花篭ホール
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歌舞伎座で落語を堪能!臨場感たっぷりの「花篭ホール」

更新日:2020/04/03

歌舞伎の殿堂「歌舞伎座」で落語を楽しめるのが、3階の「花篭ホール」。歌舞伎座で落語!?と思うかもしれないけれど、実は話題の落語会が定期的に開催されている。落語が聴けるのは歌舞伎座サービスが主催の「江戸落語を食べる会」「花篭落語会」「花篭寄席」など。いずれも人気なので常連さんも多く、チケットは早めに予約するのがおすすめ。「歌舞伎座」で日本の伝統文化を感じながら落語を堪能する、粋なひとときを過ごして。

花篭ホール

高座と座席が近く、噺家の表情・仕草もよく見える!

明治22(1889)年に誕生し、多くの歌舞伎ファンに愛されてきた「歌舞伎座」。日本を代表する劇場の3階にある「花篭ホール」は、通常、歌舞伎公演日は幕の内弁当などの食事をいただける食事処「花篭」として、公演がない日は催し会場として利用されている。ホール内に緋毛氈で覆われた高座がしつらえられ、メクリ(演者名を書いた紙製の札)台が置かれると、まさに本格的な寄席の雰囲気。高座と座席との距離が近いので、どの席に座っても出演者の声や表情がよくわかり、ライブ感たっぷりに落語に浸れるはず。

花篭ホール
毎回、歌舞伎座の売店で実際に販売している商品をお土産に。写真は過去公演の一例

豪華なお弁当やお土産付きの落語会が人気

数ある落語会のなかでもチケットが即完売するほど大人気なのが「江戸落語を食べる会」。「落語と食」をテーマに人気の噺家による独演会と「花篭」の食事(お弁当)を楽しめ、歌舞伎座のお土産処で販売している人気のお土産付きという嬉しい内容。大笑いしてリフレッシュした後は、季節の味覚が並ぶ歌舞伎座伝統の味を堪能して。豪華なお弁当には、演目にちなんだ料理が盛り込まれているので、噺を思い出しながらいただくのも楽しい。

【OZ貸し切り公演開催決定!】江戸落語を食べる会~古今亭文菊~

古今亭文菊

第63回『江戸落語を食べる会』は人気の落語家・古今亭文菊(ここんていぶんぎく)が登場する。ゆっくりと落ち着いた口調に踊りのような仕草で落語ファンを虜にしている、今、最もチケットが取りにくい落語家のひとりだ。今回はウェルカムドリンクのサービスほか、お楽しみ抽選会やプレゼントなどもご用意。思い切り笑っておいしいお弁当をいただけると評判の公演を今回はOZが貸し切り! 完売必至なのでお早めに予約を。

【東京・東銀座】歌舞伎座「花篭ホール」

スポット名
歌舞伎座「花篭ホール」
電話番号
0335456800 0335456800 (代)
住所
〒104-0061 東京都中央区銀座4-12-15 3階 Map
営業時間
落語会により異なる
交通アクセス
東京メトロ日比谷線・都営浅草線「東銀座駅」3番出口直結
総座席数
132
料金
落語会により異なる
予約方法
インターネット、電話
主な施設
食事処「鳳」「花篭」「吉兆」、お弁当処「やぐら」、お土産処「木挽町」(佃煮や、人形焼、手拭い、GINZA KABUKIZAコラボレート商品など)、「座・のれん街」(「めでたい焼き」、甘味、発酵食品、印傳など)、「かおみせ」(歌舞伎グッズ、和風雑貨、和菓子、ソフトクリームなど)、「はなみち」(食品、雑貨など)、「楽座」(役者グッズ、書籍、DVD、舞台写真など)、「喫茶室 檜」、ドリンクコーナー
ホームページ
歌舞伎座「花篭ホール」の詳細はこちら

【特集】気軽でたのしい!ハマル落語

若者の間で、空前の落語ブーム到来!と騒がれている近年。それならどんなものか聞いてみたいけど、なんとなく敷居が高そう・・・と思っている人も多いのでは? でも大丈夫、予備知識は不要です。頭を空っぽにしてぼーっと噺に耳を傾けていると、いつの間にかクスっと笑えたり、お腹がよじれるほど大笑いしたり、身を乗り出して夢中になっている自分に気付くはず。今まで経験したことのない新たな世界に、即ハマること間違いなし!

WRITING/MACHIKO MIYATA

※記事は2020年4月3日(金)時点の情報です。内容については、予告なく変更になる可能性があります