ゴールデンウィーク特集2019

編集部イチのカフェマニアが選ぶニュースな3軒

更新日:2019/03/26

こんにちは。自他ともに認める編集部イチのカフェマニアである私・タキセが、鎌倉のおすすめカフェをご紹介いたします!

観光客も住んでいる方も多い鎌倉は、さんぽの途中に気軽に立ち寄れるカフェの宝庫です。

数ある中から絞るのはなかなか難しいのですが、今回は鎌倉駅前からほど近いエリアの中から、今行くべきニュースのある3軒をピックアップしてみました。

(画像上)焙じ茶チョコレートクロワッサン600円、ピーチソーダ700円 (画像下)2Fのクッションフロアのシート。古民家のままの窓枠がノスタルジック

街中の古民家でビーチを感じられるカフェ

まずは、平日でも縁日のようににぎやかな小町通り沿いに誕生した「UNDER THE PALMO KAMAKURA」。

こちらは、葉山の海沿いにあったビーチラウンジのようなカフェ「CABan」のスタッフが新たに手掛けたカフェです。

そのエッセンスが生かされ、街中の古民家をリノベーションしていながら、どこかビーチを感じられる爽やかな空間になっています。

その秘密は主に2階にあり。

2階にはほぼ全面的に、クッションフロアが敷き詰められていて、靴を脱いであがります。

それが、まるで砂浜を裸足で歩いたときのような開放感に似ているんです!

もちろん椅子はなく、フロアに足を伸ばして座ったり、ゴロンと寝転がってもOK。

赤ちゃんも自由に動き回れるので、親子連れの姿もちらほら見られました。

ふかふかのフロアに座り、お店自慢のソーダを飲んでいると、ここが、あのにぎやかな小町通り沿いにあることを忘れて、本当にビーチにいるような気分に浸れます。

UNDER THE PALMO KAMAKURA

アンダー ザ パルモ カマクラ
TEL.0467-848-582
住所/神奈川県鎌倉市雪ノ下1-5-35
営業時間/9:30~18:30
定休日/なし
アクセス/鎌倉駅より徒歩6分

(画像上)クリームティーのセット(紅茶ポット付き)1100円~ (画像下)建て替え前に使っていたビンテージ家具のインテリアのぬくもりにほっとする

待望の復活! 英国風ティールーム

続いては、ティールーム「Garage Bluebell」です。

以前はかなり年季の入った味のある古民家を利用していましたが、休業を経て2018年末に新しい木造建築に建て替えられ、再オープンしました。

でも、家具や什器などは建て替え前のものを再び使っていて、壁や床は落ち着いた色味の木目なせいか、かつての古民家時代の趣のまま。

大きな窓から眺められる縁側や小さな庭も健在です。

雰囲気だけでなく、おいしさも相変わらず。

イギリスの正統派スコーンに欠かせないのがクロテッドクリームですが、こちらではそれを少しアレンジしたオリジナルレシピのクリームとともにいただきます。

まろやかでコクがあって、でも軽やかで、おいしいスコーンがさらにおいしくなるので必食です。

表紙モデルのKanocoさんが撮影時にスコーンを召し上がったとき、「今まで食べたスコーンでいちばんおいしいかも!」と大絶賛でした。

庭の木には、エサの入った鳥の巣箱が設えられており、野鳥が舞い降りてきます。

自家製クリームをたっぷり塗ったスコーンをほおばりつつ、香り高い紅茶を味わい、鳥が行き交う様子を眺めれば、体の芯から、心の底からじんわりのんびりできます。

Garage Bluebell

ガレージブルーベル
TEL.0467-22-4836
住所/神奈川県鎌倉市小町2-4-14
営業時間/11:00~18:00(17:00LO)
定休日/水・木
席数/20
アクセス/鎌倉駅より徒歩6分

(画像上)外カリカリのゴーフル550円。バターとメープルシロップをたっぷりつけて (画像下)半地下のようなフロアになっていて、ちょっとした隠れ家感も味わえる

祝25周年! 鎌倉を代表する名カフェ

そして最後におすすめするのは、2019年4月で25周年を迎える「cafe vivement dimanche」。

小町通りから1本入った静かな道にありながら、平日でも行列ができる人気のカフェです。

マスターの堀内さんが1杯ずつハンドドリップしてくれるコーヒーはもちろんですが、パフェやケーキからオムライスまで、フードメニューも充実していて、朝から夕方までどんなお腹にもばっちり応えてくれます。

さらにこちらは、観光客も、修学旅行生も立ち寄る名所でもあり、地元の方にとっての行きつけでもある、誰にとっても居心地のいい場所。

そんなこのカフェのことを、店舗のオープン時からマスターと交流のある写真家詩人の沼田元氣さんは、「鎌倉の一部になっている」と絶賛していました。

この名言が飛び出したマスターと沼田さんの対談企画は、ぜひオズマガジンの鎌倉特集でお楽しみください!

cafe vivement dimanche

カフェ・ヴィヴモン ディモンシュ
TEL.0467-23-9952
住所/神奈川県鎌倉市小町2-1-5
営業時間/8:00~19:00(18:00LO)
定休日/水・木
席数/32
アクセス/鎌倉駅より徒歩5分

今回は、アクセスしやすい鎌倉駅周辺のカフェをご紹介しましたが、鎌倉にはこのほかにもたくさんのカフェがあります。

オーシャンビューや、お寺に併設された甘味処など、地の利を生かしたさまざまなバリエーションのカフェタイムが過ごせるのは鎌倉ならでは。

ぜひ、自分だけのお気に入りの1軒を見つけてみてください。いいカフェで、いい1日を。

雑誌OZmagazine「鎌倉さんぽ」特集

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こちらで紹介したカフェ以外にも、いちばん旬な鎌倉情報をまとめたオズマガジン「鎌倉さんぽ」が発売。人気の小町通りや長谷エリア、江ノ電沿線のほか、ローカルな御成通りや大町・材木座まで完全ガイド。そのほか、全107店舗を収録した人気店カタログがBOOK IN BOOK付録になってついてきます。鎌倉で、どうぞいい1日を。

発売
2019年4月12日(金)
定価
700円
ホームページ
オズマガジンWEB

【特集】カモン、新時代。ゴールデンウィーク2019

ゴールデンウィーク2019特集

暦通り休めれば、2019年のゴールデンウィークは10連休。平成から新しい元号に変わる大きな節目のタイミングだからこそ、少しだけ時間を有意義に使って、“自分を高める時間”を過ごしてみてはいかがですか? 最大3日間で実現できる体験をはじめ、編集部注目のイベントやシーン別の過ごし方ガイド、話題のBBQやグルメ情報など、新しい時代が楽しみになるゴールデンウィークの過ごし方を一挙ご紹介します。

PHOTO/JUNICHI HIRAISHI、KAZUHITO MIURA、AYA MORIMOTO
※オズマガジン2019年5月号「鎌倉」特集の記事転載
※掲載店舗などの情報は、取材時と変更になっている場合もございますので、ご了承ください

※記事は2019年3月26日(火)時点の情報です。内容については、予告なく変更になる可能性があります