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友人の夫が同じでした。
結婚してからほぼ２年おきに転職を繰り返していました。一
度自分で会社を作ったこともありました。
友人の夫の場合、辞めてもすぐに友達の紹介で転職でき、転
職の苦労はあまりしたことはないようです。

友人も若い頃は「仕方ない」という感じでいましたが、キャ
リアアップの転職ではないので、同年代の男性にくらべ収入
が少なく、将来の年金の額もあまり多く貰えないことになり
そうです。

私の兄も今までに二回転職経験がありますが、理系の技術者
なので、その都度さらにいい条件で転職できました。このよ
うなケースなら転職のメリットがありますが「職場がいや」
で転職するのはどうでしょうか？ただ、友人の夫を見ていて
も「性格は変えられない」というか、たとえ妻でも止めさせ
るのは出来なかったようです。

現在の職には１０年位続いていますが、お金のことで（子ど
もの学費など）仲は最悪の状況です。

家族に不安を与えない生活をさせるために働く、というのも
夫の務めだと思います。独身男性のように「自分のため」に
だけ働くのでは子どもっぽいです。

久々の投稿になるが、俺も数回転職をしている立場として話
をさせてもらうよ。まず転職の際に必要と思うことは以下の
ことだな。

①仕事内容に一貫性があるのかどうか。
②3年後・5年後・10年後の自分のビジョンがあり、それに向
　けた転職となっているかどうか。
③退職理由がキャリアに関係するものかどうか。

必ず必要なのはこれくらいだろう。①だがどんなにキャリア
のためだ何だと話してはいても、仕事内容に一貫性がなけれ
ば全く意味がない。バラバラな仕事をしていたとすれば、そ
れではキャリアは積めない。

次に②だがキャリアの為の転職をする人間は間違いなく明確
な将来のビジョンを持っている。「社長になりたい」とかそ
ういった抽象的なものではなく、もっと具体的な目標を持っ
ている。技術職であれば尚更だ。その目標に向かって進むと
きに、現在の会社ではできないことも出てくるだろう。そう
いう目的の転職であればいい。

最後の③だがこれは言うまでもなく、その理由が君がいうよ
うに「喧嘩した」とか「居心地が良くない」とか「環境がよ
くない」というような逃げの理由ではなく、②のような理由
なのかどうかということだ。また本当にキャリア転職であれ
ば給与は増加する。但し業界自体の相場に多少の差があるか
ら一概に大幅アップとは言わないが、最低でも現状＋αという
とこだな。

ただ転職する人間はものすごく勉強もしているし、時間を惜
しんで仕事をしてりる。家庭を持つ身としてそれがベストか
どうかは何とも言えないが、少なくとも忙しい。それなりの
時間に帰って自分を高める努力なしでキャリアアップは望め
ない。一番誤解しやすいのは、転職することがキャリアアッ
プだと勘違いすること。

確かに転職すれば同じ職種の中でも多少業務内容に違いが出
てくる。それを学ぶことで自分が成長したと考えてしまうん
だ。だがそれは実は会社から与えられた仕事であって、自分
の実力で掴んだものではない。同じ会社に数年いることのメ
リットは、その中で上に上がっていけないようであれば、ど
こへ転職しようが、多少の違いはあれども、大きく成長した
り認められたりということはないだろう。そういった見極め
をすることができることだな。

また君の旦那は30ということだから、今が一番の転機だろ
う。今までは下で良かった。上の人の言うことを聞いていれ
ばよかったし、数人の部下がいたとしても、そこまでの責任
は取らされない。だが今後は違う。当然マネジメントをしな
ければならなくなる。そうなれば、仕事はできて当たり前が
前提。その上で会社や部の全体のことを考えつつも、部下の
管理・教育をしなければならない。そういった過酷な状況に
なってくる。

君の話を聞いていると、失礼な言い方かもしれんが、君の旦
那はまだまだ精神的に幼い部分が多い。「自分」が大切なの
は最もだが、今後はもっと周りとのコミュニケーション能力
や管理のスキルが必要だ。転職をするなとは言えないが、少
なくとも最大の味方である自分の嫁さんを説得することがで
きない理由なのだとしたら、やめたほうがいいな。

段なの転職が、逃げではなく前向きであることを祈る。




　　　　　愛斗