山中湖村「花の都公園」では17万本のチューリップが見ごろに

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山梨県の山中湖村にある「花の都公園」では、17万本ものチューリップや可憐なネモフィラの花がゴールデンウィークに見ごろを迎えるそう。富士山を背景に、標高1000mの高原に広がるみごとな花畑を見に行こう。

更新日:2017/04/17

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標高1000mの高原で広大な敷地に咲き誇る色とりどりのチューリップやネモフィラ

ゴールデンウィークの期間を含む2017年4月29日(土・祝)から5月28日(日)まで、山中湖村にある花の都公園では、春のイベント「春の息吹」を開催。この時期は30万平方メートルの敷地に、見ごろを迎えた17万本ものチューリップやネモフィラの花が咲き誇る。

花の都公園は無料エリアのお花畑と温室などの施設がある有料エリア(イベント期間中は大人500円)に分かれているけれど、チューリップは両方のエリアに咲いているので、どちらでも楽しめる。

お花畑の中に入ることもできるので、花の近くで写真を撮れるのが嬉しい。富士山をバックに、好きな色のチューリップと一緒に「春のベストショット」を狙いたい。

チューリップ

また、有料エリアには澄んだブルーや白地に紫のポイントが付いた花びらを持つ、可憐な姿の小さなネモフィラの花が一面に咲く「ネモフィラガーデン」もあり、青空と富士山をバックに、美しいブルーの花のじゅうたんも見ることができる。

ネモフィラ

可憐なネモフィラの花が一面に広がる「ネモフィラガーデン」

お花畑できれいな写真が撮れるのはもちろんだけど、ほかのおすすめポイントについても、広報担当者さんに聞いてみた。

「有料エリアにある清流の里には“しあわせの木”があり、そこで写真を撮ると幸せになると言われています。また、有料エリア内では貸自転車(2人乗り30分500円・4人乗り30分1000円)もあるので、お花畑をぐるっと回っていろんな場所で絶景ポイントを探していただけます」

お花畑の散策でひと息入れるなら地元で人気のスイーツ「信玄ソフト」も

お花畑を歩いてひと息入れたい時は、無料エリアにある「売店花湖」や、通年300種類の植物がある有料エリアの全天候型温室「フローラルドームふらら」で軽食やスイーツがいただける。

「売店花湖」では、現地にゆかりの「巨峰ソフト」(350円)や「信玄ソフト」(450円)を販売。バニラソフトにきな粉をまぶし、黒蜜をかけて信玄餅をのせた「信玄ソフト」は人気の一品なのだとか。

四季折々の花が咲いている「フローラルドームふらら」にもカフェがあり、こちらでも「信玄ソフト」(450円)を販売。このほかに、花の都公園産のぶどうで作った「山中湖ワイン」(グラス500円)もあるそうなので、この機会に地元産の風味を味わって。

信玄ソフト

「信玄ソフト」450円

5月中旬には日本最大級の野生ラン見学ツアーも。花いっぱいの富士山ろくを楽しもう

5月10日(水)から21日(日)の間は、日本最大級の野生ラン「クマガイソウ」や公園周辺の自然をネイチャーガイドが案内する「クマガイソウ見学ツアー」(各日10時、11時、13時、14時、15時・約30分)も開催。

「クマガイソウ」は絶滅危惧種のため個人では見学できないので、野の草花が好きな人はぜひこのチャンスにでかけてみて。

クマガイソウ

平安~鎌倉時代の武将・熊谷直実(くまがいなおざね)が由来のクマガイソウ

気持ちよい青空の下で、富士山の姿とともに美しい花いっぱいの景色を楽しもう。

花の都公園 春のイベント「春の息吹」

チューリップ2

TEL.0555-62-5587
山梨県南都留郡山中湖村山中1650番地 山中湖花の都公園
アクセス:JR中央本線「新宿駅」より「大月駅」(約1時間20分)→「大月駅」より富士急行線「富士山駅」(約1時間)→路線バスで「花の都公園入口」下車、新宿より中央高速バスで「内野」下車(1時間45分・予約制)

開催期間:2017年4月29日(土)~5月28日(日)
営業時間:8:30~17:30(最終入園は閉園時間の30分前)
「チューリップ゚畑」無料エリア
「ネモフィラガーデン」有料エリア
有料エリア利用料金:大人500円、小中学生200円(4月16日~10月15日)
※3月16日~4月15日は大人300円、小中学生120円

「クマガイソウ見学ツアー」
開催日時:5月10日(水)~21日(日)10:00、11:00、13:00、14:00、15:00
所要時間:約30分
参加費:無料(要入園料)

NAOKO YOSHIDA (はちどり)

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※記事は2017年4月17日(月)時点の情報です。内容については、予告なく変更になる可能性があります

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