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運命の女の試写会に２回当たったのでいってきました。
ストーリー的には、不倫とミステリーと言った感じで、最初
は普通の不倫の話ではないかと思うほどベッドシーンはリア
ルに描かれているのですが、だんだんミステリーに変化して
いき、最後は夫婦愛に落ち着くのですが、とても意外な展開
をするのが見ものです。主演は、リチャード・ギア、妻の役
はダイアン・レインですが、びっくりした点はまずセックス
シンボル的でもてもて男の役でしかお目にかかれない、リチ
ャード・ギアが、なんとふつうーの夫であり父の役をしてい
て、妻の不倫に気づいて、嫉妬をして妻をストーカーのよう
に追い回すのですが、まったくと言っていいほど色気を消し
て好演（本人もそう意識して演じたようですね）しているの
で、見ているほうは結構ダサいおじさんのように見えてしま
いました。そして妻役のダイアン・レインは、台風の日に出
会った若い男に本気になってしまう役なのですが、本当に表
情でできる皺のひとつひとつも素敵で、官能的なシーンもリ
アルに見事に演じきっていました。その若い男役は、オリヴ
ィエ・マルティネスというフランス人の俳優ですが、彼のミ
ステリアスであり官能的で野生的な表情には、とりこになっ
てしまう女性も多いのではないでしょうか？個人的には、サ
ッカーのトルコ代表であったイルハン選手に似ていると思っ
たのは私だけでしょうか？とにかく、２回見ても楽しめたの
でぜひぜひ見てほしい作品であります。