おうち時間が増えたから、快適な家に住みたい!私らしい住まい選びのコツとは?

おうち時間が増えたから、快適な家に住みたい!私らしい住まい選びのコツとは?

コロナ禍でおうち時間が増え、広さや居心地の良さを求めて、引っ越しや家の購入、リフォームを考える人もいるのでは? 生活様式が変わった今だからこそ、心地よく長く住み続けるための住まい探しのチャンス。自分らしい住まい選びのコツについて、住まいのプロ「ピタットハウス」の鈴木春奈さんに、教えていただきました。

更新日:2022/01/11

おうち時間が増えたことで、住み替えニーズも増
アンケート:オズモール調べ 2021年10月、11月 回答者880人、785人

おうち時間が増えたことで、住み替えニーズも増

オズモールのアンケートによると、おうち時間が増えたことで、もっと快適な家で暮らしたいと、住み替えやリフォームを考えている人が増えているよう。

「賃貸の方は、駅から多少離れても、部屋数が多く設備のグレードが高い物件を希望。一方、分譲の方は間取りを変えるなど、リフォームの要望が増えているのが特徴です。また、おうちでの時間が増えたことで、仕事とプライベートで住空間を分けたいという声が多いです」と鈴木さん。

実際にアンケートでも「テレワークにはスペースが狭い、会社に行っているときは気づかなかったが、テレワークを日常的にするなら陽当たりがもっとよいとうれしい」など、おうち時間が増えたからこそ、気になる点が出てきたという声も。

賃貸と購入、私にはどちらがいいの?

賃貸と購入、私にはどちらがいいの?

住み替えを考えたときに気になるのは、賃貸にするか購入にするか、という選択肢。家賃がもったいないから、購入を考えているという人も多いのでは?
実際に同じ最寄り駅で比較すると、初期費用に関しては購入物件のほうが多くかかるが、広さや部屋数など住まいとしての条件は、購入物件のほうがグレードが高いことが多いよう。

「浴室の大きさや床暖房をはじめ、食洗器、浄水器付きなど設備が充実している購入物件は、グレードが高くて住み心地がいい。一方で、条件に合わせて気軽に引っ越しができる賃貸は、自分の好きな町に長く住み続けられるというメリットも。お金や立地、環境など、自分がなにを大切にしているかを、じっくり考えて検討してみてください」(鈴木さん)

自分がどんな暮らしをしたいか、イメージがつかない人はWEBメディア「クラモア」がおすすめ。すべての女性がもっと、私らしい暮らしを送るために、それぞれのライフシーン(ひとり暮らし・ふたり暮らし・家族と暮らす・ペットと暮らす)に寄り添った暮らしの情報を届けている。

マンション購入3つのお金の悩みにお答え

ローンで借り入れ可能な金額は?

年収×6~7=借り入れ可能額

「物件は高額な買い物のため、銀行からお金を借りなければなりません。これを借入金といい、金額は年収によって異なります。借入金がいくらかによって、どれくらいの物件を購入できるかの目安になります。目安は年収(額面)×6~7倍程度。年収400万円なら400万円×6~7=2400万~2800万円の物件を買うことが可能です」

物件以外にいくらかかるの?

価格×7~10%程度、3000万円の物件なら210万~300万円くらい

「銀行に借り入れをする場合、保証料が必要になります。ほかにも税金にかかる費用や仲介料、手数料、保険代、リフォーム代、引っ越し代など、物件以外にも費用が発生します。金額にすると物件価格の7~10%程度。頭金以外にもこうした費用も用意しておきましょう」

新築同様のリノベーションの値段は?

45m2で350万円くらいが目安

「古い台所を新品に、床シートをフローリングにするなど新築の状態にパーツ交換するのがリフォーム。これに加えて暮らしに合わせて、間取り替え(例:2DK→1LDK)や、和風から北欧デザインへと空間自体をカスタマイズ改装するのがリノベーションです。ガスや排水は既存の配置から変更できませんが、最近はトイレの便座や洗面所のシンクなどパーツ交換ほか、押し入れをクローゼットへ変更、収納増設が多いです。60m2だと500万円、80m2は700万円ほどかかります」

私らしい住まい選びのコツをプロが解説

では実際にどのように、自分らしく住まいを選んでいけばいいの? 「こんな住まい選びがしたい」という4つの読者の声に、鈴木さんに答えていただきました。

【お悩み1】せっかくの住まい、長く住み続けたい!

【お悩み1】せっかくの住まい、長く住み続けたい!

床を無垢材などにして、張り替えずに汚れたり古くなったら削ってメンテナンスしながら住む、壁なら珪藻土にして張替えをしないなど、長く住むことを意識して環境への配慮のある設備が充実した住宅を考える人も増え始めているのだとか。

「長く住む観点から考えると、マンションの窓やベランダは共用部。エネルギー節約のための二重サッシへの変更はリフォームしなければ難しいもの。その点、戸建てなら庭にエコ給湯器などを増設できます。また将来、家族の変化に合わせて間取りも変えられます」(鈴木さん)

新築か中古かではなく、将来の省エネや生活様式の変化を考え、対応しやすい物件を選びたい。

【お悩み2】新しい街に住みたいけれど、ちょっと不安・・・

【お悩み2】新しい街に住みたいけれど、ちょっと不安・・・

新しい街で暮らすには、地域に根差したスタッフの情報が役立つもの。そこでスタッフが町の情報やおすすめ店などを紹介しているのが、WEBページ「街ピタ」と店舗のインスタグラム。
「街の施設やイベント情報、ショップやグルメなど生活に必要な情報が簡単に見つけられ、街のことを知りたい人に好評です。引っ越したばかりの人にもおすすめです」と鈴木さん。
>>ピタットハウスの地域情報発信ブログ「街ピタ」

また新しい街をしっかりと見に行く時間がないときに、頼れるのが“お部屋探しコンシェルジュ”。
「ピタットハウスのホームページで希望条件を登録いただくと、希望に合う物件を紹介します。入居希望時期などの情報が事前にわかるので、短時間でよい物件を探し出せます」(鈴木さん)

【お悩み3】こんなときだから、来店せず家探しをしたい

【お悩み3】こんなときだから、来店せず家探しをしたい

直接人と接触するのが不安な人には、「Web接客サービス」がおすすめ。自分のパソコンやスマホを通じて、店舗スタッフと一緒に部屋探しができるので、自宅にいながら効率的に探せるのがうれしい。現地の物件をテレビ電話でつないでバーチャル内見ができたり、宅地建物取引士の資格を持つスタッフが、ネット上で契約のサポートもしてくれる。

「転勤先の住まい探しでも、実際に行かずに家探しできると好評です。来店の場合でも消毒や検温、マスク着用の徹底のほか、内見の際の車中にも透明のパーティションを設置するなど、感染対策もバッチリ。宅地建物取引士の資格を持つプロのスタッフなどが、親身に相談にのります」(鈴木さん)

【お悩み4】初めての購入だからこそ、安心して取引がしたい

【お悩み4】初めての購入だからこそ、安心して取引がしたい

不動産物件の売買の場合、先着順で取引するのが一般的。でもピタットハウス独自の「マイホームオークション」という購入システムなら、期日内にじっくり考えて自分で金額を決められるため、安心して取引ができる。

「ネット上で物件情報を公開し、期間中は誰でも平等に入札でき、落札期日にいちばん高い金額で入札した人がそのまま購入できるシステムです。従来の先着順取引と違って価格も公開され、自由に入札できるため透明性が高く、フェアで安心なマイホーム購入ができると好評です」(鈴木さん)

教えてくれた人:鈴木春奈(すずきはるな)さん

ピタットハウス国分寺店の店長。賃貸営業を7年経験したのち、西葛西店で売買営業のノウハウを学び今年6月より現職に。

全国680店舗のピタットハウスで住まいを探そう

全国680店舗ものネットワークをもつピタットハウスでは、豊富な物件数から賃貸のみならず購入物件まできめ細かく紹介可能。お客様1人ひとりに寄り添うおもてなしで、不動産のお悩みに的確に答えてくれる。

全国で放映中のテレビCMもチェック。2022年1月4日~は新イメージキャラクターとして、俳優の鈴木亮平さんがピタットハウスの店長に就任した「新店長のあいさつ編」が放映される。もちろん、小島瑠璃子さんや今季でイメージキャラクターの就任から25年目を迎える、水野真紀さんの「ピタッとダンス編」も見逃せない。

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WRITING/HIROKO KUROKI

※記事は2022年1月11日(火)時点の情報です。内容については、予告なく変更になる可能性があります

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