【人気のランタンおすすめ22選】キャンプの専門家に聞いた、ランタンの選び方も!

ランタンおすすめ

日常から離れて大自然の中で好きなように過ごす、それがキャンプの最大の魅力。ここ最近のキャンプブームもあり、ファミリーキャンプはもちろんアウトドア初心者でもキャンプを楽しんだり、なかにはソロキャンプにハマってる人も! キャンプに欠かせない道具のひとつが「ランタン」。そこで種類や選び方について、女性向けアウトドアWEBメディア「なちゅガール」の編集長で注目の女子キャンパー・森風美さんにお話を伺いました。

更新日:2023/05/22

女子キャンパー、アウトドアWEBメディア「なちゅガール」編集長・森風美さん

監修
女子キャンパー、アウトドアWEBメディア「なちゅガール」編集長・森風美(もりふうみ)さん

幼少の頃からアウトドア好きな家族の影響でキャンパーとして育ち、キャンプ歴は年齢=26年。今では年間100日もキャンプ場で過ごしている。女子キャンパーのライフスタイルモデルとしてはもとより、テレビ・雑誌・イベント出演など幅広い分野でも活動中。著書に「はじめよう!ソロキャンプ」(山と渓谷社)がある。

1.ランタンにはどんな種類があるの?

夜のキャンプサイトを照らすランタンは、使用燃料によって「LED」「オイル(灯油)」「ガソリン(ホワイトガソリン)」「ガス」の4種類に分けられる。「私のおすすめはLEDランタンです。乾電池や充電式で気軽に使え、ボタンひとつで点灯できる。明るさの調整も持ち運びも簡単で、どこにでも吊り下げられます」と森さん。人数や置く場所、明るさや使いやすさなども比較しながら選んでみて。

LEDランタン

乾電池式や充電式といった、電気をエネルギーとして使用するランタン。このLEDランタンは、初心者でもベテランキャンパーでも必ずひとつは持っていきたいもの。火を使わないのでテント内で安心して使え、光の色が変えられたり、炎のように光が揺らめいたりするものなど種類も豊富。最近ではUSBポートやスピーカー、手動発電など多機能なものも販売されている。

【メリット】
手軽、安全、コンパクトと、使い勝手がいいのが特徴。ボタンひとつで灯りがつき、燃料を使うランタンのように熱を出さず、一酸化炭素も発生しないのでテントの中でも使うことができる。点灯時間が長く価格もお手頃。さらに、デザイン性が高いことからインテアや災害用としても人気がある。

【デメリット】
昼光色のランタンを選ぶと人工的で眩しい印象。充電式の場合、事前に充電が必要で、電池タイプは替えの電池を持ち運ぶ必要がある。

オイル(灯油)ランタン

その名のとおり、灯油やパラフィンオイルを燃料として使うランタン。ガソリンやガスなどと比べて、灯油は値段が最も安く長持ちするため長時間使用することができる。ろうそくのように揺らめく炎も魅力のひとつ。アンティーク調のおしゃれなデザインが多い。

【メリット】
揺らめく炎でキャンプの雰囲気を高めてくれる、ロマン枠のランタン。灯油を使えばランニングコストも抑えられ、メンテナンスも比較的楽に行える。

【デメリット】
明るくはないので、食卓全体を照らすメインのランタンとしては使えない。また、テント内では一酸化炭素中毒の恐れがあるので使用できない。また、灯油を使用すると独特のにおいがしたり、使用時にすすが出てしまうこともある。

ガソリンランタン

ホワイトガソリンを燃料として使うランタンで、光量が大きくて明るい。最大の特徴は、使用する際に「ポンピング」という作業があること。ポンピングによって燃料タンク内を高圧にして、点火部からガソリン吹き出させることで、暖かく安定した光になる。燃焼時間も長く、冬場でも安定した火力を維持できる。

【メリット】
光量が大きく、寒冷地でも安定した火力を維持できる。燃料タンクの容量にもよるが10時間前後は明かりが続き、一泊のキャンプなら燃料の追加なしで済む。

【デメリット】
メンテナンスや火をつけるための作業(ポンピング)に手間がかかり、マントル(電球で言うところのフィラメント)が壊れやすいため、予備を用意した上で持ち運びには注意。火気を使うためテント内では使用できない。

ガスランタン

「OD缶」や「CB缶」と言われるガスカートリッジを取り付けて燃料とするランタン。「OD缶」はアウトドア用に作られた専用規格のカートリッジ。「CB缶」は家庭用のカセットコンロで使われるガスボンベと同じ規格で製造されているもの。光量が大きく優しい明かりで照らし出してくれる。ガソリンランタンと同じくマントルを使うが、より簡単に使える。

【メリット】
光量が大きく、ガスカートリッジが燃料なので取り替えも簡単。ガソリンランタンのようなポンピングも不要なため初心者でも扱いやすい。

【デメリット】
燃焼時間が短いのが難点。ランタンによって異なるが、通常サイズのガス缶を使用すると、連続燃焼時間は約5時間。寒冷地ではガス缶が冷えて点火しにくいことも。火事や一酸化中毒の危険があるのでテント内では使用できない。

2.キャンプ初心者におすすめ!失敗しないランタンの選び方

使用場所に応じて選ぶ

ランタンの使用場所は、サイト全体を照らす「メインランタン」、テーブル上に設置する「テーブルランタン」、テントの中で使う「テントランタン」の3つに分けられる。ランタンのタイプによって明るさや燃焼時間などが異なるので、使用場所や人数に合わせて使い分ける。「ソロキャンプではメインランタン、テントランタンとしてLEDランタンひとつを吊るし変えて、テントの外では雰囲気のあるオイルランタンひとつを使う人が多いかも。4人家族なら、安全に使えるLEDランタンを最低2個は準備したいですね」と森さん。どこでどんなふうに使用したいかをイメージしてみよう。

キャンプサイト全体を照らす「メインランタン」

足元からテント周りまで、サイト全体を照らすのが「メインランタン」の役割。光量が大きなLEDランタンやガソリンランタン、ガスランタンなどがおすすめ。ポールやタープに吊り下げて使用すると、上から照されて全体が明るくなるはず。

テント内を淡く照らす「テントランタン」

着替えや就寝準備をするときにテント内を照らす「テントランタン」。寝る前なので淡く照らしてくれる小光量のLEDランタンがおすすめだけど調光機能つきのものが多いのでシビアに考えなくて大丈夫。虫対策に効果を発揮してくれる「モスキーランタン」もあるので、夏キャンプのときはチェックして。

食事の時に使いたい「テーブルランタン」

テーブルに置いて卓上を照らす「テーブルランタン」は、明るすぎない光量を選ぶのがポイント。まぶしいと目が疲れたり虫が寄ってくる原因にもなるので、メインランタンよりも暗いものをチョイス。「オイルランタンを使えばテーブルの雰囲気作りにも一役買ってくれます。見た目重視で気にいるものを探すといいですよ」と森さん。

宿泊数に応じて燃焼時間や使用時間もチェックしよう

1泊なら7時間程度の燃焼時間、2泊するのなら10時間以上燃焼時間があるものを選んで。どれも燃料を補充すれば何時間でも使えるので、燃焼時間の目安を参考に補充する燃料を用意して。充電式のLEDランタンはポータブルバッテリーで気軽に充電できます。

燃焼時間の目安

LEDランタン:アルカリ電池1本/約15時間
オイル(灯油)ランタン:灯油約340ml/約7時間
ガソリンランタン:ガソリン約600cc/約7~14時間
ガスランタン:ガス缶約470g/約4~8時間
※メーカーによって異なります

キャンプの雰囲気を重視したいなら、灯りの色やデザインもチェックして

ランタンは、灯りの色やデザインに注目してみるのもおすすめ。アンティーク風なものからカラー、デザイン性に特徴があるものまでさまざまあり、こだわりのあるランタンならサイトの雰囲気もグッとおしゃれに演出してくれる。「最近では、LEDランタンもさまざまな種類があり、温かみのある色や白色の光を出すタイプ、クラシック調でかわいいデザイン、さらに炎のゆらぎを楽しめるものなど揃っています」と森さん。自分のお気に入りを使えば、夜のひとときもさらに楽しくなるはず。

灯りの目安(4人のキャンプの場合)

メインランタン:1000ルーメン以上(サイト全体を照らしてくれる)
テーブルランタン:100~400ルーメン(食事するのに十分な明るさ)
テントランタン:100~400ルーメン(就寝時の着替えなどに必要な十分な明る
さ)

3.【編集部おすすめ】人気のランタン22選

編集部おすすめのランタン22選を紹介。全22アイテムの特徴をチェックして、自分にぴったりのランタンを見つけよう。

3-1.キャンプにおすすめのLEDランタン10選

コールマン

クアッド マルチパネルランタン

11800円

おすすめポイント

・火の心配がない電池式LEDランタン
・最大800ルーメンで4~5人でBBQを囲むのに十分な明るさ
・携帯の充電もでき、生活防水性能まで装備

キャンプだけでなく、災害時など様々なシーンでも使えるランタン。4つのパネル型ライトが取り外せて、それぞれ単体でも使用できるので、サブランタンとしても活用できそう。

最大約800ルーメンと4~5人でBBQを囲むのに十分な明るさで、連続点灯時間は最大400時間とたっぷり使える。

携帯の充電が可能なUSBポートも付いていて便利。さらに防水の性能を示すIPXが4相当あり、水しぶきに対しての耐久があるので、アウトドアで活躍すること間違いなし。

タイプLEDランタン
用途サブランタン、メインランタン
電源乾電池
明るさ100~800ルーメン
光色
サイズΦ14.5cm×23.5cm
重量1.2kg
連続使用可能時間400時間(最大)

Lighting EVER

LEDランタン

1869(Amazon)円

おすすめポイント

・最大1000ルーメン対応で、昼白色くらいの明るさまで対応できる
・4つの点灯モードがあり、シーンに応じた調光が楽しめる
・滑りにくい加工あり。逆さ吊りも可能

シーンに合わせて調光調色がしやすい電池式LEDランタン。最大1000ルーメンの明るさで360°照らすので、5~6人のキャンプでもメインランタンとしても活躍しそう。

また300ルーメン・電球色、700ルーメン・白昼色など、4つの点灯モードを簡単に切り替え可能。スイッチを長押しすると、無段階で光の明るさと色を調節できる機能も搭載している。

さらに、ラバー加工で滑りにくくい本体底には収納式フックが付いており、逆さにして吊り下げ式ランタンにすることも。

タイプLED
電源乾電池
用途サブランタン、メインランタン
明るさ300~1000ルーメン
光色白~電球色
サイズ9.5×8.8×18.4
重量0.4kg
連続使用可能時間25時間(最大)

ベアボーンズ

レイルロードランタンLED

9680円

おすすめポイント

・レトロでおしゃれなデザイン
・吊るしても置いてもOK
・ほどよい明るさと暖かみが持ち味

戦前の北米鉄道会社で使われていたレイルロードランタンを模して作られた、充電式のLEDランタン。

気泡の入ったデザインのガラスホヤを採用し、さらに電球のフィラメントが見えることで、レトロな雰囲気に。吊るしても置いてもおしゃれな雰囲気を演出する。

最大200ルーメンの明るさと暖色系の光が落ち着いた印象で、サブランタンにぴったり。レトロなLEDランタンが欲しい人はチェックしてみて。

タイプLED
電源充電池
用途サブランタン
明るさ35~200ルーメン
光色暖色
サイズ14.6×14.6×32.5cm
重量0.96kg
連続使用可能時間100時間(最大)

ジェントス

EX-1300D

8778円

おすすめポイント

・3色の調整ができて、気分によって色を変更できる
・電池残量がわかりやすい
・最大1300ルーメンで、明かりのないキャンプ場でも活躍する

空間を演出するさまざまな光が出せる電池式LEDランタン。白色、昼白色、暖色の3色の調色機能のほか、ダイヤルを回して無段階に明るさを調節できる。

また、ろうそくの炎のようなランダムなゆれを再現する「キャンドルモード」も搭載。さらに、ゆっくりと明るく、または暗くなる「スローライティングスイッチ」もあり、雰囲気作りにこだわりたい人におすすめ。

メインランタンとしても十分使える最大1300ルーメンの明るさに加え、バッテリーインジケーターもあり電池残量がわかりやすい。IPX4相当の生活防水性能があり、連続点灯時間は最大350時間とアウトドアシーンで十分に活躍する。

タイプLED
用途メインランタン
電源乾電池
明るさ600~1300ルーメン
光色白~暖色
サイズ12.9×12.9×24.6cm
重量1.2kg(電池含む)
連続使用可能時間300時間(最大)

WAQ

LEDランタン

9980円

おすすめポイント

・コンパクトなサイズながらメインランタンにもなる明るさ
・3色調色ができて好みの雰囲気を演出できる
・USB付きでゲームやスマホのお供にも

一辺が約8.1cmのコンパクトなサイズ感ながら、高い機能性を持つ充電式LEDランタン。最大1000ルーメンの明るさなので、メインランタンとしても十分使える。

明るさは100ルーメン、200ルーメン、550ルーメン、1000ルーメンの4段階に切り替えができ、光の色も昼光色、電球色、昼白色と変えられる。

さらに、スマホやゲーム機を充電できるUSBポート付き。220gと軽量で収納しやすいので、少量の荷物でキャンプを楽しみたいソロキャンパーはぜひ試してみて。

タイプLED
電源充電池
用途サブランタン、メインランタン
明るさ100~1000ルーメン
光色白~電球色
サイズ8.1×8.1×2.6cm
重量0.22kg
連続使用可能時間24時間(最大)

ロゴス

フルコンソフトランタン

2970円

おすすめポイント

・最大112ルーメンでやさしく照らす
・2色調色ができ、無段階の調光が可能
・柔らかいシリコンボディ

やさしい雰囲気を演出する電池式LEDランタン。最大112ルーメンの柔らかな光と、ソフトなシリコンボディが特徴。LEDだから燃焼音もないので、夜のリラックスタイムや睡眠時のライトにおすすめ。

また、白色・暖色の2色をシーンに合わせて切り替えられるうえ、ボタンを長押しすると無段階で好みの明るさに調光できる。

ほか、底部分には収納式フックが付いているので、置くだけでなく吊り下げて使うことも可能。ちょうちんのようなフォルムをした、シンプルでかわいらしい見た目も魅力的。

タイプLED
電源乾電池
用途サブランタン
明るさ50~58ルーメン
光色白、暖色
サイズ10×10×7.5cm
重量0.14kg
連続使用可能時間30時間(最大)

キャプテンスタッグ

アンティーク暖色LEDランタン

2635(Amazon)円

おすすめポイント

・豊富なカラーを用意
・明るさが調節できるオレンジの光
・雰囲気を重視して選びたい人におすすめ

アンティーク調の本体がおしゃれな電池式LEDランタン。無骨なブロンズやかわいらしいベビーピンクのほか、ツヤ感のあるラッカー塗装タイプ、凹凸が美しいハンマートン塗装タイプまで、好みの色とデザインを選べる。

オレンジ色の光で、あたたかみのある空間に。無段階調光が可能なので、シーンに合った明るさに設定できる。

おしゃれなサブランタンを探している人や、オイルランタン感覚で使えるようなLEDランタンを探している人にイチオシ。

タイプLED
用途-
電源乾電池
明るさ-
光色暖色
サイズ12×12×22cm
重量0.23kg
連続使用可能時間24時間(最大)

Lighting EVER

ledランタン

2799(Amazon)円

おすすめポイント

・最大約66時間の連続使用が可能
・2本の懐中電灯としても使える
・メインランタンとしても使える軽さの最大600ルーメンで明るく照らす

置いても吊るしても使える、USB充電式と電池式の両方に対応したLEDランタン。充電と電池を併用すると、最大約66時間の連続使用が可能に。

また、4面の発光パネルのうちの2つは取り外せて、懐中電灯として使用できる。懐中電灯を取り外した後も残った本体はそのまま使用できるので、家族や複数人でのアウトドアに便利。

明るさは2面点灯の300ルーメンと4面点灯の600ルーメンに調節できるうえ、明るく白っぽい昼光色ライトなので、周囲を見渡しやすい。本体上部にはコンパスが付いており、非常用としても心強い。

タイプLED
用途サブランタン、メインランタン
電源乾電池、充電池
明るさ300~600ルーメン
光色白色
サイズ11.5×11.5×20.5cm
重量0.72kg
連続使用可能時間66時間(最大)

ジェントス

EX-036D

5170円

おすすめポイント

・パワフルなのにコンパクト
・最大約450ルーメンで、サブランタンとしての活用におすすめ
・段階の色調調節や、残量確認の機能も

パナソニックの充電池「エネループ」に対応した、高さ約15.8cmとコンパクトな電池式LEDランタン。

小さく軽量なボディでありながら、最大450ルーメンと十分な明るさなので、散歩やサブランタンにおすすめ。また、雨程度なら防げるIPX4相当の生活防水性能と、1m落下耐久性能も装備している。

さらに、白色、昼白色、暖色の3色の調色と、スイッチ長押しによる無段階の明るさ調整が可能。ろうそくの炎のようなゆれを再現する「キャンドルモード」も搭載している。調色や明るさを調整して、夜のリラックスタイムを演出してみて。

タイプLED
用途サブランタン
電源乾電池
明るさ210~450ルーメン
光色白~暖色
サイズ7.3×7.3×15.8cm
重量0.4kg(電池含む)
連続使用可能時間255時間(最大)

バルミューダ

ザ・ランタン

15180円

おすすめポイント

・キャンドルのような暖色の光でリラックスできる
・ダイヤルを回すだけで、明るさを調節できる
・最大50時間連続使用可能。生活防水・防塵性能も

スタイリッシュなデザインと、キャンドルのような「ゆらぎのある光」が特徴の充電式ランタン。アウトドアギアとしてだけでなく、インテリアとしても優秀。

ダイヤルを回すだけで無段階に明るさを調節でき、明るさに応じて暖色から温白色へと光の色合いも変化。アウトドアから食事の席まで、シーンに合った雰囲気を演出できる。

雨やホコリへの耐久度を示す生活防水・防塵性能がIP54相当あり、水に濡れたりホコリをかぶっても安心で、調理の時にもそばに置きやすい。最大50時間連続稼働できるので、1~2泊程度のキャンプにおすすめ。

タイプLED
用途サブランタン(雰囲気重視)
電源充電池
明るさ195ルーメン
光色白~暖色
サイズ11×10.3×24.8cm
重量0.63kg
連続使用可能時間24時間(最大)

3-2.キャンプにおすすめのオイルランタン5選

ペトロマックス

HK500

33000円

おすすめポイント

・美しく洗練されたデザイン
・燃焼時間が8時間で就寝時間までしっかり使える
・灯油ランタンの香りでリラックスできる

200以上のパーツで作られた、美しい圧力式灯油ランタン。高さ約40cmと他タイプに比べると大きいボディは洗練された美しさを放ち、置いても吊るしても雰囲気が出る。

燃焼時間は約8時間なので、暗くなり始めた頃から就寝時間まで十分使える。また、灯油ランタン独自のやさしい香りで、夜の時間をリラックスして過ごせる。

見た目にこだわりがあり、明るく灯る灯油ランタンがほしい人はチェックしてみて。

タイプオイル
電源灯油
用途メインランタン
明るさ6300ルーメン
光色暖色
サイズ17×17×40cm
重量2.4kg
連続使用可能時間8時間

キャプテンスタッグ

CS オイルランタン

小4400/中4950/大5500円

おすすめポイント

・非加圧式の灯油ランタンでテーブルを照らすのに最適
・3サイズ展開で用途にあったものを選べる
・レトロな雰囲気が特徴で見た目を重視したい人におすすめ

テーブルを照らすには十分の明るさがある非加圧式灯油ランタン。白灯油のほか、ランタン用パラフィンオイルも使用可能。

完成された美しいボディとレトロな雰囲気も魅力的。やさしく揺らめく炎で雰囲気を作りたい人に適している。

さらに、燃焼時間約10時間・本体高さ約19cmの小、燃焼時間約14時間・本体高さ約25cmの中、燃焼時間約20時間・本体高さ約30.5cmの大の3サイズをラインナップ。カラーは、ブロンズのほか、中サイズのみブラックやレッド、カーキの4色展開。用途に合った大きさや好みのカラーを選んでみて。

タイプオイル
用途-
電源灯油
明るさ-
光色暖色
サイズ12×10×19cm
重量0.25kg
連続使用可能時間10時間

フュアハンド

ベイビースペシャル276 ジンク

4400円

おすすめポイント

・安定して燃焼し続ける仕組みを採用
・風が吹いても安定して燃焼が可能
・錆びにくく、手入れもしやすい

灯油のほか、スターパラフィンオイルも使用できる非加圧式灯油ランタン。明るさの調節もしやすく、燃焼時間は20時間以上と1泊程度のキャンプにおすすめ。

温められた空気が上昇することによって新しい空気が下部のバーナーに送り込まれ、安定して燃焼し続ける仕組みを採用。少し強い風が吹いても火が消えにくいので、初心者でも安心して使える。

また、クールなマットシルバーの本体は、亜鉛メッキ加工により錆びにくく、手入れがしやすい構造も魅力的。サブランタンに最適な76ルーメンの明るさで、やさしい光を灯してみて。

タイプオイル
電源灯油
用途サブランタン
明るさ76ルーメン
光色暖色
サイズ15×15×26cm
重量0.48kg
連続使用可能時間20時間

デイツ

DIETZ78

8440(Amazon)円

おすすめポイント

・コンパクトだが燃焼時間は十分ある非加圧式灯油ランタン
・高級感とスタイリッシュさを兼ね備えたデザイン
・炎がメッキ部分に反射して華やかな雰囲気になる

明るさ、コンパクトさ、燃焼時間などバランスよく作られた非加圧式灯油ランタン。灯油のほか、引火点が95度以上のパラフィンオイルも使用できる。引火点が40度の灯油よりも発火を防ぎやすいため、初心者でも使いやすい。

高さ約26cmと標準的なサイズ感、長時間燃焼、落ち着いたほどよい明るさなど、使いやすいポイントがいっぱい。

高級感があってスタイリッシュな見た目は、キャンプギアにデザイン性を求める人にぴったり。さらに、ホヤ内部のゴールドメッキ部分に灯りが反射してキラキラと輝き、揺らめく炎との相乗効果で癒される。

タイプオイル
用途サブランタン
電源灯油
明るさ89ルーメン
光色暖色
サイズ16×13×28cm
重量0.5kg
連続使用可能時間20時間

アキラ

灯油ランタン

1399(Amazon)円

おすすめポイント

・灯油、パラフィンオイルが使える手頃なランタン
・リーズナブルなのに便利
・レトロなデザイン、使いやすいサイズ感が魅力

灯油のほか、においや煙が出にくいパラフィンオイルも使用できるランタン。

価格は手頃でありながら、吊るすための持ち手もついているなど便利に使える。気軽にオイルランタンを購入したい人や、オイルランタンの炎が作る雰囲気を試してみたい人におすすめ。

レトロでおしゃれな見た目と、高さ24.5cmの小さすぎないコンパクトなサイズ感が美点。銅、銀、黒、赤の4色から、好みに合ったカラーを選んで。

タイプオイル
用途-
電源灯油
明るさ-
光色暖色
サイズ15.8×15.8×24.5cm
重量0.56kg
連続使用可能時間20時間

3-3.キャンプにおすすめのガスランタン7選

ソト

虫の寄りにくいランタン ST-233

9680円

おすすめポイント

・灯りをつけても虫が集まりにくい
・蚊取り線香の取り付けも可能
・メインランタンとしても十分な性能

テントの周辺でランタンをつけると虫が集まるのが気になる人は、こちらを要チェック。

虫が感じ取りにくい波長のオレンジ色の光を採用しているうえ、リフレクターの装着で虫の多い方向への光をカット。加えて、リフレクターには市販の蚊取マットが装着できるので、蚊を寄せつけない効果も期待できる。

最大230W相当の明るさがあるので、メインランタンとしても十分使える。また、液化ガスの気化を促進するパワーブースターが、火力が落ちる現象のドロップダウンを防ぐ。キャンプの心地よい夜を長く楽しみたい人はぜひ試してみて。

タイプガス
用途メインランタン
電源OD缶
明るさ3490ルーメン
光色暖色
サイズ15×15×26cm
重量1.3kg
連続使用可能時間3.5時間(最大)

キャプテンスタッグ

キャンドル ガスランタン UF-19

6600円

おすすめポイント

・直接炎が出るキャンドルのようなランタン
・ダイヤルを回すだけで、簡単に火力調節ができる
・ハードタイプの専用ケース付きなので、持ち運びが楽

キャンドルのように見える、OD缶ガスランタン。小さな炎がやさしく灯るので、心が安らぐような落ち着いた雰囲気を作れる。実用的なランタンではないものの、おしゃれな雰囲気を演出したいときにぴったり。

ダイヤルを回すだけで簡単に火力調節ができ、好みの明るさに設定しやすい。燃焼時間は230g缶を全開で使用した場合で約32時間と、たっぷり使える。夜のテーブルのムード作りや、サブランタンとしてもおすすめ。

また、本体の高さは約16.8cmとコンパクト。さらにハードタイプの専用ケースが付属するので、ガラスパーツも安全に持ち運べる。

タイプガス
用途サブランタン(雰囲気重視)
電源OD缶
明るさ-
光色暖色
サイズ4.6×4.6×15.6cm
重量0.15kg
連続使用可能時間32時間(最大)

スノーピーク

リトルランプ ノクターン

4950円

おすすめポイント

・ホヤ部分のデザインが洗練された印象を演出
・優れた熱効率と点火のしやすさが魅力
・高さ約10.5cmの小さめサイズ

静かな夜に小さな炎を灯すOD缶ガスランタン。シンプルなホヤ部分のデザインが、洗練された印象を与える。

残量の少ないガス缶でも長く利用できる熱効率のよさと、点火のしやすさも魅力。燃焼時間は420g缶で約71時間と、長く使い続けられる。

高さ約10.5cmと小さめなので、食卓やリラックスタイムのテーブルに最適。テーブルの上を照らす明るさは十分あるので、実用性も高い。ゆったりと過ごす豊かな時間のお供に選んでみては。

タイプガス
電源OD缶
用途サブランタン(雰囲気重視)
明るさ-
光色暖色
サイズ4.2×4×10.5cm
重量0.1kg
連続使用可能時間-

コールマン

2500 ノーススター LPガスランタン

13800円

おすすめポイント

・約200Wに相当する明るさでキャンプサイトを照らす
・置き・吊るしどちらもOK。明るさ調節が簡単
・大人数でのキャンプにぴったり

約200Wに相当する圧倒的な明るさで、キャンプサイトをしっかり照らすOD缶ガスランタン。

また、470g缶使用時で約4~8時間の燃焼が可能。ツマミを回すだけで簡単に明るさを調節できるので、人数に合わせて光量を抑えることもできる。

ほか、専用ソフトケースが付いているので持ち運びにも便利。本体の高さは約26cmと大きめなので、ファミリーキャンプや5~10人規模でのグループキャンプにおすすめ。

タイプガス
用途メインランタン
電源OD缶
明るさ1543ルーメン
光色暖色
サイズ14.5×14.5×26cm
重量1.3kg
連続使用可能時間8時間(最大)

ユニフレーム

フォールディングガスランタン UL-X

12500円

おすすめポイント

・カセットボンベをセットするだけで簡単に扱える
・ガラス部分をボディ内に収納可能で安全に持ち運べる
・約210W相当の明るさでメインランタンとしても使用できる

使用時高さ約35.5cmの大きめな本体に、カセットボンベを押し込むだけで取り付けが完了。上部のフタはワンタッチで大きく開き、自動点火だと着火が難しい低温時でもライターで直接着火ができる。

搭載されたパワーブースターが、ガスが気化しにくくなり火力が落ちるドロップダウン現象を防ぎ、明るさの安定をサポート。持ち運ぶときには、ガラス部分のホヤを高強度なアルミ製のボディの中に収納できるので安心。

さらにレギュラーガス使用時で約210W相当と、メインランタンとして十分な明るさも備えている。

タイプガス
用途メインランタン
電源カセットボンベ
明るさ3600ルーメン
光色暖色
サイズ13.5×12×21cm
重量1.4kg
連続使用可能時間5時間(最大)

コールマン

フロンティアPZランタン

5980円

おすすめポイント

・ソロキャンプのお供に最適
・約80W相当の明るさがやさしく広がる
・便利なプラスチックケースが付属でついている

本体高さ約13cmとコンパクトなのに、しっかり明るく照らすOD缶ガスランタン。小型で明るいガスランタンを探している人や、ソロキャンプで活躍するランタンを探している人におすすめ。

丸い灯りがやさしく広がるので、テーブルランタンとして最適。レギュラーガス使用時で約80W相当の明るさがあるので、ソロキャンプのテント周辺を十分に照らすことができる。

プラスチックケース付属で持ち運びにも便利なので、ガラスパーツの持ち運びが不安な人は試してみて。

タイプガス
用途テーブルランタン
電源OD缶
明るさ273ルーメン
光色暖色
サイズ10×7.5×13cm
重量0.2kg
連続使用可能時間12時間(最大)

スノーピーク

ギガパワーランタン 天 オート GL-100AR

8250円

おすすめポイント

・高さ9.5cmの圧倒的な小型設計
・約80W相当の明るさでソロキャンプにぴったりの明るさ
・ガスの消費量が少なく長持ちする

片手サイズの小型OD缶ガスランタン。使用時の本体の高さはたったの約9.5cmで、収納時は幅6.2cm×奥行6.5cm×高さ10.3cmになり、携帯性に優れている。

その小ささにも関わらず、約80W相当の明るさを実現。ソロキャンプのメインランタンとして十分使用できる。

さらに、ガス消費量は1時間あたり約30gと長持ちする。実用性と携帯性を併せ持つガスランタンを探しているならチェックしてみて。

タイプガス
用途サブランタン、メインランタン
電源OD缶
明るさ80W(1216ルーメン相当)
光色暖色
サイズ5.9×5.9×9.5cm
重量0.13kg
連続使用可能時間-

4.森風美さん教えて!ランタンに関するQ&A

ランタンの周りに虫が寄ってくる場合はどうしたらいいの?

紫外線を含まず虫が寄りにくいLEDや、小さい明かりで照らすランタンがおすすめです。テント内に入ってしまった虫を始末してくれる「モスキーランタン」というものもあるので、苦手な人はひとつ置いておくのもいいでしょう。また、食事時は少し遠い場所に明るいランタンを置き、テーブルの上に暗めのランタンを置いておけば、自分たちがいるところに虫が集まりにくくなります。

ランタンのほかにヘッドライトも用意するべき?

絶対に必要ではありませんが、両手がフリーになるので、暗い中で手元をしっかり照らしたい場合や、炊事場に大量の洗い物を持って移動するときなどに便利です。トイレに行くときにもヘッドライトがあると便利ですが、懐中電灯で十分だと思います。

子供が一緒の場合、安全なランタンはどれ?

LEDランタンなら、子どもとキャンプで使うライトとして安心です。テント内でも使用でき、触れてしまっても火傷したり、落として燃料がこぼれて火事になる心配がありません。今は、かわいらしいデザインのものがたくさんあるので、キャンプ以外でも子供部屋の常夜灯として活躍してくれます。余談ですが、テントやタープはたくさんのロープを張るので、遊びに夢中でロープに引っかかって転倒するお子さんが(もちろん大人も)多く見られます。テープタイプのLEDランタンをロープガイドとして使うと安心です。

メインビジュアル MODEL/AMI OOSUGA PHOTO/MIHARU KIMURA
WRITING/MACHIKO MIYATA

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※記事は2023年5月22日(月)時点の情報です。内容については、予告なく変更になる可能性があります

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