スタンディングバー集合で! vol.004

スタンディングバー集合で!

【毎週金曜日16:00更新】
忙しいあの人とごはんに行くなら、軽く飲みながら相手を待つのもオツなもの。ここでは、飲み歩きの達人・丸山剛史さんが、女性ひとりでも入りやすい、今話題の角打ち(酒屋の一角で買ったお酒を立ち飲みできる)・立ち飲みスポットを紹介。どこも気持ちのいい場所だから、0次会のほうがメインイベントになったりして!?

更新日:2016/08/19

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今回の集合場所:イル・バーカロ(新宿三丁目)

ヴェネツィアスタイルで立ち飲みを

イタリア・ヴェネツィアのバーカロ (立ち飲みとテーブル席があること)を日本でいち早く取り入れたこのお店は、新宿三丁目の駅に直結していてアクセス抜群。地下ということもあって、周囲の喧騒はよそに店内は時間の流れを感じさせない落ち着いた雰囲気になっています。エントランスの印象から、お値段高めのイタリアンと思いきや、立ち飲みスペースは気軽に飲める価格。ヴェネツィア風おつまみ(チケッティ)も充実していて、ガラスケースには魚貝類だけでも12~15種類がズラリ。見ているだけで楽しくなってくるラインナップです。

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スプリッツ・アペロールは1杯目にぴったり

1杯目のドリンクとしておすすめなのが、アペロール(イタリア産ハーブ系とフルーツのリキュール)を白ワインとスパークリングウォーターで割った「スプリッツ・アペロール」。フルーツとハーブの香りで清涼感があるうえ、シュワシュワの炭酸でスッキリいただけます。アルコール度数が低めなので、お酒が弱い人でも安心。一緒に注文した料理「エビのサオール」は南蛮漬けに近い味わい。もう一品の「干しタラのペースト ポレンタ添え(ポレンタとはトウモロコシの粉)」は、干しダラの塩気と甘み、優しい味のポレンタがよく合い、絶妙なおいしさです。

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写真右「スプリッツ・アペロール」360円 写真中央「エビのサオール」200円 写真左「干しタラのペースト ポレンタ添え」200円

ヴェネツィア式ワイングラスでちょい飲み

こちらのハウスワインは、グラスが小さめなので、いろいろな種類を楽しめるのが嬉しいところ。値段も安く、赤・白1杯ずつ飲んでも500円。なんとワンコインで収まります。生ハムとイタリア産グリーンピースをワインのお供にしても、トータルでも850円という安さ! ちょい飲みに最適です。

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写真右「ハウスワイン」赤・白 各250円 写真中央「イタリア産グリーンピース」150円 写真左「生ハム」200円

イル・バーカロ

イル・バーカロ(新宿3丁目)

TEL:03-5269-8528
東京都新宿区新宿3-4-8 京王フレンテ新宿三丁目 B2F
営業時間:月~金11:30~15:30(14:30LO) 17:30~23:00(21:30LO) 土・日・祝11:30~23:00(21:30LO)
定休日:年中無休
席数:テーブル86席、スタンディングカウンター20名程度
アクセス:新宿三丁目駅C2出口より徒歩1分
カード:可
予約:可
喫煙種別:禁煙(平日昼のみ分煙)
平均予算:夜1000円前後(2皿+2杯程度)

WRITTING・PHOTO/TAKESHI MARUYAMA

※記事は2016年8月19日(金)時点の情報です。内容については、予告なく変更になる可能性があります

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