もっと和牛が好きになる。日本の名だたる銘柄牛ギャラリー ~前沢牛~

もっと和牛が好きになる。日本の名だたる銘柄牛ギャラリー ~前沢牛~

更新日:2020/04/23

ステーキ、焼肉、鉄板焼きなどで和牛を楽しむ人は大勢いるけれど、銘柄と言われるとまだまだハードルが高いもの。そこで、オズモール&お肉のプロが日本の名だたる銘柄牛を解説! 産地や血統、エサや環境などが合わさっておいしく育った銘柄牛の特徴をとらえて、自分好みのお肉を見つけてみよう。今回は「前沢牛」。銘柄で選べるようになれば、あなたも和牛マスターに一歩近づけるはず。

前沢牛
※写真はイメージです

和牛日本一に6度も輝いた前沢牛
きめ細やかな霜降り・肉質・風味がバツグン

「全国肉用牛枝肉共励会」において最高位の名誉賞を6度も獲得した、“味の芸術品”ともいわれる「前沢牛」。きめ細かな霜降りとしっとりした柔らかな肉質に定評があり、口の中で広がる上質な香りと、とろけるような舌触りに心奪われる。
前沢牛のふるさとは、内陸性の穏やかで冷涼な気候と奥羽山脈からの清らかな水が豊富な、岩手県の奥州市前沢地域。もともとこのエリアでは、農業を手伝う家畜としての牛の飼育が盛んだったが、農業の機械化が進むにつれて、繁殖と肉牛用として牛が飼育されるように。しかし、昭和44年に前沢から初出荷した肉牛は「岩手のガリ牛」と呼ばれるほど不評だったそう。そこから、種牛に兵庫牛、繁殖牛に島根牛を導入し、農家さんたちが努力をし続けたことで、いまでは名だたる賞を受賞する極上品に。
前沢産の黒毛和種で肉質等級4級以上などの条件を満たした、おいしい前沢牛を育てる秘訣は、なによりも牛のことを一番に考えた飼育体制だ。時間を惜しまず牛舎で牛たちと接し、前沢産の稲わらなどの良質な餌を与えて、一頭一頭に愛情を込めて育てている。ストレスのない環境で育った前沢牛の、鮮やかで美しい霜降り肉はまさに芸術品だ。

教えてくれたのは・・・GRILL DINING 薪火 調理長 入沢雅美さん

目・音・香りで味わう薪火料理が楽しめるのは、浅草ビューホテル1階にある新感覚の薪火レストラン「GRILL DINING 薪火」。薪窯調理の豪快な炎とそのおいしさが魅力で、味のブレの少ない宮崎牛をグランドメニューで提供している。
薪火から出る天然の遠赤外線でお肉の周りをしっかり焼き、旨味を閉じ込めてジューシーに仕上げたお肉は絶品。
※宮崎牛以外の銘柄については、2カ月に1回のフェアや仕入れ状況により不定期で提供

スポット名
GRILL DINING 薪火(浅草ビューホテル)
住所
東京都台東区西浅草3-17-1 浅草ビューホテル1階
営業時間
11:30~15:00(L.O.14:30) 17:30~21:30(L.O.21:00)
定休日
なし
会社詳細を見る
GRILL DINING 薪火

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WRITING/AYA MATSUO

※記事は2020年4月23日(木)時点の情報です。内容については、予告なく変更になる可能性があります