Biople by CosmeKitchenディレクター佐藤香菜のヨーロッパ・オーガニックを巡る旅:ドイツ編

更新日:2017/04/12

ドイツのニュルンベルクで毎年2月に開催されるオーガニック製品の展示会Biofach(ビオファ)に参加してきました。私がビオファに行くのは今年で3回目ですが、毎回どんどん盛り上がり進化しているのがわかります。
世界中から集まったフードやコスメのブランドが何百というブースを設け、商社、スーパーマーケット、百貨店のバイヤーやメディア関係者が来場します。
気になる商品があったらその場で商談し輸入に向けての交渉を始めます。全てのブースを見て回るには最低でも2日間はいります。
目に飛び込んでくるもの全てがオーガニック! テンションが上がらないはずがありません!

【Germany】オーガニックの商品しかない、東京ドーム何個分?な広さの会場内!!

福袋

とにかく広い会場は思わず立ち止まってしまう商品ばかりが並んでいます!
ブースでは試食・試飲ができるので、お仕事とはいえとても楽しい時間です。美味しいものは本当に幸せな気分にしてくれますね。
その場で食べるだけでなく、太っ腹なブランドは現品をくれたりもするので(!) 帰国後に社内のみんなで試食したりします。
特にヨーロッパといえば、ヨーグルトなどの乳製品が美味しくて、ちょっと感動してしまうほどです。「オーガニック」というと野菜やフルーツなどの農産物のイメージがありますが、実はお肉や乳製品にも該当します。家畜の飼料から無農薬なのですから、そこで味が決まってくるわけです。

豆乳飲料「プロヴァメル」のブースや、フルーツ100%でできたスプレッド「リゴー二 ディ アシアゴ」、「ランドガルテン」の美味しいチョコレートなども大集合しています。この3ブランドはビープルの店舗とWEBストアでも取り扱い中です。

各ブランドのこだわりが感じられる会場内、商品を体にくっつけて練り歩く方もいますし、プロポリス専門ブランドで笑みを浮かべるミツバチ、ヨガをする人のリアルな銅像(2メートルくらいあります)・・・思わず写真を撮ってしまうシュールで目立つ工夫ですね。

BIOワインコーナーもあります。ご自由にどうぞスタイルで、さすがはヨーロッパ、朝から飲んでいる方々もたくさんいますが、夕方になるとブース出展者の方々も飲みに集まるので、さながらパーティ会場のように賑わっています。
BIOワインはラベルも可愛いものがたくさんあり、お気に入りを選ぶときはまずはボトルに貼られたラベルに惹かれるかどうかも大切なポイントで「生産者の好みに似ている」ということは、その味も好きな可能性が高くなるようです。

バイヤーやメディア関係者が世界中から訪れる展示会の一部をご紹介しました。
乳製品など賞味期限が数日しかないものや、成分によっては日本での販売が難しいものなどもあるので実際には輸入できるものはとても限られるのが現実です。
写真は載せていませんが、今回の出張で商談したメーカーが何社かあり現在輸入に向けて準備中です。早くても秋頃になるかと思いますが、皆さまにお披露目できるのを楽しみにしています。
次回はアメリカのオーガニック事情です。お楽しみに。

Biople by CosmeKitchen佐藤香菜

佐藤 香菜
Biople by CosmeKitchenディレクター。
コスメキッチン店長などを経て2013年にコスメに加えてオーガニックフードも取り扱う新業態店舗を立ち上げた。
コスメ、フード、ファッション、インナーケア、メンタルケアの全てを整えるのがMyテーマ。

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※記事は2017年4月12日(水)時点の情報です。内容については、予告なく変更になる可能性があります

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