強気のオフェンスでチームを鼓舞!進化を続けるSF・林翔太郎選手/川崎ブレイブサンダース

更新日:2019/02/13

インタビューと撮り下ろしフォトで今注目のプロアスリートを徹底解剖する「OZmallアスリートコレクション」。競技についての熱い想いを語ってもらったり、幼少期の夢や好きな女性のタイプを教えてもらったり・・・。競技中には見せない素顔も大公開します! 今回はB.LEAGUE「川崎ブレイブサンダース」で活躍する林翔太郎(はやししょうたろう)選手にお話を伺ってきました。

プロバスケットボールリーグ・B.LEAGUEの川崎ブレイブサンダースに2018年の1月から加入し、活躍している林翔太郎選手。練習後の体育館の控室で林選手を直撃すると、なんとインタビューに備えて「オズモールをWEBで検索して調べてきました」という嬉しい言葉が! そんなまじめな林選手に、バスケットのプレーについてだけでなく、気になるプライベートの話題まで直撃すると、親孝行な一面や古風な素顔を知ることができた。

スモールフォワードは花形ポジション!

手足の長い体型を活かして、ゴールへと切り込み得点へと繋げる身体能力の高さが武器の林選手。もともとは友達に誘われてバスケットボールを始めたという。

「なにかのスポーツをしたいなとは思ってたんです。バスケか野球かサッカーか。どれにしようかと迷っていたときに、友人が誘ってくれました。当時は別に背も高くなかったんですが、小学生でも分かる展開の早さや点の取り合いが楽しくて、バスケが好きになりました」

1チーム5人でプレーをするバスケットボールの中で、林選手が担っているSF(スモールフォワード)というポジションの役割とは?

「SFはいわゆるエースと呼ばれる、スター選手が多いポジションです。バスケは点取りゲームなので、ゴールに近いエリアでも離れた場所からでもボールを運んできて自分で攻めていきます。もちろん守りも大切なので、なんでもできるオールラウンドなプレーが求められる花形ポジションです。そのなかでも僕は守備よりも攻撃のほうが好きです。ゴール下に切り込んでいったり、そこからシュートしたりというのが得意だと自負しています」

丸1年を迎えたプロ生活。入団当初のエピソードも

林選手が「川崎ブレイブサンダース」へ入団し、念願のプロ入りを果たしたのは約1年前の2018年1月。入団当初は環境のちがいに驚きや戸惑いもあったそう。

「川崎ブレイブサンダースは伝統的なチームで日本代表のような選手ばかりなので、最初は、テレビで見ていた選手が同じコートで練習しているのが驚きでした。本当に僕がここで一緒にバスケットをしていていいのかな?なんて思う時期もありましたが、最近では試合にも出られるようになり、チームにもだいぶ慣れました」

幼少期の夢は農家だった!?林選手が見せる親孝行な一面

インタビュー前のアンケートで、「バスケットボール選手になっていなかったら農家になりたかった」と答えていた林選手。

「実家が結構大規模な農家を営んでいるんです。僕には姉がふたりいるんですけど、長男ですし、継ごうと思っていました。小学校の卒業文章にも『将来の夢は農家』と書いてます。だいぶ方向が変わりましたが(苦笑)。小さな頃から両親の働く姿を間近で見てきたので、大変さもわかっていますし、本当に尊敬しています。プロに入ってお給料をいただいたときには、両親にスチームアイロンをプレゼントしました」

アスリートコレクションの共通質問!勝ったとき、負けたとき。恋人にはどう接してほしい?

「勝ったときには単純に褒めてもらって。負けたときは自分でも悪かったというのは分かっているので、どこが悪かったのか指摘してもらったらありがたいかもしれないです。プレーに関して言われることも僕は気になりませんね。ズバズバ言ってもらっても問題ないです。中学や高校のときの試合の後にも、姉たちにハッキリ言われていたからでしょうか(笑)。逆に惜しかったねとか、気をつかわれたりするより、素直に思ったことを言ってもらったほうがいいです」

気をつかうというよりも、プロの選手にダメ出しをする方が恐縮してしまうような・・・。せっかくなので、好みの女性のタイプや苦手なタイプも聞いてみた。

「年上も年下も気にしないですが、料理上手で礼儀正しい人が好きですね。足を組んでいる女性は嫌です。ご飯を食べているときにひじを付いたりとか、箸の持ち方も見てしまうかな・・・。僕自身がズバズバ言われるのが平気なタイプなので、なにか気になると女性にも言ってしまいがちかも。でも、最初に足を組んでいたとしても、直してくれる女性ならステキですよね。もし恋人がいたら、一緒にウィンドーショッピングをして洋服を選び合ったり、ご飯を食べに行ったりしたいです。普通のことですけど。あ、ショッピングで選ぶのに時間がかかったりするのは、全然気にならないですよ」

いちばんの見どころは会場との一体感!

林選手はインタビューの最後に、今シーズンの目標について「チームの優勝!」と熱く語ってくれた。バスケットボールを生で観戦する魅力とは?

「バスケは展開が早くて、外国人選手の豪快なダンクシュートがあったり迫力もあります。それに、会場が一体となる応援がすごい! 僕はその雰囲気がほかのスポーツとは違うと感じています。ぜひ会場でその雰囲気を知ってもらいたいです。あと、僕らのチームには、ほかのチームにはない、試合後に選手とハイタッチできる“お見送り”という伝統があるんです(※)。選手とお客さんとの距離が近いので、いつも来てくれているファンの方の顔は覚えちゃうくらい。ぜひ遊びに来てください!」

丁寧でゆったりとした口調が耳に心地よい、年齢よりも落ち着いた印象の林選手。周りの選手と比べると細身のため、現在、絶賛筋トレ中とのこと。熱く盛り上がる会場を訪れて、林選手の活躍をチェックしよう。試合後にはハイタッチも忘れずに!

※選手によるお見送りは時期により開催されない場合もあり

もっと知りたい!林選手に1問1答

Q1 ニックネームを教えてください 「りん、りんりん」
Q2 座右の銘を教えてください 「夢は逃げない、逃げるのはいつも自分」
Q3 長所/短所をそれぞれ教えてください 「長所は明るいところ、短所は意外と短気なところ」
Q4 これがないと生きていけないというものはなんですか? 「ゲーム」
Q5 チャームポイントはどこですか? 「笑顔」
Q6 休みの日はなにをしていますか? 「外出します。ショッピングとか」
Q7 朝ごはんなにを食べることが多いですか? 「寮生活なので、寮のご飯を食べます。いつも魚が出ます」
Q8 今はまっているものを教えてください 「ボーリング、ゲーム」
Q9 人から言われると嬉しい言葉はなんですか? 「筋肉ついたね。体格よくなったね。(体が)ゴツくなったね」
Q10 いちばんの宝物を教えてください 「友達」
Q11 寝る前にしていることはありますか? 「歯みがき、スキンケア」
Q12 バスケットボール選手になっていなかったら、なにになりたかったですか? 「農家」
Q13 自分にとってバスケットボールとはどのようなものですか? 「日常」
Q14 自分のプレイで注目してほしいところを教えてください 「長い手足を活かしたディフェンスや高い身体能力を活かしたプレー」
Q15 OZmall読者にひと言! 「バスケットボールはとても楽しいスポーツなので、ぜひ試合を観に来てください!」

林選手に会える場所

ホームアリーナ
川崎市とどろきアリーナ
住所
川崎市中原区等々力1-3
アクセス
東急東横線ほか武蔵小杉駅で下車し、川崎市営バスに乗り換え。とどろきアリーナ前停留所より徒歩1分
川崎市とどろきアリーナへの行き方

PROFILE

林翔太郎(はやし・しょうたろう) 
1995年生まれ 北海道出身
身長195cm/体重83kg
ポジション:SF
B型

大学在学時の2018年1月に特別指定選手として「川崎ブレイブサンダース」に入団した注目のルーキー。195cmの身長と長い手足を活かしたダイナミックなプレーが持ち味。2016年にU24代表に選ばれるなど、その活躍に期待が集まっている。

PHOTO/YOHEI TOKUDA WRITING/FUMI MOCHIZUKI

※記事は2019年2月13日(水)時点の情報です。内容については、予告なく変更になる可能性があります