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こんにちは。アイスワインといいます。
以前、メーカーのマーケティングをしていて、フードコーディ
ネーターの講師は今もしています。
食品といっても、非常に幅が広いのですが、ご参考まで。

＜スキルについて＞
調理について、得意分野をお持ちでしたら、メニュー関連は
強い所かと思います。
・一つの材料での季節（できれば月ごと）のメニューを
　１０ケづつ、すぐあげられて作り方をまとめられる。
　同じ位の材料費と時間で、材料に季節感を入れて。
こんなことは、すぐにできる、という位でしたら、是非
一つのフォーマットに整理して、いつでもプリントアウト
できるようになっていると、ご自分の強みになります。

・リアルタイムの出来事にすぐ提案できる
　今、冷夏が話題になりつつありますよね。エアコンが売れない
などの家電の話題は、新聞ネタになりやすいのですが、食品にも
夏が一年で書き入れ時の商品があります。
こんな時期に、悲鳴をあげているでしょう。
現実にそういう課題が投げかけられたとして、対処企画と
それに必要なラフなコストを提案できるようにする。
（これは、シミュレーションですが、世の中の動きに常に敏感
でなくてはいけませんから）
　
・これだけは、という、お得意の材料、国、を調べつくす
何でもいいのですが、これだけは、人に負けないという知識を身に
つける。メジャーでなくても、流行って無くてもいいです。
この分野では、詳しいぞ、というものを持っていらっしゃると
必ず役に立ちます。
　例えば、アイスワインは飲食店をやっているのですが、時に、
マイナーな国のワインを売り込みに来る方々がいらっしゃいます。
その国の文化やお料理も良く知っていらっしゃると、とてもありが
たいです。ワインだけいくら知っていても、売り込み努力は足りま
せんね。

長々失礼しました。
採用に関しては、一般の日本の企業は、中途をそれほどしていない
かとも思います。また、けっこう思い通りの仕事につかせてもらえ
なかったりもするでしょう。
　輸入商社の方が、その商品を広めていくのに日本にあったレシピ
ーや使い方などを、実は調理はあまり得意じゃない方が担当して苦
労されている例は聞いたことがあります。本国のレシピーじゃ、日
本では通用しない、とか。
　調理する方は、横文字の調理メニューなどはけっこう読みこなせ
たりするものですよね。海外でメニューを見るのも苦にならない、
というのであれば、いいかもしれません

正直言って、商品企画・開発という仕事について私が理解している
わけじゃないので、求められている仕事内容と違っていたら、すみ
ません。
ちょうど私の会社で商品開発ができる人を求めてて、どういう人が
いいのか、という一つの参考にしていただければと思います。

・デパ地下の惣菜コーナーで話題のメニューを研究したり、流行の
お店のメニューを調べて、新しいメニューを作れる。
・既存の商品で違ったメニュー提案ができる。
・お客さんの求める味・食感・予算の範囲で商品を作れる　等
　　　
私の会社は輸入商社なので、海外の工場で海外で手に入る原料で商
品を作ります。
なので、日本では作れても、海外で手に入る原材料では食感や味が
変わったり、海外で手に入らずに作れない場合があります。
またテーブルテストでは問題なくても、工場のラインに乗せられる
か、という問題も出てきます。
工場だけでなく、お客さんの調理･販売方法によっても、作りかた
を変えなければなりません。
もちろん、お客さんに対する提案方法も変わります。

そういう意味では、調理方法・メニュー提案だけでなく、海外の状
況、日本の業界についても知っている必要があると思います。

ぱっと思いつくままでに書きましたが、これで参考になるでしょう
か。