編集部レポート:自分で作るフルコース?大人のためのホテルブッフェ

更新日:2017/04/27

新幹線が停まり、空港からのアクセスもよく、ますます盛り上がっている品川。昨年秋、グランドプリンスホテル新高輪のロビーやフロントがリニューアルして、和モダン&スタイリッシュな空間に生まれ変わったのをご存知でしょうか? 続いてこの春、満を持してオープンしたのが、「ブッフェ&カフェ スロープサイドダイナーザクロ」。オープンしたてのレストランで贅沢なホテルブッフェを満喫してきました。

店内に一歩入ると、そこは大人のためのウェイティングスペース

こちらのブッフェはホテルならではの一流サービスと、極上の素材を使った料理の数々、シェフが目の前で仕上げてくれるライブ感、そしてロビーやフロントと同じデザイナーが手がけた内装など、全てにおいて大人の上質な空気が漂い、ちょっと今までのブッフェとは一味違うぞ、という雰囲気を醸し出しています。

ここは食べ放題の店、というよりも「自分の大好物だけでフルコースを組み立てられるレストラン」と考えたほうがいいかもしれません。

お寿司はその場で職人さんが握ってくれて、網焼きや鉄板焼きもシェフが目の前で焼いてくれる、しゃぶしゃぶもスタッフの方がしゃぶしゃぶしてくれる、つまりブッフェなのに出来立てアツアツの料理なのです。

まずは、広い店内のお料理が並んでいるところを一往復かけてじっくりと観察。煮込み料理が入っている鍋はストウブで統一されていたり、料理を取り分ける食器もありがちな白い丸皿ではなく、形や色がデザインされていておしゃれ感満載。どれもこれもおいしそうですが、あまりにも品数が豊富すぎて全部制覇することはまずかないません。

シェフが目の前でカットしてくれる、塩糀でマリネした骨付きローストビーフは必食。柔らかくとろけるような食感と上品な肉の甘みにノックアウト

勝手ながらに考えた私のおすすめコースは・・・
一つひとつ小さな器に入った美しい前菜(アートアペタイザー)→カニや帆立の海鮮orフォアグラの網焼き→ストウブに入った煮込み料理各種→仔羊鉄板焼きにカチョカバロ(高級とろけるチーズ)載せorしゃぶしゃぶ→塩糀でマリネしたローストビーフ→好きなネタをオーダーする握り寿司→パスタorパエリアorカレー(このあたり品数多すぎて迷いまくります)

お料理は、欲張らず少しずつキレイに盛るのがコツ、と誰かに教わりました。おいしかったらお代わりすればいいのです。また、一度にたくさんテーブルに載せようと何往復もすると、その間にせっかくの料理が冷めてしまうので、出来立てのうちにおいしくいただきましょう。

アントルメグラッセにジェラート、プチサイズのスイーツがずらり。この一画だけで立派なパティスリーとして成立します

さて、ひと通りいただいたら、おいしかった料理のお代わりや別の狙っていた料理を思う存分いただき、満足したところでスイーツへ突入(スイーツの別腹は必ず空けておくように)!
デザートの目玉・アントルメグラッセ(デコレーションアイスケーキ)は、パティシエが切り分けて特製ソースやフルーツで飾ってくれて、見た目にも麗しくフォトジェニックです。

食後のコーヒーを飲みながら、すわり心地のよい椅子と落ち着いた雰囲気にすっかりリラックス。こんなにゆったりとした気分でブッフェを堪能したのは初めてかもしれません。


ブッフェと聞くと「たくさん食べなくちゃ」とか「元が取れないかも」なんて考えてしまうかもしれないけれど、同行者の好みがバラバラだったり、年齢が離れている人と行く場合、オールマイティに対応してくれるブッフェは実は都合がよかったりします。
こちらだったら、とっておきのデートや大切な人のお祝い事などにもぴったり。どんな方でも満足していただけるはずです。OZから予約するとロゼスパークリングが付いて、贅沢感がよりアップしますよ。

WRITING/YUKO MUKAI(OZmall)

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※記事は2017年4月27日(木)時点の情報です。内容については、予告なく変更になる可能性があります

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