パルコ・プロデュース『アンチゴーヌ』

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更新日:2017/12/27

蒼井優と生瀬勝久が舞台の上でぶつかりあう意欲作。貫くべきは無償の愛か、王の責任か

時代を超えて世界中で上演され続けている、フランスの劇作家ジャン・アヌイの代表作『アンチゴーヌ』。権力者として政治の責任を貫こうとする冷静なクレオン王と、自身の良心に従って信念を貫くアンチゴーヌ姫の姿を描いた物語を、日本演劇界の巨匠・栗山民也が現代によみがえらせる。アンチゴーヌ役を演じるのは蒼井優、クレオン役に生瀬勝久。十字架をモチーフにした舞台の四方を観客が取り囲む特設ステージなので、豪華俳優陣の緊張感や表情までを間近に観ることができる。自分も舞台の上にいるかのような感覚を体感してみて。

プラン一覧

パルコ・プロデュース『アンチゴーヌ』とイタリアンの名店ラ・ベットラのランチ

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■1人9800円(税込)
(通常9800円の鑑賞チケットに名店のランチコース付き)

見どころ

混沌とした時代にリアルに迫りくる物語。ジャン・アヌイの代表作を栗山民也が演出

舞台『アンチゴーヌ』は、クレオン王とアンチゴーヌ姫の対決を通じて、生きることの矛盾や人間存在の本質を描いた作品。人間が社会の中で生きる矛盾と葛藤が危ういくらいに、ひしひしと伝わってくる。演出を手掛けるのは、舞台やミュージカル、オペラまで幅広いジャンルで活躍し、紫綬褒章など数々の賞を受賞している栗山民也。十字架の舞台の四方を観客が取り囲む特設ステージも見どころのひとつ。

古代ギリシャ王オイディプスの末娘・アンチゴーヌ役を演じる蒼井優から目が離せない!

アンチゴーヌ役を務めるのは、演技派女優・蒼井優。たった一人でも自らを賭して無償の愛を貫く女性を演じる。ちょうど10年前にこの戯曲に出会い、今まで何度も読み返してきたという彼女。「あるセリフをどうしても生で聞きたいと思っていたのですが、まさかそれを自分が口にするとは」。そんな驚きとともに「本番思い切り楽しめるまで、稽古を頑張ります」と強い意欲を見せている蒼井優の熱演に注目して。

国の秩序を守る王クレオン役に、圧倒的な存在感と演技力を放つ生瀬勝久が挑む

「この作品には力強い台詞がたくさんあるので、その台詞に負けないような芝居に自分をどう持っていけるか。自分のできることを精いっぱいやるだけです」。オイディプス亡き後に王位に就いた弟クレオン役を演じるのが、実力も人気も兼ね備えた唯一無二の存在・生瀬勝久。自らを律し、豪高な意志を貫く生瀬勝久のクレオン王をお楽しみに。

あらすじ 画像サイズ650×406

あらすじ

アンチゴーヌは、反逆者として野ざらしにされていた兄の遺体に弔いの土をかけたことで、捕えられてしまう。王クレオンは、一人息子エモンの婚約者である彼女の命を助けるため、土をかけた事実をもみ消す代わりに、遺体を弔うことを止めさせようとする。だが、アンチゴーヌは、「誰のためでもなく、自分のために」と、法に背いても自分を貫こうとする。兄を弔うことを止めず、自分を死刑にするようクレオンに迫るアンチゴーヌだが・・・。クレオンは、国の秩序を守るため、苦渋の決断を下す。

公演データ

会場

新国立劇場 小劇場<特設ステージ>

日程

2018/1/9(火)~27(土)

チケット通常価格

全席指定9800円

※未就学児入場不可
※本公演は特設ステージのため、上演中A~Dブロック(特設ステージの座席詳細はこちら)の座席にはご入場いただけません。開演時間に遅れてしまった場合や、やむをえず途中で退席された後の再入場の場合におきましても、お手持ちの座席にはお座りいただけませんので、予めご了承くださいませ。

キャスト

作:ジャン・アヌイ
演出:栗山民也
蒼井優、生瀬勝久、梅沢昌代、伊勢佳世、佐藤誓、渋谷謙人、富岡晃一郎、高橋紀恵、塚瀬香名子ほか

会場住所

東京都渋谷区本町1-1-1

会場アクセス

京王新線(都営新宿線乗入)「初台駅」中央口より直結

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※記事は2017年12月27日(水)時点の情報です。内容については、予告なく変更になる可能性があります

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