産婦人科医直伝の妊娠準備レッスン!母になるために今から知っておきたいこと

「いつかはママになりたい」と思うけれど、30代になると「不妊」や「高齢出産」などの言葉が聞こえてきて、不安になってしまうもの。妊娠準備を始めるうえで大事なのは“産めるカラダ”でいること。妊娠や出産、健康な心と体づくりの基本を学んで、ママになる準備を整えよう。

更新日:2017/12/12

体にやさしい軽食付き!30代のための妊娠準備レッスン開催

妊娠しやすいタイミングを知って
賢く妊娠準備をすることが大事

11月6日(月)、恵比寿のカフェ「CAFE PARK」にて、将来ママになりたい30代の女性に向けたイベントが開催された。当日は、産婦人科医の高尾美穂先生を講師に迎え、3部構成で“産めるカラダ”の基本をレクチャー。第1部では、女性の体の仕組みや生理周期と妊娠の関係などをわかりやすく説明し「妊娠を望むなら、妊娠しやすいタイミングを知って賢く妊娠準備をしてほしい」というメッセージを送った。先生直々に正しい知識を学べ、参加者たちも勉強になった様子。第2部では、生活に取り入れやすいストレッチを実践。第3部では、高尾先生とオズモールで働く先輩ママ・元田による、働く女性の妊娠や出産、働き方などのリアルなトークショーを行った。妊娠前後の心持ちや、夫婦のタイミング、ストレスを手放した瞬間に妊娠できたなど、自身の体験談を交えた本音トークはみんなの参考になったみたい。

教えてくれたのは・・・高尾美穂先生

女性専用クリニック「イーク表参道」副院長。それぞれのライフステージやライフスタイルに合った治療方法を提案し、わかりやすい説明と飾らない人柄で人気。また、日本体育協会公認のスポーツドクターの資格も持ち、女性アスリートをサポートする。ヨガ講師としても活動。

栄養バランスのいい食事で
体の中からママになる準備

“産めるカラダ”を作るには、バランスのいい食事をとることも大切。イベントでは、この日だけの“女性のカラダにやさしい”特別ワンプレートディナーがふるまわれた。食物繊維豊富な玄米に、血行促進効果があるサバを混ぜ込んだご飯や、むくみを改善するカリウムなどミネラルたっぷりのビーツのポタージュ、疲労回復をサポートしてくれるビタミンB1を多く含む豚肉で作った豚ロースのしょうが味噌漬け焼きなど、彩りのいい食事に参加者の気分もアップ。2種類のスイーツまでついて、大満足の食事になったよう。いろいろな食感や味わいを噛みしめながら、和やかなディナータイムを楽しんでいた。

高尾先生に聞く!妊娠準備のために大事なこと6つ

食事で気をつけたほうがいいことは?

「極端に偏った食事をとらないことが大事。例えば、排卵を起こすためのホルモンエストロゲンは脂肪(脂)がもとになって作られます。なので、脂の少なすぎる食事ではエストロゲンが作られませんし、反対に脂が多すぎると、卵巣への血流を妨げてしまう恐れがあります。バランスのいい食事をとるように心がけましょう」

夫婦生活のタイミングを知るには?

「まずは基礎体温を測りましょう。高温期を確認することで、排卵の有無や、次の月経や排卵日の目安を知ることができます。基礎体温の測定に加え排卵日予測検査薬を併用すれば、さらにタイミングを計りやすくなって◎。性交渉の頻度が少ないカップルは特に、このような便利なツールを活用してみてはいかがでしょうか」

パートナーに夫婦生活のタイミングを上手に伝えるには

「『今日は排卵日なの』と言われると、プレッシャーを感じてしまう男性もいるので、必ずしも伝える必要はありません。もし伝えるのであれば、夕食をいつもより豪華にしてみるなど、さりげなく伝えてみて。いずれにせよ妊娠は2人の協力なしでは成立しないので、普段からコミュニケーションをとり、2人が同じ方向を向いていることが大切です」

仕事が忙しくて十分な時間をとれない・・・。

「現在はワークライフバランスが仕事に偏っている女性も多くいますが、本気で子どもが欲しいのなら、仕事を減らしてでも妊娠準備に時間と気持ちを傾けるべき。『この年になるまでは仕事をセーブして妊娠準備をする』など、2人のルールを作るのもいいと思います。ストレスも影響するので、心に余裕のある生活ができるように仕事量を調整しましょう」

産めるカラダを作るためには、運動も必要?

「筋力が低下すると卵巣機能も低下します。なので、運動は“産めるカラダ”を作るのに必要不可欠。毎日ストレッチをする、エスカレーターではなく階段を使うなど、日常の中で手軽に取り入れられることから始めてみましょう。適度な運動は気持ちをリフレッシュさせる効果もあり、心も体も健やかにしてくれますよ」

妊娠前に産婦人科へ行くことに少し躊躇してしまう

「産婦人科にかかることは恥ずかしいことではありません。私は、年に1度は子宮頸がんと経膣エコーの検診を受けることを推進しています。自分の体をチェックできるうえに、かかりつけの婦人科もできるので、妊娠したときも安心できると思います。妊娠前に、自分とフィーリングの合う先生を見つけておきましょう」

イベントでの紹介ストレッチの中から1つを動画でご紹介

オフィスでできる!
体と心を整えるストレッチ

運動習慣は、卵巣機能を高く保つための大事な要素のひとつ。そこでイベントの第2部では、ヨガ指導者の資格も持つ高尾先生が、オフィスのデスクでもできる簡単なストレッチをレクチャー。首や肩を伸ばすストレッチや、肩甲骨を動かすストレッチ、腹筋を鍛えるストレッチなどをみんなで実践した。少し体を動かしただけでも、みんな体の内側からポカポカしてきた模様。日々の仕事や生活に運動を取り入れるのは難しいと感じるかもしれないけれど、スキマ時間などを使って習慣化してしまえば、意外と続けられるもの。「仕事の合間に実践して、心も体も整えてみて」という先生からの言葉に、みんな笑顔で応えていた。

妊娠のタイミングを知るためにはどうしたらいいの?

基礎体温の測定だけでは
排卵日の事前予測は困難

排卵日を知る方法として一般的に挙げられるのは、基礎体温の測定。低温期から高温期になるのが、排卵がきちんと行われたかどうかの目安に。高温期になるのは排卵後のため、事前に排卵日を予測するのはなかなか難しいのが実情。そこで注目したいのが、女性ホルモンのひとつ「黄体形成ホルモン(LH)」。排卵が起こる前に一気に数値が上昇し(LHサージ)、それから40時間以内に排卵が起こるため、LHサージを捉えることができれば、夫婦生活のタイミングがはかりやすくなる。

ハイテスターH

ラインの本数で判定するからわかりやすい
排卵日予測検査薬「ハイテスターH」

LHサージに着目して開発された、排卵日予測検査薬。スティック部分に尿をかけ10分ほど放置し、判定部に現れるラインの本数で排卵日を予測するというもの。次の生理予定日の17日前から検査をはじめ、前日と比べてラインの本数が増えたら排卵日のサイン。色の濃淡ではなくラインの本数で判断できるため、わかりやすいのも嬉しい。いちばん妊娠しやすいとされる、排卵日の約1日前に予測できるので、ママになりたい人の強い味方になってくれる。購入は、ドラッグストアやネット通販などで可能!

ハイテスター公式HPには妊娠準備に役立つ情報がたくさん

夫婦で意識をアップ!
妊娠準備にいい料理を紹介

ハイテスター公式HPには、妊娠準備に役立つ情報がたくさん。「夫婦2人の妊活レシピ」では、妊娠準備に役立つとされる食材を使った“妊活応援レシピ”を動画で公開。夫婦で挑戦すれば、二人の仲も深まりそう!

妊娠から子育てまでの
流れをイメージしよう

「ほしい人のカレンダー」では、生理周期などを入力し、妊娠してから子育てまでの流れをシミュレーション。つわり時期や産休をとるタイミングが予測でき、“いつなにをすべきか”がわかるので働く女性にも心強い。

排卵日予測検査薬と
併用したい計算ツール

排卵日予測検査薬を使用するときにチェックしたいのが、「検査スタート日計算ツール」。生理周期や生理予定日を入力するだけで、排卵日予測検査薬の使用スタート日に加え、次の生理予定日、妊娠検査薬使用日まで教えてくれて便利。

ハイテスター ブランドサイト

できたかも?のときは
妊娠検査薬「ハイテスターN」

生理予定日から1週間が経ち、「もしかして妊娠したかも?」と思ったら、ドラッグストアで購入できるハイテスターシリーズの妊娠検査薬「ハイテスターN」でチェックしよう。検査方法は、スティック状のテスターに尿をかけ、1~3分放置するだけと簡単。朝・昼・夜どのタイミングでも検査できるのも、働く女性にはありがたいポイント。判定窓に陽性ラインが出たら妊娠の可能性あり。医師の診断を受ける前のセルフチェックに役立てて。

PR/武田コンシューマーヘルスケア
製品に関する問い合わせ/ミズホメディーお客様相談室 TEL.0120-85-0323(祝を除く月~金9:00~12:00、13:00~17:00)
PHOTO/AYUMI OOSAKI WRITING/ROKUSHIKI(CHIAKI ISHIBE)

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※記事は2017年12月12日(火)時点の情報です。内容については、予告なく変更になる可能性があります

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