年末年始・初詣特集

運を逃さない!おみくじの作法

更新日:2021/12/07

初詣に行くと、この1年の運試しとばかりに引き、一喜一憂する人も多いのでは? おみくじは引いたら終わりではなく、そこからの行動が大事。運を逃がさないために覚えておきたい、おみくじの正しい作法をレクチャー!

吉凶を占う!おみくじの由来

古代のおみくじは、国の政に関する決定をするとき、神様にうかがいを立てるためにくじを引いたのが起源と言われている。それが一般庶民にも広がり、いつしか参拝者が自身の吉凶を占うように。

末吉や小吉・・・縁起のいい順番は?

大吉と中吉の違いはわかるけれど、小吉と末吉はどっちがいいの? じつは、神社によっておみくじの内容はさまざまで、順番の見解も異なるよう。日本各地の神社を包括している神社本庁では、次のような見解を示しているので参考にしてみて。

【大吉・吉・中吉・小吉・末吉・凶】が一般的だが、何が正解というものではない。

おみくじでは吉凶はもちろん大事だけれど、そこに書かれた内容を読み取ることのほうが、実はもっと大事。結果の良し悪しにかかわらず、神様からのアドバイスだと思って内容にまできちんと目を通して。

おみくじは持ち帰る?それとも、結んで帰る?

おみくじは神様からのありがたい言葉なので、自分への戒めのために持ち歩くという人もいれば、結果のよくないおみくじはその場で結びつけるという人もいるけれど、実はどちらが正解ということもない。自分にとってよいほうを選んで。

ただし、年が変わったりして、おみくじのお役目が終了したときに、ゴミとして捨てるのは絶対にNG。神様と縁を「結ぶ」ために神社の境内に結んで返そう。おみくじを引いた神社が遠いときは、別の神社にお返ししてもいい。

おみくじを結ぶときのマナー

おみくじを境内の木々に結ぶのは、木々のみなぎる生命力にあやかり、願い事がしっかり結ばれますように、との祈りを込めてのこと。凶のおみくじは利き腕と反対の手で結べば、「困難な行ない」をしたことになり、凶が吉に転じるという言い伝えもあるとか。

ただし、むやみに境内の木々に結びつけると、植物を傷めてしまうので、必ず指定された「おみくじ結び場所」に結んで。

こうやって取り入れよう!お守りがついた個性派おみくじもチェック

おみくじといえば、小さい紙に神様からの言葉が書かれているのが一般的だけれど、最近はかわいらしい個性派のおみくじも増えているよう。小さなダルマや招き猫の置き物におみくじが入っていて、おみくじを引いたあとも部屋に飾ることができたり、七福神や天然石のお守りがついてくることも。

おみくじは神様からのありがたい言葉なので、基本的にひとつの神社では一度だけというのがマナー。でも、気になるおみくじを探して足を運んでみるのも楽しそう!

お話を伺った方/三浦康子さん

和文化研究家。ライフコーディネーター。古をひも解きながら今の暮らしを楽しむ方法を、テレビ、ラジオ、新聞、雑誌、Web、講演などで提案している。All About「暮らしの歳時記」、キッズgoo「こども歳時記」などを立ち上げ、子育て世代に“行事育”を提唱している。著書『子どもに伝えたい 春夏秋冬 和の行事を楽しむ絵本』(永岡書店)、『おうち歳時記』(朝日新聞出版)ほか多数

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※記事は2021年12月7日(火)時点の情報です。内容については、予告なく変更になる可能性があります