イイトコドリップ Vol.40 長野県・北信濃エリア：山岳・高原トリップ

更新日：2017/07/11

長野県・北信濃エリアってこんなところ

心洗われる大自然に出会える山岳高原

緑深き高原で日常を忘れる夏の休日。長野県といえば、山々に抱かれた自然豊かな地。なかでも県北部の北信濃エリアは、ブナの原生林が残る「なべくら高原」など、美しくて心地よい雄大な自然が。そんな北信濃エリアでは、森の中でのヨガやトレッキング、絶景にも癒されて、心を解放。名湯･渋温泉もあるから、体もリラックスできて、元気をたくさんもらえるはず。

光･音･香り・・・心も体も潤う夏の高原へ

大自然の中でトレッキングにヨガ、
深呼吸して森林浴を堪能しよう

北信濃エリアの旅は、北陸新幹線･飯山駅からスタート。駅直結の「信越自然郷アクティビティセンター」は、地域のアウトドアアクティビティの拠点施設。アクティビティツアーの予約や道具のレンタルができ、専門のスタッフが相談にのってくれる。
準備が整ったら、飯山市の最北部に位置する、なべくら高原の拠点施設「なべくら高原・森の家」へ。この高原に広がるのが、樹齢100年を超えるブナの森。積雪量4m超という地で、厳しい冬を何度も越してきたブナの森は生命力にあふれ、自然の偉大さを実感。空高く伸びる木を見上げたり、木肌にふれたり。木漏れ日、森に漂う香りや風…と、そこにいるだけで心と体が癒されていく。そんなブナの森では森林浴しながらヨガ体験。自然のエネルギーを感じつつ深呼吸して体を動かしていると、五感がやさしく刺激され、体の隅々から元気が湧いてくるよう。
ひと足のばせば、さらに雄大な自然が広がる志賀高原もあるから、夏の高原トリップで自然とつながる休日を。

ブナの森にはカラマツなどのウッドチップを敷き詰め、歩きやすいよう配慮

まずは自然と遊ぶための
コンシェルジュ施設へ

JR飯山駅1階、信越地域の自然を楽しむためのさまざまな情報を発信する施設。ツアーデスクとしても利用でき、初心者から上級者向けまで、四季を通した多彩なアクティビティツアーの予約を受け付けている。レインウェアやシューズが借りられるから、気軽にトレッキングを。ノースフェイスなど、人気ブランドのアイテムを貸し出し。トレッキング向けのレインウェア上下1000円、トレッキングシューズ1000円、ハット300円、トレッキングポール500円のほか、バックパック1000円も揃う。スタッフに相談していろいろな情報を集めよう。

信越自然郷アクティビティセンター

深緑のブナ林の木陰でのんびりヨガ

なべくら高原にあるこちらでは、インストラクターが案内してくれるトレッキングツアーなどの高原アクティビティを用意。夏に体験したいのが、ブナの森で楽しむヨガ。涼しげな森の中での時間は、リラックスできて、体内に秘められたパワーを取り戻すきっかけに。9月末日までの火･土･日･祝は、ヨガ体験（約1時間30分）ができ、地元のお母さんが作る森のごちそう弁当、飯山駅からの往復バス代が付いた「なべくら高原でゆったり森林体験」1名3900円を実施。通年利用できるコテージの宿泊料は2名1室1名7000～円。ステイして、自然を存分に満喫するのもいい。

信州いいやま観光局

もっと大自然を楽しむなら、
志賀高原でトレッキングも

国内に9カ所しかないユネスコエコパークの1つで、2000m級の山々と雄大な自然が残る志賀高原はトレッキングにぴったり。針葉樹の森などを歩いて、神秘的な大沼池をめざすツアー「四十八池･大沼池コース」はお弁当つきで1名4500円（10/29まで実施）。コバルトブルーの大沼池をはじめとする大小70余りの池沼、針葉樹の原生林、高山植物などをめぐるガイドツアーも用意されているので、北信濃エリアの自然をじっくり感じて。

志賀高原ガイド組合

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