史上最大規模!六本木の2大美術館を巡り、東南アジアの現代美術を紹介する展覧会

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東南アジアの国々が参加しているASEAN(東南アジア諸国連合)が設立50周年を迎える2017年。半世紀の節目を記念して、六本木エリアの2大美術館では、東南アジアの現代美術を紹介する史上最大規模の展覧会を同時開催する。このために2年半もの現地調査を行い、ASEAN加盟の10カ国から選んだ86組のアーティストの作品、約190点を2館で展示するそう。2館を巡れば、東南アジアの現代のアートシーンをたっぷり満喫できるはず。

更新日:2017/08/07

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1980年代以降の東南アジア・激動の時代を表現する作品がずらり

2017年7月5日(水)から10月23日(月)まで、六本木エリアにある国立新美術館と森美術館では、ASEAN設立50周年記念「サンシャワー:東南アジアの現代美術展 1980年代から現在まで」を開催。サンシャワーは「天気雨」で、東南アジアではよく見られる気象現象だけど、ここでは1980年代以降に経済発展など時代の流れとともにさまざまに変化してきたこの地域のイメージを表現しているのだとか。

会場は9つのセクションで構成されていて、国立新美術館では新しい国家の建設や多様な文化に関する「さまざまなアイデンティティー」など5つ、森美術館は高度経済成長に目を向けた「発展とその影」など4つのセクションが登場。

メイン

リー・ウェン 《奇妙な果実》 2003年

写真は、シンガポール出身の作家リー・ウェンの作品《奇妙な果実》で、全身を黄色に塗りたくさんの提灯を身に着けた人が街中を歩く、不思議な雰囲気の連作写真になっている。

世界初公開!展覧会のための新作や未発表作品も多数出展

作品が展示される86組の中には、次の世代に大きな影響を与えた作家や、世界的に注目されているアーティストも多い。写真の作品は、タイを代表するアーティストで映画監督でもあるアピチャッポン・ウィーラセタクンと、アーティストのチャイ・シリが、この展覧会のために制作した作品《サンシャワー》。白像をモチーフにした、体長8メートルもの巨大モニュメントは、圧倒的な存在感で迫ってくる。このほかにも、展覧会で初お披露目となる新作や未発表作品が多数出展するので、まさに東南アジアのアート最前線にも触れることができる。

A-1(新)初公開

アピチャッポン・ウィーラセタクン+チャイ・シリ 《サンシャワー》 2017年 展示風景:「サンシャワー:東南アジアの現代美術展 1980年代から現在まで」森美術館、2017年 撮影:木奥恵三 画像提供:森美術館、東京

来場者が関わることで完成するユニークな参加型作品もいろいろ

中には、来場者が参加することで完成するという参加型の作品も。例えば、スラシー・クソンウォン(タイ)の作品は、床一面に5トン分ものカラフルな糸が敷き詰められていて、その中に隠された金のネックレスを見つけ出した来場者は持ち帰ることができるというもの。また、リクリット・ティラヴァーニャ(タイ)の作品《無題1996(ランチボックス)》では、抽選に当たった来場者が美術館の用意したお弁当を食べる様子をインスタグラムにアップして、ほかの来場者がハッシュタグでその姿を見られる。ユニークな参加型の作品にチャレンジすれば、展覧会のスペシャルな思い出を作れそう。

6(新)参加型

スラシー・クソンウォン 《黄金の亡霊(どうして私はあなたがいるところにいないのか)》2017年 展示風景:「サンシャワー:東南アジアの現代美術展 1980年代から現在まで」国立新美術館、2017年 撮影:上野則宏 画像提供:国立新美術館

一部は動画もOK!撮影OKのSNS映えする作品が多いのも見どころ

森美術館ではすべての作品が撮影OK、国立新美術館でも一部の作品を除いて撮影がOKなので、インスタ映えする写真が撮れるのもうれしいところ。大型のインスタレーションやカラフルな作品は、非日常の空間となって、普段では撮れない1枚が期待できる。写真はフェリックス・バコロール(フィリピン)の《荒れそうな空模様》という作品で、1200個の風鈴が揺れるインスタレーション。

お気に入りの作品を見つけたら、ベストショットをSNSに投稿してみよう。「一部の作品については動画撮影も可能ですので、いろんな形で作品を楽しんでください」と、広報担当者さん。

13(新)SNS用

フェリックス・バコロール《荒れそうな空模様》2009/17年 展示風景:「サンシャワー:東南アジアの現代美術展 1980年代から現在まで」森美術館、2017年 撮影:木奥恵三 画像提供:森美術館、東京

展覧会は2館共通チケットだと1800円、一方だけだと1000円という、お財布にやさしい価格設定なので、ビギナーでも出かけやすい。東南アジアの現代美術がまるっと体感できる展覧会を、アート・フェス感覚で六本木エリアを散策しながら楽しんで。

「サンシャワー:東南アジアの現代美術展 1980年代から現在まで」の招待券を5組10名様にプレゼント

抽選で5組10名様に「サンシャワー:東南アジアの現代美術展 1980年代から現在まで」の招待券をプレゼント! この機会にぜひ、応募して。

サンシャワー:東南アジアの現代美術展 1980年代から現在まで

森美術館

TEL.03-5777-8600(ハローダイヤル)
会期:2017年7月5日(水)~10月23日(月)

会場(2館同時開催)
<国立新美術館 企画展示室 2E>
東京都港区六本木7-22-2
アクセス:東京メトロ千代田線「乃木坂駅 」青山霊園方面改札6出口(美術館直結)、日比谷線「六本木駅」4a出口より徒歩5分、都営大江戸線「六本木駅」7出口より徒歩4分
開館時間:10:00~18:00(毎週金曜・土曜は21:00まで)
休館日:毎週火曜
<森美術館>
東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー 53階
アクセス:東京メトロ日比谷線「六本木駅」1C出口(コンコースにて直結)、都営大江戸線「六本木駅」3出口より徒歩4分
開館時間:10:00~22:00(毎週火曜日は17:00まで)
会期中無休
※上記いずれも、入場は閉館の30分前まで

<観覧料>
2館共通:一般1800円、大学生800円、単館:一般1000円、大学生500円(高校生以下は無料)

※画像は森美術館

NAOKO YOSHIDA (はちどり)

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※記事は2017年8月7日(月)時点の情報です。内容については、予告なく変更になる可能性があります

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