クラフトジン×スパイスカレーが生み出す奥深い香りの世界。新境地へ誘う3店【#のみぱく】
お酒特集を見る

クラフトジン×スパイスカレーが生み出す奥深い香りの世界。新境地へ誘う3店【#のみぱく】

更新日:2019/10/25

おいしいお酒と料理の最高の組み合わせをシェアする「#のみぱく」。今月のテーマは「香るお酒×○○」。そこで編集部がピックアップしたのは、最近日本産も増えて注目を浴びているクラフトジン、そして大流行中のスパイスカレーとのペアリング。どちらもハーブやスパイスを複雑に組み合わせてつくられる究極の“香る”一杯。今回はお酒と同じくらいカレーにこだわりのある名店3店をご紹介。

FORRESTER(フォレスター)
Combi(ビーフ&バターチキン)1320円、ジンソーダ1210円

ジンのラインナップは100種類以上。名店のカレーを引き継ぐ味

コンセプトは「Spice&Music」。カレーをはじめ、世界各国のスパイス料理を提供すると同時に、世界中のクラフトジンを揃えていることで知られているお店。作ってくれたのは、日本に古くからある香木・クロモジが特徴的な「香の森」のジンソーダ。リンゴンベリーやオレンジ、ローズマリーなどが入ってフォトジェニックな1杯に。
「今、国内ではいちばん好きなジン。ドリンクは味や香り、見た目も楽しんでもらえたらいいなと思っていろいろ入れちゃうんです。個人的には、このジンとこのカレーの組み合わせがお気に入り」と店主の小山匡志さん。

ビーフカレーはかなり辛く刺激的で、チキンカレーのクリーミーな味わいと好対照。交互に食べつつ、あいだにウッディな香りのジンソーダを挟んで口の中をすっきりとさせると、いくらでも進んでしまう。原宿の名店「GHEE」で教わった味を継承しつつ、自分流に微調整しているというカレーと100種類を超えるジン、その無限の可能性に何度も通ってしまいそう。

FORRESTER(フォレスター)

住所:東京都目黒区中目黒1-4-21 エグゼクティブ代官山201
TEL:03-6303-4164
営業時間:11:30~15:30(LO15:00)、18:00~23:00(フードLO22:00)土・日11:30~23:00(フードLO22:00)
定休日:火

spice bazar Achakana(スパイスバザール アチャカナ)
ブラックペッパーチキンカレー1100円、ライス(レギュラー)330円、日本のジントニック830円

この黄金の組み合わせにハマる!黒コショウと和素材が奏でる大人の共演

ちょっと入るのに勇気がいる小さなビルの3階、2019年4月にオープンして以来早くもカレー好きをうならせている「アチャカナ」。店主の新直樹さんが選んだのは、ジャパニーズクラフトジン「ROKU」を使ったジントニックと、お店で1・2を争う人気メニューの「ブラックペッパーチキンカレー」。

「この組み合わせがうまい、というお客さんがハマって常連になり、今ではスタッフになっちゃいました」と新さん。カレーはひと口食べるとブラックペッパーのパンチにガツンとやられ、さらに複雑なスパイスが追いかけてくる。ゴロゴロと贅沢に入った大ぶりのチキンはしっかりと肉感のある食べ応え。桜や山椒、柚子など和の素材を使ったクラフトジンの奥ゆかしくも華やかな香りと、黒コショウが効いたスパイシーなカレーの組み合わせが絶品。ハマるのも納得のペアリングは一度試してみる価値あり。

spice bazar Achakana(スパイスバザール アチャカナ)

住所:東京都新宿区西新宿7-12-23 松沢ビル3F
TEL:03-6883-3652
営業時間:11:30~15:00(LO14:30)、17:00~23:00(LO22:15)
定休日:日曜日、ほか不定休あり(SNSにて随時告知)

虎ノ門BAR新海(しんかい)
2種のあいがけスパイスカレー1540円、ジンソーダ1540円 ※ディナータイムの価格、17:00~19:00はハッピーアワーとして割引あり

一度食べるとやめられない?カレーとジンソーダですっきり爽やか

ランチタイムはスパイスカレー専門店として、夜はメニュー豊富なバーとしてリピーターも多い人気店。なかでも、チキンスープカレーとポークキーマカレーの合いがけがいちばん人気だとか。
「北海道出身なのでスープカレーで育ちましたが、その後は独学。17~20種類のスパイスを調合し、油を極力使わずグルテンフリーで作っているので、その分ベースをしっかりしないとおいしく作れないんです」と新海博之さん。確かにルーはさっぱりとしているけれど、複雑な旨みと香りが絡み合い、食べたばかりなのにまた食べたくなるような不思議な味。

このカレーに合わせて、日本産だけでも20種類置いているというジンの中から提案してくれたのは、「カフェジン」で作るジンソーダ。カフェとは蒸留機のことで、コーヒーは入っていないのだとか。爽やかなシトラスに山椒の香りがキリリと印象的な味わいは、まさにこの薬膳的なカレーとピッタリ。この組み合わせで体の中からキレイになれそう。

虎ノ門BAR新海(しんかい)

住所:東京都港区虎ノ門3-13-13 坂東ビル2F
TEL:03-6435-8328
営業時間:11:00~15:00(LO14:30)、17:00~26:00(LO25:00)※土は夜営業のみ
定休日:日・祝

※スターツ出版発行のフリーマガジン「メトロミニッツ」でも#のみぱく連載中! 10月20日発行号では「香るお酒」と「ふんわり広がる料理」の組み合わせを、料理家の高橋善朗さんが提案しています。

「#のみぱく」で投稿!あなたのお気に入りの組み合わせは?

ザ・プレミアム・モルツ〈香る〉エール
ザ・プレミアム・モルツ〈香る〉エール 提供/サントリー

あなたのおすすめ「香るお酒×○○」は?雑誌掲載やお酒プレゼントも

おいしいお酒と料理の最高の組み合わせを、写真で撮ってシェアする「#のみぱく Instagramキャンペーン」。このお店のビールと餃子が最高!赤ワインとラム肉の組み合わせははずせないなど、あなたのお気に入りのお酒&料理の写真を大募集中!

今回のテーマは「香るお酒×○○」。このテーマに合わせてお酒と最高に合う一皿を投稿してくれた写真を、スターツ出版発行のフリーマガジン「メトロミニッツ」11月30日発行号の紙面でも紹介予定です。また、3名様に「ザ・プレミアム・モルツ〈香る〉エール」レギュラー缶(350ml)6缶パックをプレゼント。フルーティな味わいと爽やかな香りが特長で、どんな料理にも合わせやすいので、〈香る〉エールに合う最高の「#のみぱく」を探してみて。

【特集】飲んだら幸せ!OSAKE JIKAN

今日は誰となにを飲む? 気の合う仲間と盛り上がったり、料理との組み合わせに感動したり、旅先で現地のお酒を試してみたり・・・。編集部が楽しい“OSAKE JIKAN”を紹介します。

PHOTO/KAZUHITO MIURA,TAKASI KATO WRITING/YUKO MUKAI(OZmall)

※記事は2019年10月25日(金)時点の情報です。内容については、予告なく変更になる可能性があります