オフィスで実践!座ってできる肩こり徹底対処法

長時間のPC作業やスマホなどで、肩こりに悩む女性は多く、アンケートでもいつも悩みの1位を独占。みんなが悩む肩こり、実は毎日のちょっとしたケアで、予防や改善できるって知ってた? オフィスでもできる簡単かつ効果的なケア方法を紹介するので、ぜひ実践してみて。

更新日:2018/11/13

鍼灸師の石川美絵先生がレクチャー 肩こりに効くセルフケア

首筋・脇をストレッチ

首筋・脇をストレッチ

前屈みの姿勢を続けると、首~腰にかけての筋肉が縮んで硬くなるもの。この周辺の筋肉を伸ばして緩めて。左手のひらで頭の右側を持ち、左側に倒して首筋を伸ばす。今度は右腕を伸ばし、右わきを伸ばしながら左に傾けて。これを左右ともに10秒間ほど。

指・手のひらなど末端からほぐす

指・手のひらなど末端からほぐす

指や手の平など、体の末端からほぐすのも効果的。手にはツボがたくさんあるので、押したり手のひらをそらしたりして刺激すると腕や肩などもラクに。また、ひじを曲げたところにある「曲池」というツボも肩こりに有効。仕事の合間などにこまめにほぐそう。

腕を頭の上で組んで反らす

腕を頭の上で組んで反らす

前屈みで縮こまった胸を開き、肩甲骨を寄せる動きを。イスに座って両腕を頭の上で組み、そのまま胸を思い切り開いて反らせて。他の人に腕を持って後ろに引っ張ってもらうとより効果的。同僚とお互いにサポートしあえば、かなりのほぐれ感が味わえるはず。

肩を動かす筋肉の付け根をケア

肩を動かす筋肉の付け根をケア

肩甲骨を動かす「肩甲挙筋(けんこうきょきん)」は、首の付け根から肩甲骨の上部までをつなぐ筋肉。肩を上下させる動きを司る筋肉なので、PC作業やマウスを動かすにも負荷がかかり、肩こりの大きな原因に。この筋肉の両端の耳の後ろと、肩甲骨の上側の2か所を刺激して。

わきの下の筋肉をほぐす

わきの下はブラジャーで締め付けているうえ、普段あまり動かさないため、硬くなり血流が悪くなっている人が多いそう。わきの下から胸の下のあたりまでにある「前鋸筋(ぜんきょきん)」を、手でこすったりもんだりしてほぐすと、肩周りのこりもほぐれ、呼吸も楽に。

腕の酷使で疲れた筋肉もほぐす

腕の酷使で疲れた筋肉もほぐす

鎖骨から肩にかけて、肋骨と肩甲骨をつないでいる「小胸筋(しょうきょうきん)」には、肋骨を持ち上げ呼吸を助ける働きがある。スマホやPCを見るなど腕を前に出すことが多いと、この筋肉が疲労して縮んでしまいがち。そこで鎖骨~肩にかけてほぐしてあげると効果的。

「デスクワークで筋肉が硬くなるだけでなく、前屈みで呼吸が浅くなっていたり、冷えによって筋肉が収縮してこりがひどくなる場合も多いんですよ」と石川先生。上記で紹介したセルフケアはどれも手軽にできるので、マメに実践してみて。気になる部分を温めるとより効果的。

教えてくれた人:Meilong恵比寿 石川美絵先生

鍼灸師。国家資格、イタリアAISO認定保持。全身治療と美容治療をあわせた本格的治療を受けられると、女性に高い人気を誇る鍼灸院「meilong」院長。最近では妊活ケアメニューも好評を博している。

働く女性の肩こりに「ピンクの肩こりパッチ」が誕生!

こり・痛みにピンポイントで貼れる
4種のデザインが入ったプラスター剤

肩こりは働く女性の大きな悩み。でも肩こり薬はニオイや見た目、刺激に抵抗があるなどの理由で、敬遠する女性も多かったはず。そんな方に使ってほしいのが、ピンクの肩こりパッチ「鎮痛消炎ミニ温膏 A」。こり・痛みのある場所にピンポイントで貼れて、痛みをやわらげてくれる。じんわりした温感が感じられるのが特長。ほのかなフローラルミントの香りは周りを気にすることなく使えそう。肌なじみのよいピンクのカラーや、ハート・羽・花・星の4種のデザインは、女性がオフィスで使うのにもおすすめ。

ライターKが使ってみました!

肩こりに悩みつつも、お年寄りっぽく見えるのがイヤでパッチは敬遠していました。でもこれはピンクで目立たないし、ハートや星型なので抵抗感なく貼れました。じんわり温かくなるのも、屋外の多い取材現場で助けられています。

女性による女性のための肩こりケア
開発者の岩重杏子さんにインタビュー

主に女性をターゲットにした商品を企画・開発している岩重さん。調査するうちに、スマホやPCなどの使用時間が増え、20代、30代でも深刻な肩こりに悩む人が増えている実態がわかったそう。「でも肩こり薬を使っているのは3割程度。ニオイや見た目に抵抗があるため、ガマンしている人も多い。そこで若い女性でも抵抗なく使えるものがあれば喜ばれるはず、と開発を始めました」と岩重さん。鎮痛や消炎成分を配合しつつも、メントール臭のきつくない、優しい香りに仕上げるのには特に苦労したそう。また、女性が外出先でも使いやすいように携帯袋にも工夫をこらした。「日々忙しい女性たちだからこそ、上手にセルフケアして、がんばりすぎず健康的な毎日を過ごしてほしいですね」(岩重さん)。

美容部員、化粧品の広告制作に従事した後、商品企画へ。現在は化粧品、雑貨、食品等なまざまな商品企画から開発まで幅広く担当
ピンクの肩こりパッチ 鎮痛消炎ミニ温膏 A

ピンクの肩こりパッチ「鎮痛消炎ミニ温膏 A」

ノニル酸ワニリルアミドの温感刺激により患部の血行を促進。サリチル酸グリコールとl-メントールの鎮痛消炎作用で痛みを和らげ、肩こり、腰痛、関節痛、筋肉疲労などに。肌なじみのよいピンクで、ハート型など選べる4種のデザイン。汗・水分を逃してムレにくいスリット入り。ほのかなフローラルミントの香り。
鎮痛消炎ミニ温膏 A 32枚入り 希望小売価格950円(税抜880円)

PR/グラフィコ
PHOTO/KATSUMI SATO ILLUSTRATION/CHIKA SHIBA WRITING/HIROKO KUROKI

  • LINEで送る
※記事は2018年11月13日(火)時点の情報です。内容については、予告なく変更になる可能性があります

TOP