今日からできる、収納のコツ【キッチン編】

収納

セミナーで実際に片づけ・収納についてレクチャーを受けたOZの美活レポーターの2人が、キッチンをお片づけ。片づけ前と後を見ながら、吉川さんにアドバイスをもらいました。

更新日:2016/11/08

松村愛美 さん:キッチンのスペースで収納が困難

【居住スタイル】ひとり暮らし
【キッチン収納の悩み】
スペースの問題で調味料の収納に困っています。ガス台の近くにおけば油でベトベトになり、シンクの下にしまえば湿気が・・・。衛生的な見せる収納テクニックが知りたいです

【before】
狭いスペースを有効利用できず・・・

【本人コメント】
スペースの狭さが問題で、調味料の置き場や、キッチングッズの置き場に本当に困っています。

【吉川さんアドバイス】
コンロ下のスペースにごちゃっと詰め込まれたモノ、調理中に使いにくくありませんか? シンク下側に直置きされた調味料のボトルも気になります。上の方の空間がムダになってしまっているので、コの字ラックやつっぱり棒などを活用して、収納量を増やしてみましょう。

【after】
つっぱり棒を使ってスペースを有効活用

【本人コメント】
①不要なものを処分
②キッチン下
 →フライパンが2つ(以前持っていたものはIH対応していなかったので新しいものを買ったが捨てずにそのままだった)あったり、懸賞やおまけでもらったグラスやシリコンスチーマー(箱から出しもせず3~4年)などを整理、ガス台の下に調味量や調理器具を収納
③シンク下
 →流しの下に掃除用具や洗剤ストックなど・・・ホットサンドメーカーや電動泡立て器など、普段使わないものを収納。
  つっぱり棒2本使いで2段収納できました。
④フライ返しやお玉は、壁に掛ける
 →つっぱり棒で、フックを掛けてぶら下げる方法のアドバイスを頂きましたが、購入したブレないフックのサイズを誤り、細いつっぱり棒がなく・・・。換気扇の下だと、やはり油跳ねや、もくもくした煙にさらされるのも嫌だと思い、比較的油跳ねの少ない、換気扇下や調理スペースから離れたところに掛けました。

予想以上にすっきり片付き、驚きました。食器は半分くらい処分しました。今までなかなか捨てることに踏ん切りがつきませんでしたが、先生の講義をきっかけに思い切ることができました。
無駄なものがなく、狭いスペースでもゆとりがあって、使いやすいキッチンは、立っていてとても気分が良いです。

【吉川さんアドバイス】
フックやつっぱり棒を活用して、収納するスペースを上手く増やすことができましたね。調味料をコンロの下に収納できたのはGOOD。また引っかけ収納することで、調理台のスペースが有効に使え、掃除もしやすくなります。出ているモノの色もピンクや赤などで揃えているので、見た目も整った印象です。今後は出ているモノ(キッチン洗剤・スポンジ・まな板など)をお気に入りのモノに変えていく、キッチンに立つのが楽しくなりますよ。

谷山友子 さん:キッチン収納のストレス大

【居住スタイル】彼・配偶者と2人暮らし
【キッチン収納の悩み】
買ったりもらったりしたキッチングッズが使いこなせず置き場に困ったり、調理中に欲しいものが見つからなたっかり、キッチンの収納にストレスを感じています。快適なキッチン周りに改善したいです

【before】
置き場に困るキッチングッズなのに、ほしいときに見つからない

洋服収納

【本人コメント】
大きさの違うものが多いので、うまく収納できずかなりストレスです

【吉川さんアドバイス】
キッチンの収納スペースに無造作にモノを入れているので、作業効率が悪くなっていませんか? 一緒に使いたいものがバラバラの場所にしまってあったり、食材ひとつみても収納場所が定まっていない印象です。アイテム別や用途別にものを仲間分けして、収納の定位置を決めると使いやすくなるでしょう。

【after】
分類して収納。見た目ですぐ取り出しやすい

【本人コメント】
①不要なものを処分
→賞味期限切れの食材などを処分。自分が食べないだろうというものは知り合いに譲ったりもしました。

②キッチンの分類
→使う用途や種類を決めずに分類していたのでまずは種類分けからスタート。食材は乾物、麺類(すぐ食べられるレトルト系も)粉類(小麦粉やお好み焼き粉、ホットケーキミックス)、などにざっくりと分けシールで分かりやすく表示。

③シンク下の収納
→食材を入れていたのですが衛生的にも全部移動。高さに合わせキッチングッズをそれぞれ収納し直しました。ラップや掃除用品を入れるスペースも十分に取れました。

④キッチンの収納(結果)
全体的にスッキリし、余白ができました。
料理するときに探し物をせずに材料やキッチングッズをサッと取り出せるようになりストレスがなくなりました

【吉川さんアドバイス】
アイテム別や用途別に分けて、適切な収納場所を決めることができたようですね。プラスαでラベリングまで意識できたのはGOOD。衛生面を考えて食材の収納場所を考えられたことも、キレイなキッチンを保つために大切なことです。食材の在庫が一目瞭然で見えて、まとめてとり出せるように、食材のジャンルごとに缶詰なども持ち手付きのカゴなどに入れるとストックの管理がしやすくなりますよ。

※記事は2016年11月8日(火)時点の情報です。内容については、予告なく変更になる可能性があります

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