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キャリア|投稿記事

通称・旧姓でいきたいのですが…

S・J
2006/11/10(金) 17:51

(※すみません、長いです)
事実婚で10数年間結婚生活をおくってきたものです。
ヨメ的なものになることへの違和感が主な理由ですが、
今年になって結婚届を出しました。

ここ何年か体調不良で通院などの医療費がかなりかかり、
ダンナの扶養に入ることが経済的に助かるという現実的
な状況があったからです。

それはそれとして割り切って、仕事やプライベートでは
今まで通りの名前(いまや旧姓)でいこうと思っていたの
ですが、仕事や保険など手続き上のことでちょっと
ブルーになっています。

仕事上の通称などは問題ないと言われるのですが、
給与の銀行口座は改正後の名前と一緒でないと困ると
いわれまして。つまり、仕事を変えたわけではないのに、
これまでの口座を改姓するか、新口座を新姓でつくる
ようにと。生命保険などもそうですね。
(給与口座では他の引き落としなどもあるわけで、すべて
引っ越せというのか^^…)。

ハッキリした理由があり、自分で決めたことなので
最低限の改姓はしようと思っていましたが、
そうやっていくと世の中の書類上の自分の名前というのは
なくなってしまうのだなと実感しています。思っていた
より世の中から名前の統一を迫られている感じです。
免許証とあと2、3の変更で済むと思っていた自分は
甘かった…。
最近、テロや詐欺事件の関係でや身分証明がうるさくなって
いることも原因していると思いますが。

もちろん知り合いは旧姓呼んでくれますが、フルに
仕事をしていてフリーになり、いまや扶養の範囲内程度
しか体力的にも働けないので、半主婦状態の私。
バリバリやっていたときのように、「ヨメじゃない」
とか「名前を変えたくない」とか押し出し強く
言えなくなってきてます。そういうパワーバランスって
お金の問題じゃないと思ってましたが、関係ありますね。
だって専業主婦で別姓の人って聞いたことないですよね。
(今となってはそれが真の別姓なのかも、と思います)。

以前ここのスレで事実婚の方もいるんだなあとうれしく
なったこともあるのですが、最近はどうなんだろう。
このところ別姓法案も力を失っているようで、いろいろ
考えてしまいます。

とりとめがなくなりましたが、名前を変えることは
「慣れ」だと思おうとしていたけど、私には無理
な感じです。性別に違和感があるということは
認められる世の中なのに。名前もやっぱりアイデンティティ
として認めてほしいな。





  事実婚の専業主婦です

まとりん
2006/11/10(金) 19:48

まだ結婚(事実婚)3年目ですが、結婚当初から専業主婦し
ています。

私は、別姓を通すこととお金の問題は関係ないと思っていま
すが、
でもS・Jさんもかつては関係ないと思われていたんですよ
ね・・・。

そうかぁ・・・。
お金に負けた?と思う日が来るならそれは寂しいことです
が、
今回のS・Jさんの決断は、意地を張るより現実のお金のほ
うを取ったわけですよね。
世の中、なんにしても意地もお金もというわけにはいかない
でしょうから、それは仕方のないことではないでしょうか。

今はいろいろ面倒な手続きの途中だし、治療費というお金に
負けたという感じもあって姓を変えたことにネガティブな気
持ちなのかと想像しますが、
ご自分の選択を責めたり悔やんだりするのは精神衛生上よく
ないと思いますよ!

先輩に対して失礼ですが、気張らないで行きましょう!^^

別姓が認められるようになって、旧姓(という言い方もイヤ
ですが)に戻せる日が遠くないといいですね。

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  お金じゃないと思いたい

S・J
2006/11/11(土) 17:51

結婚当初は仕事も家事もイーブンという感じで
お互い快適だったのです。
だから環境が変わって、勝手に感じなくていい
引け目を感じてしまっているんですかね。

ダンナは届を出してもこれまでと変わらない、
旧姓で通せるところは通しなよというスタンス
なのです。
手続きetcについては過去のスレでもいろんな
方の経験談があり、参考にさせてもらって納得して
いたつもりなんですけども。
口座も、新姓のものがあってもいいとは思っている
んです。でも旧姓のままのものもあっていいと思う
のに、結構身分証の提示というか本人確認をされる
ことが多くて、世間の厳しさにまいっている感じです。

まとりんさん、コメントありがとうございます。
過去のスレに登場していらっしゃった記憶があります。
お仕事はされないでいらっしゃるんですね。
最初から専業主婦で別姓ってナチュラルにできたなら
いいですね。うらやましいです。

別姓にしない?という話のはじまりで、「仕事上の
不都合もあるし」というのは大きな理由だったので
仕事してなかったら言い出せたかわかりません。
私って古いのかな(苦笑)と思ったりしますが、
肩の力が入りすぎなのかもですね。

好きな人とは、法律の保護でなく、愛情とか共感で
つながっていたいと私も思っていました。
でも、人の心は変わるし、環境も変わりました。
お金は最重要事項ではないけれど、無駄にもできない。
ちょっと虚しいです。
なんかとりとめもないのに聞いて(読んで)いただ
いてありがとうございます。


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  お気持ちわかります。

Rye
2006/11/12(日) 23:57

大先輩にアドバイスできることなんて何もないのですが、もやもやとしたお気
持ちがよく分かる気がしたので、レスしました。

>好きな人とは、法律の保護でなく、愛情とか共感でつながっていたいと私も
>思っていました。

この部分は大変共感します。私が特に結婚する必要性を感じないのはこの理由
からです。でも、金銭面で結婚した方がすごーく有利な状況になれば、結婚制
度を利用してもいいかなと思っています。単なる「制度」でしかないので、そ
れを利用したからといって、自分の信念を曲げるとは感じません。10才年上の
夫は、逆にそう感じるみたいで、私以上にこだわりがあるようですけれど。

それと姓の問題は、私にとってはまたちょっと別です。
以前は姓が変わることにすごく抵抗があったのですが、最近は自分の親と同じ
姓を名乗ることで、実家の方の「家」に繋がっている感じもしてきて、名前を
変えて新しい世界に旅立つのも悪くないかな~なんて思います。
姓なんて記号にすぎないんだから、なんでもいいや、とさえ思います。
名前の方が自分のアイデンティティーと思っています。

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  ヨコになってしまうんですけど

おはつ
2006/11/14(火) 09:49

どうしてみな夫側の姓にするのかなぁ、といつも思ってしま
います。

私は自分の姓を変えることに少し抵抗があります。
というのも、私の父が婿養子で、祖母は3姉妹でしたが、全員
婿養子をとりました。さらにその前も婿養子。
うちは代々婿養子家系なんです。
(“養子縁組”するパターンです)
そんな環境で育ったからでしょうか、生まれた時からまさか
自分の姓が変わるなんて想像もしてませんでしたし、世間で
言うところの「女の子は苗字が変わるから」というようなセ
リフは私には関係ない、と思っていました。

でも、それってあまり一般的ではないですよね・・・実際ほ
とんどの女性が姓を変えてしまいますし。
法律上は男性女性、どちらの旧姓を選んでも良いのに、なぜ
女性の姓を名乗る方がこんなにも少ないのでしょうか?
もしも自分が姓を変えてしまうと、その姓を継ぐ人がいなく
なる、というような状況において、姓を変える人は抵抗が無
かったのでしょうか?

今度私は結婚しますが、旦那が私の姓を名乗ることに賛成し
てくれたので入籍することにしました。(私達は姓だけ変え
るパターンで“養子縁組”はしません)もしも旦那が反対す
れば、私も事実婚にしたと思います。

少しヨコになってしまいましたが、どうしてこんなにも男性
の姓を名乗る人が多いのかな・・・?と思いレスしてみまし
た。
夫婦別性制度、早く導入されるといいですよね・・・。

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  戦前の「家制度」の名残

Rye
2006/11/14(火) 17:39

なのではないですか。

戦後、民法が改正されたにも関わらず、婚姻関係については旧民法の感覚って
根強いですよね。「嫁に貰う」「婿養子になる」「家を継ぐ」とか。
戦後の民法では単に「どちらかの姓を選ぶ」という以上の意味はないんですけ
れどね。

私は事実婚で、名前が変わることに多少抵抗があります。が、絶対変えたくな
いというほどのことではありません。私は長女で、男の兄弟はいないのです
が、実家の姓を継ぐ人がいなくなることについては、まっっっっったく何とも
思いません。この点ではおはつさんとは考え方が違いますね。両親もなんとも
思っていません。これが何代も上まで遡れる旧家なら残念に思うかもしれませ
んね。残念ながら、そんな大した家でもないもので執着はありません(^-^)。

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  ちょっと間違いました

S・J
2006/11/14(火) 21:21

先日の投稿のタイトルに、
「お金じゃないと思いたい」と書きましたが、
お金のことだと割り切ってしたことなのですから、
お金じゃないわけないんですよね。
書いてみてわかったんです。自己矛盾ですね。
意味するところは「愛情はお金じゃないと思いたい」
なんですけど。

Ryeさん、私も実家の名前が好きというわけでは
ないです。夫の名前もきらいじゃないですし。
ご近所づきあいなどでは、夫の姓で通していました。
別姓を強要すると面倒な場面もありますから。
それはイヤではなかった。使い分けという
のでしょうか。
イヤなのは自分の名前と思っていたい旧姓の
身分証明がしにくくなっていくということです。

結婚の届けを出した直後、申請もしないのに旧姓の
印鑑届けの抹消通知が送られてきて、これには
ちょっとビックリしました。仕方ないんですけどね。
なにかの防止策なんでしょうから。

銀行で聞くと、印鑑というのは下の名前でも構わない
そうです。今後は名前のハンコを作ろうかと
思ったりします。

おはつさん、私の実家も父が養子にきたのです。
事情があったのですが、名前が変わることが
「どんなにか嫌だった」と小さなころから
聞かされていたので、影響はあると思います。
代々女系だとそれが自然でいい感じですね。

結婚なんてプライベートなことなのだから、名前
なんか全員別姓でもいいじゃない、と若いころは
思っていました。
でも結婚して苗字が変わることで幸せを実感する
人もいます。仕事の関係で変わらない方がいい人も。
すごく色々なんだと、事実婚をやってきてわかった
ので、私がいま望むのは、必要なら旧姓を通せる
場面をもっと多くしてほしいということかな。

今もできなくはないんですけど
(戸籍の記録を見せるとかして)、そのたびに窓口
などで闘わないといけないので疲れるんですよね。
本当に。



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  女性以上に男性の方が抵抗があるのでは

くぬぎ坊や
2006/11/15(水) 20:31

私も結婚したとき話し合いでどちらの姓を名乗るか決めたか
ったのですが「婿養子じゃあるまいし」という夫自身と夫の
母親の意見に押されて夫の姓を名乗りました。正直フェアじ
ゃないという気持ちでした。
「姓が変わりたくない気持ちは男も女も同じなのに」と思い
ました。新しい苗字になれるのに随分かかりました。
でも「彼の姓を名乗れて嬉しい」という女性が多いのも確か
です。
まだまだ夫の姓を名乗る人の方が多いでしょうね。
おはつさんの彼氏さんは進歩的な人ですね。

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  個々の意思を尊重できる社会に

たんきい
2006/11/15(水) 12:02

S・Jさん、初めまして。
私も事実婚で今は夫の稼ぎで食べさせてもらっている専業主
婦の身ですが、年38万円の「扶養控除」には負けたくない
と思っています。(オットは、控除が少し惜しいような気も
あるようですが、でも私の意地のほうを尊重してくれていま
す)
と、今はオットの理解もあるし意地を通せていますが、高額
の通院費や治療費の控除となったら考えは変わるかもしれま
せん。
私がそう思う前に「姓が同じじゃなきゃ家族と認めない」な
んてアホな制度がなくなることを祈っていますが・・・。

夫婦別姓法案、確かに10年くらい前は盛んでしたが、今は
すっかり下火ですよね。
でもそれはもしかしたら、別姓を声高に言わなくてもなんと
なく認められる場面が増えた証だと思ったりもします。
それは先人の皆さんの涙と汗の努力のおかげだろうと、声高
に叫ぶ必要性を感じたことのない私は感謝しています。

夫婦別姓反対の女性代表のような存在だった高市早苗さん
も、自分が結婚したらシラっと旧姓のまま通していますし
ね。
ちょっとムカつきもしますけど、でもまぁ敵方?から一人寝
返ったと思えばよしかな。
(彼女が安倍内閣の大臣になったときには、日本はどうなる
のかと一瞬めまいを覚えましたが。笑)

以前の、事実婚のスレッドにも書きましたが、
日本という社会は、少数派に冷たいですよね。
多数派が正義の意識が強いというか、
多数派が「普通」で少数派が「変わり者」扱いで。

いろんな意見を自由に言えて、個々の考え方の違いを尊重で
きるような社会になったらいいなと切に思います。
事実婚の話だけじゃなく。

そういうのが結局、皆にとって生きやすい社会なんじゃない
かな。

一人ひとり、戦う場面は違うと思いますが、よりよい社会に
向かって進んでいきたいですね。
そして、ここまでの日本を作ってくれた先人(特に女性の社
会進出のパイオニア)への感謝も忘れないようにしたいで
す。

と、
S・Jさんのつぶやきに対して私もつぶやきのようなレスに
なってしまいました。

これをきっかけに以前の事実婚のスレッドを読み直して面白
かったです。
考える機会をありがとうございました。

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  高市早苗さんのこと

S・J
2006/11/16(木) 02:51

たんきいさん、以前のスレをお読みしていて、
事実婚で自分と似た考えの方がいる、とうれしく
思っていたかたのおひとりです。

本当に少数派にやさしい社会になっていきたいもの
ですね(なってほしいと人ごとのように言いたくない)。
高市早苗議員については、結婚してどうされたか
よく知っていなかったので、お返事いただいたことを
キッカケに彼女の動向を知りました。

「別姓は法改正をするまでもなく、旧姓の通称使用
で対応できる」という持論を、身を持って体験する
ために通称・旧姓を通されているそうですが、
「本当は夫の姓になりたい」と望んでいる彼女が、
どれくらい不便を感じられるのかはすごく疑問ですね。
(票獲得のために名前を変えないとか云々は置く
としても…)。

ところで、たんきいさんが生活上の不便を感じて
おられないのは、先人によるところも大きいでしょうが
やはり事実婚を通していらっしゃるからではない
でしょうか。
経験上、夫婦が一緒の名前でないと困る局面は、実は
あまりないように思っています(そうですよね?)。
私が本当に困ったのは、生命保険の受取人になってもらい
づらかったこと、夫婦で作れる銀行口座(ひとつの口座
にカード2枚)に入れなかったことのふたつです。
後者は今ではどこの銀行も行なってないですね。

なので一概には言えないのですが、
信念があって事実婚を通していらっしゃる方は、
というか、愛している人の名前であっても変わるという
ことに抵抗がある方は、意地を通せるものなら通すこと
をおすすめしたい心情ですね。
何度も書いていますが、最低限の改姓は芋づる式に
他の手続きを呼んでしまうからです。

くぬぎ坊やさん、斉藤美奈子さんが「冠婚葬祭のひみつ」
という本の中で、民法を改正するならいっそ
「結婚する男性はすべて女性の姓に変わる」くらいに
したらどうか、という提案をされていて、「それを読んで
えっ!と思ったあなたはなぜそう思うのか考えてみてほし
い」と書かれていましたね。
そこまでではなくてもパスポートのように、カッコ書きで
の旧姓併記を認めてくれれば女性の側の自由度が増すのに
と思います。
(お書きになったのが、おはつさんへのコメントでしたら
すみません)

それにしても専業主婦で事実婚で、という方が思っていた
よりいらっしゃるのですね。なんだかホッとします。
私ももう少し別の方向からこのことを考えてみようと
いう気になれました。

スタッフへ連絡

  事実婚の不便

たんきい
2006/11/16(木) 13:00

つぶやきのようなレスにきちんとしたお返事をいただいて恐
縮です。

私が不便を感じないのは「事実婚を通しているから」という
ご意見には、なるほどと思う半面、いやいやそれはちょっと
違いますと思うところもあり、少し書かせていただきます
ね。

S・Jさんが今感じている不便や違和感というのは、法律婚
をしてしまうと改姓届けの煩雑さ、旧姓がことごとく「抹
消」されてしまうことにあるとお見受けしました。
確かに、事実婚は役所的な手続きは要りませんから、そうい
う面倒はありませんが、でもそれは「事実婚を通しているか
ら」感じなくて済むということではなく、それは単に「結婚
していない」あるいは「結婚しても姓は変えない」という場
合となんら変わりないことですよね。
日本の役所システムでは「姓(名も)」がとーーーっても大
事で、それを変えるといろいろ面倒があるというだけの話じ
ゃないでしょうか。
現に、S・Jさんの旦那さんは今回事実婚から法律婚に変わ
ったことで不便は感じていらっしゃらないのではないでしょ
うか?
だからそれは事実婚かどうかが問題の事柄ではないと思うの
です。
(もし旦那さんのほうでも何か不便を感じているご様子なら
今後の参考のために是非お聞かせください!)

私が感じるというか世間一般的に不便・不都合と思われてい
ると考えるのは、S・Jさんもお書きですが、生命保険の受
取人とか銀行の窓口での本人確認とかではないでしょうか。
あとは、二人揃って名乗ったときに「あら、ご夫婦かと思っ
てました」という反応をされたりとか。

そういえばこの春、パックツアーで旅行をしたときに旅行会
社から「ご夫婦ですから苗字は旦那様の苗字でいいですよ
ね」と一方的に荷札やらなんやらをオットの苗字にされたこ
とがありました。
パスポートの名前と違うのにいいのか?と思いましたが、ま
ぁ旅行期間中だけだし、そうしたほうが旅行会社の事務処理
などがラクならそれでもいいかと思っていましたが、
旅行後もオットの姓の、実在しない名でダイレクトメールが
届くのはちょっと気分が悪いです。
そういえば私の友人にも、勝手にオットの姓に変えて年賀状
などをくれる人がいます。姓を変えるなんて言ってないの
に! 結婚した=姓も変わるという固定観念を押し付けられ
るようで、これまたちょっとモヤモヤします。

つまり、私が感じる不便とは、実質的な手続きうんぬんでは
なく、「姓が同じじゃないと夫婦とみなされない」という
「世間の目」のほうにあると思っています。
改姓の事務手続きは確かに面倒ですが、何年も続くものじゃ
ないですよね。
でも「世間の目」は、一人に説明してもまた新たに知り合っ
た人には同じことを初めから説明しなきゃいけない、それも
相手によってより話が通りやすいようにアレンジを加えたり
しながら・・・、ということが事実婚を通している間は無限
に続きますよね。
(私が有名人なら、テレビや雑誌で何度か言えば済むことな
のになぁとちょっとそんなふうに思うこともあります)

でも、この「世間の目」も20年前に比べたらずいぶんと柔
らかくなっているのではないかと想像します。20年前だっ
たら「事実婚」という単語も今ほど知られていなかったでし
ょうから。同棲と何が違うの? 内縁関係でしょ? という
言葉はさすがに今は聞きませんからね。

その意味では、10年以上も事実婚を通してこられたS・J
さんはそういう「不便」と戦ってこられたんだなぁと尊敬の
念を覚えます。
(またここでふと疑問なのですが、逆に旦那さんのほうには
この事実婚の10数年はどういうものだったのでしょう?)


私はまだたった2年と少しですが、これまで事実婚で頑張っ
てきた?のを法律婚に変えるのは、バカバカしくなんで今さ
らという気がしてしまうので、S・Jさんの面倒くささに対
するお気持ちはさぞやとお気持ちお察しします。

そう考えると、高市早苗的な、「法律上は夫の姓で、仕事は
旧姓」というのは、戦うことを放棄してラクちんな道を選ん
でるだけに思えてしまって、それがムカつくのです。
面従腹背的といいますか。(その反対ですね、表面はつっぱ
ってるようだけど中では法律に従順なわけですから)
夫の姓を名乗りたいなら通称で夫の姓を名乗ったらいいの
に!と思いますよ。
政治家なんて名前はなんだっていいわけですからね。(扇千
景だってグレートサスケだって仮名です)


そういえば話は変わりますが、私の以前の職場の上司で不思
議な夫婦がいました。
奥さんはなにか資格を持ってバリバリのキャリアウーマン
(旦那より稼いでいる)のですが、その免許の更新時には1
回、離婚するんですって。
そうしていったん戸籍上「旧姓」に戻して、旧姓で免許の更
新をすると、また籍を入れる・・・ということを2年だった
か3年だったかに1回繰り返しているそうです。
お互い別の名でバリバリ稼いでいて、なんで法律婚にこだわ
るのかな~と、今思えば不思議です。やっぱり税金対策だっ
たんですかね? 
この話を聞いた当時は結婚ということ自体をあまり考えてい
なかったので、へぇーくらいにしか聞いていなかったことが
悔やまれます。もっと突っ込んで聞いておけばよかった!


最後に。
S・Jさんは専業主婦でも事実婚の方がいると知ってホっと
したと書いていらっしゃるのでその安堵感を裏切るようで?
心苦しいですが、
私は、いずれはオットと同等か、それ以上に稼げる職につき
たいと考えていて、ただいま資格試験の勉強中です。

それはお金のあるほうが発言権があるとかそういうパワーバ
ランス的なことではなく、
やはり、法律を逸脱?して生きるためには、それなりの力が
あったほうがラクだろうと、事実婚を実戦していく中で痛感
したのがきっかけです。

今の私は病気になったら自分の治療費さえもままなりません
し、
オットに出て行けといわれたら、財産分与を主張すべき立場
さえ危ういものですからね。
専業主婦ってだけでも離婚が難しいのに、無職で内縁じゃあ
ホント、世間的には行くとこナシって感じです。
(こう書いてみて、今の生活は、オットの愛と理解だけで成
り立っているんだなぁ~と感謝。)

少しでも世間のしがらみから離れて生きるためには、いろん
な筋力(精神力、経済力、人を説得する知力などなど)が必
要だと事実婚を実戦してみて思いました。


と、とりとめもなく長くなってしまいました・・・。

久しぶりに、私にとって事実婚とはなんだ?ということを考
える機会をS・Jさんにいただいたように思います。
読み返すと支離滅裂でお恥ずかしい限りですが・・・。


S・Jさんの後姿を見ながら、私も意地を通せるところまで
頑張ってみます!

長々と失礼しました。最後まで読んでくださりありがとうご
ざいました。


スタッフへ連絡

  えーっとですね…

S・J
2006/11/18(土) 16:05

たんきいさんが高市さんについて書かれた、「法律上は夫の
姓で、仕事は旧姓というのは、戦うことを放棄してラクちん
な道を選んでるだけ」というのは、まさに今の私ですね。
そんなつもりでお書きになってないと思いますが、事実は一
緒なんですね、これが(あ、気に障ったわけではないんです
よ)。それは別として、お話が私のツボにはまったのでもう
少し書かせてください。

旅行会社の取り扱いには気を悪くされたでしょうね。郵便物
の件もわかりますし、私の場合、事実婚の事情を話して「わ
かった」と言ってくれた親しい友人ですら、何年かに一度、
「で、まだ籍入れてないんだっけ?」と聞いてくる始末で。
そういう件についてはよくわかります。
でも、どうもですねえ、男性の姓に変えることが良くも悪く
も習慣(認めたくないけど、もう文化みたいなもの)になっ
ちゃっている以上、事実婚やってます! というのをナチュ
ラルにわかってもらおうとすることは、海に塩をまくような
ことというか、結局徒労に終わるようです(しかもたいてい
の場合、相手に悪気はないのですね…)。

やり方の問題とも言えます。これは私自身も「しなかった」
ことの反省として書くのですが、名前を変えないことを周り
にきちんと「通達」したのか、ということです。
「ふたりは一緒に生活をしていきますが、これこれの理由で
名前は変えないままです。よろしくお願いします」と、お披
露目の席で発表する、もしくは移転のお知らせや年賀状で
「明記」する。その機会に居合わせなかった人にはそれ用の
文書をつくっておいて、その都度あげる。
もしも似たことをなさっていないなら、「わかってもらえな
い」ことが多いのもアピールが足りないのだということなん
です、きっと。

時間が経つにつれ、それを悟ってからは、私は「世間の目」
に期待することはあきらめました。事実婚の不便の話のと
き、あえてその点にふれなかったのはそういうわけです。今
でも気分は良くないですけど、いろんなことに目をつぶって
そぎ落としていった結果、残ったアイデンティティという
か、よすがとなったのが私の場合、書類上の名前でした(免
許更新のたびにペーパー離婚される方もその点を大事にされ
ているのじゃないでしょうか。子どもの認知の関係でそうす
る方もいますよね)。

逆の立場になってみるとまた話が違う、ということもありま
す。うちのマンションに別姓表記の表札が一時増えたことが
あって、想像してみたんですよ。
たとえば同じフロアの7世帯がたまたま全員事実婚、別姓派
だとして、「回覧板にもハンコを2つ押します。それぞれを
別の名で呼んでください。子どもたちは複数いますが、平等
に交互の姓にしていますので家族として認識してください」
と言われたら。正直そりゃ困るかも、と思った自分がいまし
た。その部屋の代表者の名前を決めてよ、みたいな気分にな
るなあ、と。少数派も認めて、ということが人に面倒を強要
することではなんだか…と思うようにもなっています。

専業主婦で別姓の方がいて、私が安心するのは、「経済力を
持っていない人には発言権はない」わけではないんだと再認
識したからです。ご指摘のように、「改姓の手続きはいつか
は終わる」のですが、そうすると旧姓は抹消されてしまう。
自分の心ひとつで明るく旧姓を通そうとしても、証明できる
ものがなければ認められないし。
だからやっぱり自立してないにこしたことはない。たんきい
さんが目標に邁進なさっているのは応援したい気持ちです
よ。

スタッフへ連絡

  読んでくださってありがとう

S・J
2006/11/22(水) 01:13

…ございます。
また、コメントくださったみなさんに
あらためてお礼申し上げます。
(たんきいさん、最新のレスも拝見できました。
ご丁寧にしてくださって感謝いたします)。

どうも割り切ったといいつつ色々割り切れてない
ことが書いてみてハッキリしました。
まずは健康を取りもどしてから、今後どうしていくか
ゆっくり考えます。

自分のまわりにこのような考えの人が見あたらないので、
大変貴重な機会になりました。




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