。今回は西荻窪にある「パティスリー ロータス」をご紹介。見た目にも華やかなパフェはフレッシュないちごに、いちごのクランチチョコやパイなどさまざまな具材が華を添える。

目の前で次々に作り出される、美しいデザートに感動
「パティスリー ロータス」のオーナーパティシエは、カウンターデザートの名店としておなじみの神楽坂・アトリエコータで研鑽を積んだ原島未希さん。
こちらのメインはなんといっても、クレープシュゼットやパンケーキをはじめ、注文ごとに目の前で作られていくデザートの数々。できたてのおいしさはもちろん、飴細工を作る様子やフランベなど、臨場感のあるパフォーマンスが楽しめるのはカウンターならでは。
「最近は写真や動画をSNSに上げるお客様も多いので、盛り付けの華やかさも大切にしています。作業工程がお客様からどんな風に見えているか、スタッフにカウンター側から動画を撮ってもらってチェックすることも」と原島さん。さまざまな具材を組み合わせて、華やかなデザートを作る様子は、魔法使いのようにも見える。

2021年10月のリューアルをきっかけに、イートインスペースが2階に移動して広くなり、1階には常時20~25種類の生菓子や焼き菓子がずらりと並ぶ。
定番のデザートやケーキに加え、旬のフルーツを使ったメニューにも力を入れているという原島さんは、常にアンテナを張り巡らせながら、次はどんなデザートで訪れる人に楽しんでもらうかを考えているという。自分が心から「おいしい!」と思うものを味わってほしいから、アイスクリームをはじめ、デザートを彩る具材も一つひとつ手作り。
自身が初めて、カウンターデザートを食べたときの感動を届けられたら・・・そんな思いを込めて、原島さんは今日もデザートを作っている。

2.いちごのアイスクリーム
3.ホイップクリーム+カスタードクリーム
4.パイ
5.カスタードクリーム
6.ピスタチオのアイスクリーム
7.ホイップクリーム
8.ブランマンジェ
9.いちご
10.いちごのクランチチョコ
11.あまおうのピューレ
フレッシュないちごとピスタチオ、2種類のアイスが味わえるいちごパフェ
いちごがおいしい冬から春の間だけ食べられる「いちごパフェ」の主役は、目利きが厳選するという新鮮ないちご。
レースのような飴細工をまとったパフェには、いちごのアイスクリームにサクサクのパイ、濃厚なピスタチオのアイスクリームやつるんとした口当たりのブランマンジェ、いちごのクランチチョコと、次々に顔を出す具材の味わいや食感に心が躍る。
レシピや盛り付けは毎年変えているため、こちらの「いちごパフェ」が味わえるのは今だけ。そう聞いたら、何度でも足を運びたくなる。
いちごパフェ
価格:1980円
販売期間:いちごがおいしい期間(終了未定)
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こっくりマロンと甘酸っぱいカシスが絶妙なデザート
通年いただけるカウンターデザートの中でも、見た目の華やかさNo.1を誇る「モンブランカシス」。
たっぷりと搾ったモンブランクリームの上にのっているのは、甘酸っぱいカシスのグラニテ(氷菓)。栗の風味豊かなクリームをそのまま味わうもよし、サクサクとしたメレンゲやキャラメルソース、ラム酒を効かせたアイスクリームと一緒に味わうもよし、ひと皿でいろんな楽しみ方ができる。
モンブランカシス
価格:1200円
販売期間:通年

Patisserie Lotus(パティスリー ロータス)
2017年にオープン。オーナーパティシエの原島さんは、神楽坂のパティスリー「アトリエコータ」で初めてカウンターデザートと出会い、感動したのをきっかけに弟子入りしたそう。独立後はさまざまな視点から新しいデザートを探求している。
- スポット名
- Patisserie Lotus(パティスリー ロータス)
- 電話番号
- 0353363207 0353363207
- 住所
- 東京都杉並区松庵3-37-23 シマビル
- 営業時間
- 10:00~19:00(2Fカウンター12:00~18:00)
- 定休日
- 不定休
- 交通アクセス
- JR総武線・中央線「西荻窪駅」より徒歩3分
- 入店・待ち時間について
- ・電話やサイトより予約可能(推奨)
・待ち時間:土・日・祝日は30分程度。平日はほぼ並ばずに案内可能
・混雑時間:14:00~16:00
- ホームページ
- Patisserie Lotusの公式HPを見る
【特集】私の“推しいちご”を探しに。最新いちご案内2022

あなたが好きなのは、いちごがてんこ盛りのパフェ? ホテルのこだわりがつまったいちごアフタヌーンティー? それとも、いちごのすべてを愛する究極ラバー? あと少しの我慢が続く日々だけれど、かわいくておいしいいちごは、今シーズンもキラキラと輝いている。あなたが好きな“推しいちご”を探して、愛して、ハントして。ご褒美にたっぷりいただこう。
PHOTO/KAZUHITO MIURA WRITING/MINORI KASAI