福間洸太朗のクラシックガイド

名曲の聴きどころを解説。ピアニスト・福間洸太朗のクラシックガイド #07

更新日:2020/08/28

憧れのクラシックコンサート、鑑賞したいけれど難しそうなんて思っていない? 名曲が作られた背景や聴きどころを知れば、きっとクラシック音楽がぐっと身近に感じられるはず。そこで金曜日は隔週で、ピアニスト・福間洸太朗さんのクラシックガイドをお届け。ピアノの実演を交えながらの貴重な解説で、名曲の世界にうっとりと酔いしれて。

(C) Marc Bouhiron

クラシックの枠を超えて活躍中。ピアニスト「福間洸太朗」とは?

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(C) Marc Bouhiron

福間 洸太朗(ふくま こうたろう)

パリ国立高等音楽院、ベルリン芸術大学、コモ湖国際ピアノアカデミーにて学ぶ。20歳で日本人で初めてクリーヴランド国際コンクールで優勝し、第39回日本ショパン協会賞を受賞。これまでにカーネギーホール、リンカーンセンター、ウィグモアホールほか、クリーヴランド管、モスクワ・フィル、イスラエル・フィル、NHK交響楽団など国内外の著名オーケストラとの共演も多数。

最近では映画「蜜蜂と遠雷」でピアノ演奏を担当し、羽生結弦やステファン・ランビエルとのコラボレーションやパリ・オペラ座バレエ団のエトワール、マチュー・ガニオとの共演など、クラシックの枠を超えて活躍している。実力はもちろんのこと、容姿端麗で親しみやすい人柄も、ファンが多い理由のひとつ。現在ベルリン在住。

金曜日はクラシック音楽に触れよう。福間洸太朗がクラシック音楽を丁寧に解説

(C) Kotaro Fukuma

#07 グラナドス「ゴイエスカス」より第1部第1曲『愛の言葉』

クラシックガイド第7回は、スペイン出身のエンリケ・グラナドス作曲のピアノ組曲「ゴイエスカス」より、第1部第1曲『愛の言葉』をご紹介。スペイン語で“ゴヤの絵風の場面集”を意味する「ゴイエスカス」は、オペラ用に改作され、完成から100年ほど経た今も、ピアノ組曲としてもオペラ作品としても親しまれている。福間さんが実演を交えながら、楽曲のポイントを丁寧に解説しているので、初めて聴くという方でも気軽に楽しめるはず。美しいピアノの音色とともに、クラシック音楽の知識を身につけてみて。

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タイトル
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第17番、第24番、第32番
収録楽曲
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン
1)ピアノ・ソナタ第17番 ニ短調 Op. 31, No. 2 「テンペスト」
2)ピアノ・ソナタ第24番 嬰ヘ長調 Op. 78 「テレーゼ」
3)ピアノ・ソナタ第32番 ハ短調 Op.111
演奏
福間洸太朗(ピアノ)
レコーディング・データ
ワイヤストーン・コンサート・ホール(2019年10月28日~30日 、イギリス)
価格
CD 2500円、配信(通常音質)1800円、配信(ハイレゾ)2500円 ※いずれも税抜
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WRITING/MEGUMI OGURA

※記事は2020年8月28日(金)時点の情報です。内容については、予告なく変更になる可能性があります