バレエ

進化し続ける日本のバレエ団|牧阿佐美バレヱ団

更新日:2020/07/27

優美で繊細なパフォーマンスで、非日常の世界へと誘ってくれるバレエ。パリ・オペラ座バレエ団や英国ロイヤル・バレエ団など世界には数多くのバレエ団があるけれど、日本にも個性豊かなさまざまなバレエ団があるのを知ってる? OZ編集部では、日本を代表するバレエ団を厳選してご紹介。演出、衣装、踊り・・・と、すべてが完成された作品を鑑賞して、うっとりとバレエの世界に酔いしれて。

『眠れる森の美女』 撮影:鹿摩隆司

新作でも魅了し続ける「牧阿佐美バレヱ団」

『ノートルダム・ド・パリ』全幕

バレエ舞踊家の橘秋子(1907年-1971年)が1933年に橘秋子バレエ研究所を設立、橘秋子舞踊団(橘秋子バレエ団)として活動を始める。1956年に娘の牧阿佐美の名前を冠した牧阿佐美バレヱ団を創立。牧が長らく監督を務めたが、1994年に牧が新国立劇場バレエの芸術監督に就任して以来、三谷恭三が総監督を務める。草刈民代などの有名ダンサーを輩出。主要な古典全幕や多くのローラン・プティ作品、モダン/コンテンポラリー作品、オリジナルの新作など幅広いレパートリーを上演。2006年には早世した高円宮殿下を追悼する『ア ビアント』、2016年にはプロジェクション・マッピングを取り入れた新版『飛鳥 ASUKA』などの新作を初演。2019年には、YOSHIKIが作曲し自ら演奏した「Anniversary」が話題となった。

Production Cooperation/SHOU SUZUKI、WRITING/MEGUMI OGURA

【特集】小さい頃からの女性の憧れ!麗しきバレエの世界

【特集】小さい頃からの女性の憧れ!麗しきバレエの世界
東京バレエ団 ブルメイステル版『白鳥の湖』 Photo by Kiyonori Hasegawa

ふわっと広がったチュチュ、脚をすらりと見せるトゥシューズ、そして繊細で美しい踊り・・・少女の頃から憧れの対象である“バレエ”。可憐さや品の良さが漂う麗しきバレエの世界に、大人になった今、改めて触れてみませんか? バレエの基礎知識や今注目したい話題のバレエダンサーなど、初心者でも楽しめる魅力をオズモール編集部がたっぷりご紹介します。

※記事は2020年7月27日(月)時点の情報です。内容については、予告なく変更になる可能性があります