東京離島、新島

【新島女子旅】たくさん話して、汗をながして、心も体もすっきり整う新島女子旅を編集部が提案!

更新日:2018/11/06

新島の女子旅では、いろんな人と気軽に交流できるスポットが点在。話すことは、気持ちが発散できたり、軽くなるもの。新しい出会いに期待しながら、自分の心を開いて旅をするとより楽しい旅になる。今回は、そんな心も体もデトックスできる新島旅1泊2日のコースを編集部が作ってみました。

女友達と巡りたい、一泊二日の新島旅のポイントとは?

新島、東京離島

新島一の景色に心癒され、体の中からデトックス。新島の海のように綺麗な心と体を取り戻そう

新島の女子旅は、日ごろの仕事などでたまったものを発散してピュアな自分を取り戻す旅をご提案。女子はなにかと日常のストレスやもやもやを溜めがち。そんな気分をスッキリさせるいちばんの方法は、美しい景色に触れ、一緒に旅する女友達や、地元の人、旅人などたくさんの人と話すこと。新島一の海絶景を望む石山展望台では、美しい景色を見ながら話をするだけで気持ちが前向きに。地元の人も通う店やゲストハウスでは、普段出会わない人との交流を楽しんで、自分の世界を広げるきっかけになることも。
また、人との出会いだけでなく、新島には心身をリセットする場所も立ち寄って。朝にぜひ訪れたい十三社神社では、朝の神聖な空気に触れて心をリセット、新島の大地のパワーを感じる砂蒸し風呂ではたっぷり汗をかいて体の中をリセット。こんな心身ともに発散できる新島旅をすれば、出発前よりも軽やかになっている“素の私”に再会できるはず。

【新島お役立ちお店情報】
・「マルマン」
地元の人御用達のスーパーでお酒やお菓子、BBQ用の食材も買える。コンビニが無いので、ドリンクや軽食などはここで手に入れよう。
住所/新島村本村5-5-10 営業時間/9:00~19:00

・「青沼商店」
朝9:00には売り切れてしまう、旅行客だけでなく地元民からも人気の稲荷寿司が自慢。のり巻きや明日葉ごはん、イカ飯、お惣菜なども販売。
住所/新島村本村6-9-1 営業時間/7:30~19:00

■交通について
今回は、高速ジェット船を利用。約2時間30分で新島に到着。料金は往復18820円。島内は、レンタカーを利用

1泊2日の新島女子旅モデル行程表

【1日目】
07:35 竹芝出発 
10:45 新島到着
11:30 石山展望台で恋バナ
13:30 POOLで昼ごはん
15:00 前忠商店でモヤイ像彫り体験
17:00 Hostel NABLAにチェックイン
18:00 大三で夜ごはん

【2日目】
07:00 かじやベーカリーで朝ごはん
09:00 十三社神社に参拝
11:00 間々下温泉で砂むし風呂
13:30 新島出発
16:25 竹芝到着
(ジェット船の出発時間は、土・日、休日の時刻表を参照)

友達と過ごす新島の1日目

新島、石山展望台
新島には100体以上のモヤイ像があちこちに見られる。渋谷にあるモヤイ像も、新島から贈られたもの

「石山展望台」で、モヤイ像とブルーの海をバックに記念撮影!

まずは新島随一の海の絶景が広がる石山展望台へ。山道をぐんぐん登って辿り着いた山頂は、潮風が気持よく、空と海も大きく広がり開放感いっぱい! この展望台のシンボル・モヤイ像は、「コーガ石」という新島とイタリアのリパリ島でしか取れない貴重な石でできていて、白色石が特徴。なぜ“モヤイ”像かというと、島の方言で「思いやる、助け合う」という意味からきているという。「お互い助け合える素敵な男性と出会えるように」と願いを込めながら、友達と記念撮影を。写真を撮ったら、ベンチに座って青く透き通る新島ブルーの海を眺めながら、近況や恋バナで盛り上がって気分を上げて。

石山展望台

住所/新島村本村
アクセス/新島港より車で25分

新島
センスのいい一軒家カフェ。人気店なので、オープン間際かお昼をずらした時間に訪れるのがベター

島いちばんのおしゃれカフェ「POOL」でまったりおしゃべりランチタイム

お昼ごはんは、新島を旅する女子たちに人気のカフェ「POOL」へ。テラスのあるおしゃれな店先から中へ入ると、ソファ席が配された心地いい空間が。新島にあるお店とは一線を画する素敵な雰囲気に、思わずおしゃべりも弾んで長居してしまいそう。おすすめのランチは、カフェ裏の畑で採れた野菜や明日葉などの島食材を使ったPOOLプレートと、地元の青とうがらしを使ったピリ辛ガパオライス。両方とも食べたいという女子心をかなえるならお互い違うものを頼んでシェアしながら味わって。食後は、併設のショップで、オリジナルグッズを買うのもいい。

POOL

TEL.04992-5-0048 
住所/東京都新島村本村2-9-23 
営業時間/10:00~17:00(ランチ11:30~15:00頃) 
定休日/木 
アクセス/新島港より車で約10分

(左)気軽に立ち寄れるオープンな雰囲気 (上)カラフルでレトロなグッズがたくさん (下)おみやげで販売しているモヤイ像の置物は、すべてご主人の手作り。彫刻体験は要予約なので前日までに電話を

「前忠商店」で、石山展望台で見たモヤイ像作りを体験!

お腹いっぱいになったら、腹ごなしに新島の中心街を散策。メインストリートに並ぶおみやげ屋さんの中でも、特におすすめが「前忠商店」。というのも、ここでは石山展望台で見たコーガ石のモヤイ像を自分の手で彫れるから。手のひらサイズのコーガ石に顔を下書きして、彫刻刀でガリガリと彫っていく。柔らかい石なので女子でも1時間程で簡単にできる。顔のデザインは自由なので、友達の顔や自分の顔、彼の顔を思い浮かべながら彫ってみよう。さらに、店先には島歩きにぴったりのカラフルなギョサンも販売。お気に入りの色を探して、買って、履き替えよう。足元が軽やかになり、女子旅気分もアップ! 

前忠商店

TEL.04992-5-0419
住所/東京都新島村本村5-1-12
営業時間/8:00~20:00
アクセス/新島港より車で5分

新島、焼き鳥大三
金目鯛のネギマ300円は1人1本までの限定商品。売り切れになることもあるので、まっさきにオーダーして

女子同士で行く夜ごはんは、地元の人との交流も期待大の「焼き鳥大三」へ

一日たっぷり遊んでお腹が空いたら、漁師のご主人が営む「焼き鳥大三」で夜ごはん。地元の人で毎日埋め尽くされている店内は、にぎやかで地元感いっぱい。ここはぜひ、隣り合った常連さんにお店のおすすめを聞くなど、地元の人との会話を楽しんでみて。おすすめの必食メニューは、1人1本限定で注文できる金目鯛のネギマ。ふわっふわの金目鯛の身ととろける脂はヘルシーで美味。さらに美容にもいい島の名産・明日葉を使った料理も頼んで綺麗をチャージしよう。地元の人と交流しながら、そして友達とお酒を酌み交わしながら、夜が更けるまで語り合って。

焼き鳥大三

TEL.04992-5-0109 
住所/東京都新島村本村5-3-1 
営業時間/17:30~23:00(22:00LO) 
定休日/不定 
カード/不可 
アクセス/新島港より自転車で約15分

友達と過ごす新島の2日目

新島、
とろとろのクリームがたっぷり入ったクリームパン120円。パンは売り切れてしまうことも多いので、早めの時間を狙って

“口福”な1日をスタートできる、「かじやベーカリー」の絶品ふわふわパン

翌朝は少し早起きして、朝7時からオープンしている新島唯一のパン屋さん「かじやベーカリー」で朝ごはんを調達。ここのパンは、一度食べたら忘れられないと島外からのリピーターも多いとか。そんな人気パン屋さんには、朝からお惣菜系からおやつ系までバラエティ豊かな手作りパンが並び、どれにしようか迷ってしまう。買ったパンは、店先のテラス席で、焼きたてをいただいて。素朴で優しい小麦の味わいとふわふわなおいしい食感に、朝から口の中が幸せいっぱいに。お気に入りのパンがあったら、昼前に売り切れる可能性もあるので、ランチ用に追加で買っておくのを忘れずに。ちなみに海辺までは店から5分ほどなので、海辺まで行って、海を眺めながら食べても新島らしいいい思い出になる。

かじやベーカリー

TEL.04992-5-0179 
住所/東京都新島村本村1-8-6 
営業時間/7:00~18:30 
定休日/火(8月は無休) 
カード/不可 
アクセス/新島港より自転車で約15分

無形文化財でもある神事「獅子木遣」と「神楽」は不定期で開催

朝の爽やかな空気を吸い込んで、新島のパワースポット「十三社神社」でパワーをチャージ!

朝ごはんの後は、かじやベーカリーから徒歩で5分ほどの近さにある「十三社神社」まで、ぶらぶらと朝の散歩を。こちらの神社は、名前の通り13の神様が祀られ、、伊豆諸島最大規模の神社なのだそう。特に、神事の「神楽」や「獅子木遣り」は東京都の無形文化財に指定されているほど。境内までの参道は、木々に囲まれ、朝訪れると神聖な空気に包まれている。すがすがしい空気を思う存分感じながら、深呼吸をしていい気をチャージをしてみて。参拝後は、よく当たると評判のおみくじを引いたり、ご朱印を書いてもらえるので、御朱印集めをしていたら、ぜひもらっておこう。

十三社神社

住所/東京都新島村本村2-6-13 
アクセス/新島港より車で約10分

新島、まました温泉
まました温泉の源泉で温めた砂むし風呂。羽伏浦海岸の砂を使用

旅のラストは「まました温泉」の砂むし風呂で体も心もスッキリ!

新島旅の仕上げは、体の中からしっかりデドックスを。地元の人も通う温泉施設「まました温泉」では、東京の離島の中でも珍しい砂むし風呂体験ができる。砂場に掘られた穴の中に寝転がり、上から砂をかけてもらうと、砂の中が40度くらいまでじわじわ上昇。5分もすれば毛穴という毛穴から汗がドッと噴き出し老廃物を排出。最高の美容効果が期待できる。ここはお互い静かに目を閉じて、自分の体がデドックスされていくのを感じてみて。約10分間の砂むし風呂が終わったら、海を望む露天風呂に入りさらにスッキリ。肌もツヤツヤ、心身ともにリフレッシュしてから、港に向かおう。

まました温泉

TEL.04992-5-0830
住所/東京都新島村本村
営業時間/10:00~22:00(砂むし風呂11:00~20:00最終受付)
定休日/水
料金/温泉300円、砂むし風呂700円
アクセス/新島港より徒歩13分

女子旅ににおすすめの新島の宿

新島

大人も落ち着いて過ごせる「Hostel NABLA」で宿泊者同士の出会いを楽しんで

新島の海をイメージした、青と白を基調にした客室が印象的なホステル。宿泊部屋はすべて2段ベッドのコンドミニアムタイプで、男女兼用ルームと女性専用ルームがある。女子旅なら、女性専用ルームに泊まると安心。ベッドサイズのスペースが割り当てられていて、中には布団や電灯、コンセント、貴重品ボックスなどを完備。コンパクトながらも快適に過ごせる。施設内にはおしゃれなバーや交流スペース、ハンモックのある屋上など、宿泊者同士のコミュニケーションがとれる場所がたくさん。ほかの旅人との会話のきっかけになり、出会いにつながる可能性も!?

【DATA_Hostel NABLA】
TEL.04992-5-0376 
住所/東京都新島村本村6-3-1 
料金/1泊1名素泊まり5500円 
IN15:00 OUT10:00 
カード/可 
アクセス/新島港より徒歩20分
Hostel NABLA

※記事は2018年11月6日(火)時点の情報です。内容については、予告なく変更になる可能性があります