バターマニアおすすめのフレーバーバター5選!いつものパンがケタ違いにおいしくなるドライフルーツやはちみつ入り

バターマニアおすすめのフレーバーバター5選!いつものパンがケタ違いにおいしくなるドライフルーツやはちみつ入り

更新日:2021/03/10

トーストの絶対的なおともと言えばバター。とはいえ、その味わいは千差万別。今回は、製菓・製パンの材料を取り扱う「(株)富澤商店」に所属し、バター解説者としてメディアでも活躍するバターマニア・長尾絢乃さんに“パンに合うフレーバーバター”を教えてもらいました。

とよとみフレーバーバター ハスカップ[60g・1200円]
製造元:川島旅館

とよとみフレーバーバター ハスカップ[60g・1200円]

北海道豊富町にある温泉旅館が手がける、風味豊かなフレーバーバター。渋谷区とほぼ同じ、総面積1500haの広大な敷地で放牧されている牛の、良質な生乳を使用。ハスカップをはじめ、厳選した道産素材使用のバターを全14種類以上展開。

コク …………  ★ ☆ ☆
香り …………  ★ ☆ ☆
酸味 …………  ★ ☆ ☆

ハスカップの酸味をバターのまろやかさが包み込み、食パンにのせればまるでジャムバタートーストの味わいに。なめらかな舌触りも上質さを感じます。

とよとみフレーバーバター トリュフ[60g・2700円]
製造元:川島旅館

とよとみフレーバーバター トリュフ[60g・2700円]

どのフレーバーも保存料、添加物などは不使用で、バターの風味や素材の味を楽しめるのが特徴。イタリア産白トリュフ塩使用のこちらは、リッチな香りが秀逸。パンに、料理に、アツアツごはんに、味わいを格上げしてくれる。

コク …………  ★ ★ ☆
香り …………  ★ ★ ★
塩味 …………  ★ ★ ★

全種類の中でいちばん好きなのがコレ。香りを嗅いでも、食べてもしっかりとトリュフを感じられ、贅沢気分に浸れます。塩味もしっかりあってお酒とも相性◎

とよとみフレーバーバター ドライフルーツ[60g・2700円]
製造元:川島旅館

とよとみフレーバーバター ドライフルーツ[60g・2700円]

濃厚ながらもすっきりとした後味のバターに、北海道産のりんご、プルーン、ルバーブをゴロゴロとカットして練り込んだ食感も楽しい逸品。バターに砂糖や塩は加えておらず、ドライフルーツの上品な甘みをそのまま味わえる。

コク …………  ★ ☆ ☆
香り …………  ★ ☆ ☆
フルーティ感 … ★ ★ ★

ベースが無塩バターで甘くないから食べやすく、まろやかなバターにいろいろなフルーツの味が楽しめて飽きません。バゲットにのせれば絶好のワインのアテに。

くしろ海藻バター[100g・922円]
製造元:株式会社フードハーツ

くしろ海藻バター[100g・922円]

フランス・ブルターニュを思わせる産地で生まれた、北海道の新鮮なミルクとミネラルたっぷりの海藻がおいしく融合したバター。天日干しした、北海道産の昆布のうまみと食感を楽しめる唯一無二の味わいは、一食の価値あり。

コク …………  ★ ★ ☆
香り …………  ★ ★ ★
スッキリ感 …  ★ ★ ★

バターと海藻の塩気に、昆布の食感も楽しめる独創的な1品。トーストしていただくと、香りとうまみを最大限に引き出せます。パン飲みのおつまみにも絶品!

アンデルセン醗酵バター[160g・864円]
販売元:神津牧場

はちみつバター[100g・900円]

芳醇さとまろやかさが特徴の、伝統的な発酵バター。ジャージー牛の濃厚な味わいと、放牧飼養でカロテン豊富な青草を食べて育った、黄色がかった色合いも印象的。群馬県沼田市産のはちみつを加えた、甘い香りを楽しめる。

コク …………  ★ ★ ★
香り …………  ★ ★ ★
甘さ …………  ★ ★ ☆

バターとはちみつのいい所がバランスよくマッチ。味わい自体の甘さは強くなく、甘い香りの後にバターの塩気が追いかけてきて、華やかな余韻に浸れます。

※オズマガジン2021年1月号「しあわせのパン」記事を一部転載 
※掲載店舗などの情報は、取材時と変更になっている場合もございますので、ご了承ください

オズマガジン2021年1月号は「しあわせのパン」特集

オズマガジン2021年1月号は「しあわせのパン」特集

お腹も心もあたたかく満たす、身近な小さな幸せの最たるものであるパンが盛り上がっています。素材やシェフのクオリティも高まり、専門化・多様化した新店も続々。アレンジレシピやバターやジャムとの相性で、可能性は無限大に。今行きたいパン屋さんガイドと、パンのおともや道具、グッズまで、広がるパンの楽しみ方をまとめてお届けします。

発売日/2020年12月11日(金) 価格/700円

PHOTO/HIROSHI SHIMIZU、WRITING/AYANO SAKAI

※記事は2021年3月10日(水)時点の情報です。内容については、予告なく変更になる可能性があります