ゴドノフ東京

老舗の人気ロシア料理店が日本初上陸!丸ビルの「ゴドノフ東京」に行ってきた

更新日:2018/03/28

ロシアにある老舗料理店の味が、東京で食べられるように。2018年3月12日に丸の内ビルディングにオープンした「GODUNOV Tokyo(ゴドノフ東京)」は、モスクワで人気のロシア料理店「ゴドノフ」の日本1号店。温かく絶品のロシア料理を、編集Fが早速いただいてきました。

ゴドノフ東京
店内にはマトリョーシカなどロシアンなディスプレイが

赤の広場に隣り合う由緒正しき老舗店「ゴドノフ」が日本初上陸


ゴドノフ本店は、世界遺産「赤の広場」に隣合った17世紀の食堂跡に建つ老舗レストラン。歴代ロシア皇帝に仕えたシェフたちに受け継がれたという伝統のロシア料理を継承する、由緒正しきお店です。日本1号店となるゴドノフ東京では、本場ロシアの味はもちろん、特別にアレンジした東京限定の味も楽しめるのが特徴。店内にマトリョーシカが置いてあったり、ナプキンや食器など赤色の小物がアクセントになっていたりと雰囲気も抜群で、格調高さを感じながらも、オープンな店構えなので、カジュアルに入店できます。

ゴドノフ東京
上/「ゴドノフ本場のサラダ“オリビエ”」(680円) 下/「蟹とアボカドの“ハラジェツ”蟹のソースを添えて」(980円)

見た目に美しい前菜。魚介のエキスが詰まったロシア風煮こごりなど

まずは、ロシアでは最もポピュラーなサラダだという「オリビエ」を実食。こちらのオリビエは、リンゴ、生キュウリ、ピクルス、ビーツ、にんじん、ジャガイモなど8種類の食材をビーツとサワークリームでできたソースで和えたもの。特にリンゴは、その甘さとシャキシャキした食感がソースの味を引き締めて、さわやかな味わいを演出します。マスタードを付けて食べると、ソースのまろやかさがグッと引き立つ!

続いていただいたのは「蟹とアボカドの“ハラジェツ”蟹のソースを添えて」。「ハラジェツ」とはロシア風煮こごりのこと。カニやアボカドがごろごろ入った煮こごりに、魚介のエキスがぎゅっと詰まったアメリケーヌソースを付けると、かなり濃厚な味わいを楽しめます。

ゴドノフ東京
上/「ゴドノフ特製!牛タン煮込みの“ボルシチ”」(1400円) 下/ピロシキ。左上から卵とネギ、牛肉と玉ねぎ、豚肉と玉ねぎのカレー、マッシュポテトとキノコ(各種より2個500円)

フルーティな特製ボルシチに驚き。外カリッ中ふわのピロシキも

特製ボルシチをひと口いただいて驚いたのは、まるで果物をそのまま摂っているかのようなフルーティさ。広報担当者さんに聞いたところ、この秘密は、ビーツとともにフランボワーズのピューレを使っていることだそう。たしかに、かすかな酸味と甘みにベリーの要素を感じるかも。芳醇かつ後味はさわやかだけど、ボルシチに添えられた「スメタナ」(ロシアのサワークリーム)を後から加えれば、味がまろやかに変化するのが楽しい。

王道のピロシキは、卵とネギ、牛肉と玉ねぎ、豚肉と玉ねぎのカレー、マッシュポテトとキノコの4種類で、どれも揚げたては外カリカリ・中ふわふわ。牛肉と玉ねぎのピロシキは、ほおばると肉のうま味がじゅわっと口の中に広がります。

ゴドノフ東京
上/「アンガス牛サーロインのパイ包みロースト赤ワインソース添え」(3400円) 下/「シナモンの香る“シルニキ”」(1000円)

メインは牛サーロインのパイ包み。ロシアの郷土デザートもお忘れなく

メインは「アンガス牛サーロインのパイ包みロースト赤ワインソース添え」。アンガス牛やベーコン、しめじ、マッシュルーム、エリンギなどをパイに包みこんで焼きあげています。お肉は赤身なので、そのビジュアルにもテンションが上がる! また、きのこのうま味や赤ワインソースの甘味がお肉の味の深みを引き出して、とてもジューシーな味わいです。

デザートはロシアの家庭でもよく作られるという「シナモンの香るシルニキ」。カッテージチーズを使ったホットなパンケーキで、シナモンのほっこりする甘さとフランボワーズソースがよく合います。

ゴドノフ東京
ロシア産ベリージャムと100%赤ブドウ果汁を使った「ゴドノフ自家製モルス」

ドリンクメニューは充実の126種!

店内にはバーカウンターが備え付けられており、ドリンクも充実。ラインナップはロシア料理に合うシャンパンやロシアンカクテルなど126種類で、中でも注目はクランベリーなどで作られるロシア古来のジュース「モルス」。ロシアでは水のような感覚で飲まれているというドリンクですが、ゴドノフ東京の自家製モルスは、ロシア産の複数のベリージャムと100%赤ブドウ果汁を贅沢にブレンドした東京オリジナルスタイル。ソーダ割りなども楽しめます。


前菜からデザートまでさまざまなメニューをいただきましたが、ゴドノフ東京は味も雰囲気も親しみやすく、ロシア料理店に行ったことがない人のデビューにもうってつけ。特にボルシチは、フルーティなうま味、サワークリームで味が変わる楽しみを満喫できて、とてもおすすめです。ぜひ足を運んでみて。

ゴドノフ東京 丸ビル店

DATA

スポット名
ゴドノフ東京 丸ビル店
電話番号
0352246558 0352246558
住所
東京都千代田区丸の内2-4-1 丸の内ビルディング5F
営業時間
ランチ11:00~15:00(14:30L.O)、ティータイム15:00~17:00、ディナー17:00~23:00(22:30L.O)
交通アクセス
丸ノ内線「東京」駅直結、JR「東京」駅丸の内南口より徒歩1分、千代田線「二重橋前」駅直結、都営三田線「大手町」駅より徒歩3分、JR京葉線「東京」駅より徒歩4分、有楽町線「有楽町」駅より徒歩8分、JR「有楽町」駅より徒歩9分
ホームページ
ゴドノフ東京 HP

WRITING/KANA FUJIYA (OZmall)

※記事は2018年3月28日(水)時点の情報です。内容については、予告なく変更になる可能性があります