野村萬斎出演!国立能楽堂『5月狂言企画公演 梟・蝉・鮎』

『5月狂言企画公演 梟・蝉・鮎』

更新日:2020/03/18

野村萬斎が出演!池澤夏樹が執筆した新作狂言など狂言の魅力をたっぷり味わえる3演目

国立能楽堂5月の狂言企画公演は、狂言の世界にとどまらず、多くのジャンルで活躍する人気狂言師の野村萬斎が登場! 2017年に国立能楽堂10年ぶりの新作狂言で話題を呼んだ「鮎(あゆ)」を再演する。「鮎」は、現代日本を代表する作家の1人である池澤夏樹が狂言用に執筆した新作狂言で、野村萬斎が演出・出演。ほか「梟(ふくろう)」と「蝉(せみ)」も笑いどころ満載で初めて狂言を観る人におすすめ。この機会に、日本が誇るべき伝統芸能に触れてみて!

プラン一覧

【正面席:14時開演】『5月狂言企画公演 梟・蝉・鮎』鑑賞にレストランのコースランチと舞台見学付き

プラン画像 画像サイズ650×406
※画像はイメージです

■1人8210円(税込)
通常6400円の正面席鑑賞(14時開演)にレストラン「ブラッセリー ル・リール」のコースランチと舞台見学付き

<開催日>
2020/5/22(金)
【受付】(国立能楽堂正面玄関)10:30~10:50
【ランチ】(「ブラッセリー ル・リール」)11:00~12:15 
【舞台見学】12:30~13:30
【鑑賞】14:00開演~

※国立能楽堂と「ブラッセリー ル・リール」は徒歩1分の距離にあります。ランチ後は舞台見学の時間までに国立能楽堂へお戻りください。舞台見学会場へはスタッフが誘導します

【正面席:14時開演】『5月狂言企画公演 梟・蝉・鮎』鑑賞に国立能楽堂のランチと舞台見学付き

5月狂言企画公演 梟・蝉・鮎
※画像はイメージです

■1人7840円(税込)
通常6400円の正面席鑑賞(14時開演)に国立能楽堂「向日葵」のランチと舞台見学付き

<開催日>
2020/5/22(金)
【受付】(国立能楽堂正面玄関)10:30~10:50
【ランチ】(国立能楽堂「向日葵」)11:00~12:00
【舞台見学】12:30~13:30
【鑑賞】14:00開演~ 

【脇正面席:14時開演】『5月狂言企画公演 梟・蝉・鮎』鑑賞に国立能楽堂のランチと舞台見学付き

5月狂言企画公演 梟・蝉・鮎
※画像はイメージです

■1人6540円(税込)
通常4900円の脇面席鑑賞(14時開演)に国立能楽堂「向日葵」のランチと舞台見学付き

<開催日>
2020/5/22(金)
【受付】(国立能楽堂正面玄関)10:30~10:50
【舞台見学】11:00~12:00
【ランチ】(国立能楽堂「向日葵」)12:30~13:30
【鑑賞】14:00開演~

【脇正面席:19時開演】『5月狂言企画公演 梟・蝉・鮎』鑑賞に和菓子とお茶のセット付き

『5月狂言企画公演 梟・蝉・鮎』
※画像はイメージです

■1人5600円(税込)
通常4900円の脇面席鑑賞(19時開演)に「叶 匠壽庵」の和菓子とお茶のセット付き

<開催日>
2020/5/22(金)
【鑑賞】19:00開演~(18:00開場)
※開演前もしくは休憩時間にお食事処「向日葵」にて和菓子とお茶のセットをご用意

見どころ

見どころ画像 画像サイズ650×406

野村萬斎×池澤夏樹!池澤文学のエッセンスと萬斎の演出が融合する新作狂言に注目

毎回チケットが即完売するほど人気の野村萬斎と、「自然と人間との対峙」「文明への懐疑」など世界を辺境から見つめる作家、池澤夏樹がコラボレート。新作狂言「鮎」は、海外の民話をもとにした池澤の短編小説『鮎』を狂言台本に書き直したもの。物語の鍵となる鮎は6人の役者によって演じられ、串刺しの鮎が炭火の前で順番に焼かれていく様子などは声を出して笑ってしまうほど。狂言の新たな魅力を生で体感して。

梟の鳴き声が印象的で楽しい「梟」、蝉の霊が舞い謳う姿に笑いがあふれる「蝉」も上演

新作狂言「鮎」と同時上演される狂言「梟」は、梟の鳴き声が楽しい作品なので、鑑賞後も鳴き声が頭にこびりついて離れなくなってしまうかも。また、狂言「蝉」は重厚で幽玄な世界から笑いへと流れ、最後の最後にオチがくる展開が楽しい。見どころたっぷりでおもしろい演目なので、初心者でも気軽に楽しめるはず。

国立能楽堂

各座席に鑑賞をサポートする最新モニター解説を設置!初心者でも楽しめる国立能楽堂

日本全国に約70以上存在する能楽堂。その中でも千駄ヶ谷の閑静な街並みの中に佇む「国立能楽堂」は、客席数が627席と都内最大規模で、ゆったりと落ち着いた雰囲気。能舞台の床材には、今ではなかなか手に入らない樹齢400年の尾州檜が使用されている。また各座席には、今までの字幕表示機を全面改修し、能の詞章(ししょう)や能・狂言の決まり事などを解説する、最新のタッチパネル式字幕モニターを設置するなど、風格・設備ともに極上のホールで鑑賞できるのが魅力。憧れの国立能楽堂で日本の伝統芸能に触れる雅なひとときを。
「国立能楽堂」の舞台裏にOZが潜入!

あらすじ

「梟(ふくろう)」
ある男が、山から帰って来て様子がおかしい弟を治してもらうため、山伏に祈?を頼む。山伏が一心に祈ると、弟は奇声を上げた。兄から、“弟は山へ行ったときに梟の巣にいたずらをした”と聞いた山伏は、梟がとり憑いたのだろうと察して、梟が嫌う烏の印を結んで祈るが、弟は鳴き続ける。山伏がさらに一心不乱に祈り続けると・・・。

「蝉(せみ)」
善光寺に参詣に向かう途中の旅の僧が、あげ松の里というところに差しかかる。少し休憩を取ろうと、近くにあった松の古木に身を寄せると、そこに短冊がかかっているのに気が付く。土地の者にこの短冊の謂われを問うと、この松の枝に留まっていた蝉が鳥に喰われてしまったのを不憫に思った人がかけたものである、とのこと。話に感銘を受けた僧が蝉を弔っているとそこに蝉の霊が現れ、自分が鳥に殺された様子を舞い謡い、今は仏門に入ることができたと感謝して去っていく。

「鮎(あゆ)」
清流手取川のほとりに住む才助は今日も川へ出て鮎を釣っている。この才助、不思議な力を持っていて、人の顔を見るとその者の人柄や将来を見通せるという。さて、次々に鮎を釣り上げる才助の前に、泥まみれ血まみれの男が現れた。喧嘩をして山向こうから逃げて来た男を、才助は小屋に連れ帰り、釣れたばかりの鮎を振る舞い、この地で暮らすことを勧める。しかし、小吉と名乗るこの男は、町へ出て一旗揚げるつもりだと才助の言を聞き入れない。小吉は才助の紹介で金沢の大きな宿屋に職を得る。風呂焚きから下足番、番頭へと出世し、ついには入り婿となって宿屋の主人へと上り詰める。まるで出世魚のような小吉の噂を田舎で聞いていた才助は、ある頼みごとを胸に久方ぶりに小吉のもとを訪れた。その頼みごとを聞いた小吉は・・・。

国立能楽堂 座席表

国立能楽堂 座席表

公演データ

会場

国立能楽堂

日程

2020/5/22(金)

チケット通常価格

正面6400円、脇正面4900円(学生3400円)、中正面3300円(学生2300円)

キャスト

狂言 梟(ふくろう)善竹忠亮(大蔵流)
狂言 蝉(せみ)野村又三郎(和泉流)
新作狂言 鮎(あゆ)野村萬斎

※字幕あり(日本語・英語)

会場住所

東京都渋谷区千駄ヶ谷4-18-1

会場アクセス

JR「千駄ケ谷駅」より徒歩5分、都営大江戸線「国立競技場駅」A4出口より徒歩5分

  • LINEで送る
※記事は2020年3月18日(水)時点の情報です。内容については、予告なく変更になる可能性があります

TOP