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私の父親のことなのですが、ずっと昔からうまくいっていませ
ん。はっきりいって、受け入れられないのです。

小さい時は母とケンカばかりで、手をあげるのはあたりまえで
熱いお茶をかけたり、テーブルをひっくり返したりで楽しい食
卓なんて一度もありませんでした。

私を自分の言うことを聞く人形のように育てたかったようで
父のいうことに「はい」と言わなければ生意気だと怒鳴られま
した。中学、高校になってもこれは続きました。
働いていることが世の中で一番えらいかのように、
「誰のおかげで暮らせてると思うんだ」「出て行け」なんて
日常茶飯事で、私の友達が家に遊びに来ているのに自分が洗車
をしていれば「手伝え」と呼び出されます。
そのくせお風呂に一緒に入ろうと小学校6年以降も命令してき
ます。これはかなり気持ちが悪かったです。
嫌だといえば人前であろうが平手打ちです。
私は父に従う子ではなかったのでよけい気に入らなかったらし
く、自分の意見を言うだけで大声で「誰に向かって口をきいて
るんだ」・・でした。

短大に行きたいといったときも理由もなく「だめ」。
母が説得してくれて受験して、合格通知が来た日の言葉は
「受かったのがいいのかどうかわからんな。めでたくもない。
車なんて買ってやらんからな」でした。
（誰も買ってなんて頼んでいないのに・・です）
私はずっと父を憎んできました。
父は両親が離婚していて母親と2人きりだったのですが、いつ
も自分が苦労した話ばかりして、私が楽しくしているのがぜい
たくかのように文句をつけてきました。

気に入らなければ自分の感情を制御できず包丁を取り出して
「殺してやる。」と叫ぶ父の顔を何度見たでしょう。
母も何度も別れようと思ったのですが「おまえの実家に火をつ
けてやる」と父に言われ、離婚できませんでした。

10年前に結婚したときも準備はできるだけしたくない、という
態度でした。主人の家からは平均の数倍の結納金をもらってい
たのにもかからわず。

家を出て今は主人の仕事の関係でアメリカに住んでいて日本に
は年に2回しか帰らなくなり、私の生活は平和です。
でも、ときどきかかってくる父の電話や帰った時に父と顔を合
わすのが嫌でたまりません。
どうしても優しい言葉もかけられません。
目も合わしたくないときがあります。

父自身も優しくなったとか、変わったとかではなく、
相変わらずです。
夫には失礼な口をきくし、社会性に欠けてるし、一度思わず
昔の恨みを口にした私に再び包丁を向けました。
３歳になる私の子供の前でです。
そのとき、やはり私はこの人を一生受け入れることはできない
と思いました。

今でも父に包丁を持って追いかけられる夢や
叩かれる夢、高校生や短大のときに起きた数々の日常の夢を見
てうなされて起きるときがあります。

父もそのうち病気になったり、弱り、この世を去る日がくるで
しょう。
私はそのとき今父に優しくしていないことを後悔するのだろう
かと思うことがあります。
でもどうしてもできません。
このままでいいのでしょうか。
こういう経験をした方、いらっしゃいますか？